前回までのあらすじ
新年に予定がなかった6人は新年のパーティに向け、6人だけで過ごすという協定を結びますが、チャンドラーはジャニスを誘い、フィービーは科学者のデイビットと恋に落ち、レイチェルはパウロが戻ってくるなどして、ロスだけが1人で新年のパーティに参加することになりました。
しかし新年の瞬間には結局6人とも相手がおらず、協定通りになってしまいました。
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Friends シーズン1第11話のあらすじ
モニカとフィービーが売店にいると、とんでもなくハンサムな男性に気付き2人は気のない素振りを見せますが、男性は2人がかぶっている帽子を見て「良い帽子だね」と言いながら去っていきます。
その後2人はどうにか声をかけますが、その声に立ち止まった男性が走ってきた車にぶつかってしまいます。
2人は病院に搬送され眠ったままの男性を病室で見守ります。
男性の名前もわからず、2人はどんな男性か妄想を膨らませて完璧な男性像を思い描きます。
その夜、6人はモニカの部屋でチャンドラーの母親であり、官能小説家のローラが出ているテレビを見ています。
レイチェルが母親の官能小説の大ファンだと言いますが、思春期に母親の官能小説でからかわれたと言い嫌がります。
テレビを見ていると母親から明日ニューヨークへ息子に会いに行くと言われ、チャンドラーは「普通の親なら電話で知らせる」とうんざりします。
モニカとフィービーは自分達に責任があると言い、眠ったままの男性のお世話をすると言います。
チャンドラーの母親であるローラと6人とパウロはディナーに出かけました。
レイチェルはローラに大ファンだと言うと、ローラが官能小説は誰でも書けると言います。
そして、レイチェルとパウロがイチャイチャし始めたのを見たロスがテキーラを飲み、酔いつぶれてしまいます。
ロスが酔いを醒ましにトイレに行くと、ローラがレイチェルに相応しいのはパウロではなくロスだと励まします。
ロスは頬にキスされ、そのまま雰囲気にのまれてしまいローラとロスが唇にキスしてしまいます。
それをトイレに来たジョーイに見られてしまいます。
次の朝、モニカとフィービーは眠っている男性の看病で抜け駆けし合っているのに気付き、お互いを出し抜こうとします。
ロスはジョーイを訪ねてチャンドラーにキスのことを話したか聞きます。
ジョーイは話していないが友達の母親とキスするのは掟破りだと言いなじると、ロスが自分はクズだと認めます。
ロスは母親がチャンドラーに話すかもしれないと、チャンドラーに本当のことを話します。
チャンドラーはジョーイが知っていたのに黙っていたことにも言及し、ロスとジョーイに怒りを露わにして部屋を出ます。
そしてジョーイもロスが掟を破ったせいだとロスに怒ります。
コーヒーショップではレイチェルが官能小説を書いて自分を天才だと言いますが、所々スペルを間違えているようです。
フィービーがライブを始めるとモニカはこっそりとコーヒーショップを出て病院に行こうとします。
それに気付いたフィービーが歌っている途中でモニカを追いかけ、突然ライブは終了しました。
ロスはチャンドラーに謝りますが、自分だけでなくローラにも原因はあると言って昔から母親のことで悩んでいたのならきちんと話をすべきだと続けます。
モニカとフィービーが病院に着くと、男性は目を覚ましたようで自己紹介します。
そして2人は自分が何をしてあげたか次々に言い合いますが、男性はお礼を言い「またどこかで」とだけ続けます。
モニカとフィービーはその態度に驚き結局他の男と同じだと言い、思い描いていた男性像が崩れ去ります。
落胆した2人は病室を後にします。
チャンドラーの部屋にはローラが別れの挨拶をしにやってきました。
去り際にチャンドラーがロスとのキスのことを言い、今までの不満も全て吐き出し初めて親と向き合います。
それを部屋の外から聞いていたロスとジョーイがようやく吐き出したと喜びます。
そして母親が部屋を出て、チャンドラーがロスに話しかけスッキリした言い仲直りします。
レイチェルは官能小説を1章まで書きあげたと5人に感想を求めて見せますが、レイチェルのタイプミスが目立ってしまってい小説家カレン・グリーンは誕生しませんでした。
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Friends シーズン1第11話を見た感想
モニカとフィービーが出会った男性に理想を妄想させただけで普通の男性だったという話でしたが、それでお互いに出し抜こうとしても友達っていうのが面白かったです。
これでどちらかが上手くいっていたらフレンズ終了だったかもと考えてしまいました。
男性にとっては声を掛けられて車にぶつかって昏睡状態になり、目が覚めると2人の女性が我先にとアピールし合っていて、お礼を言って帰そうとしたらキレられたという感じで、ちょっと可哀相な気もします。
私がその男性なら急に女性2人がアピール合戦し始めて、怖いので関わらない方が良いと思っちゃいます。
チャンドラーの母親は強烈で、人の親なら笑えるけど自分の親だったら確かにちょっと嫌になります。
表面上の関係から自分の不満を吐き出すことでより良い親子関係になれたことは、すごいことで実際は難しいことだと思います。
どんな不満でも親だからこそ遠慮して言えないのは日本人の方が多いかもしれません。
自分の気持ちをしっかりと伝えることは成長するチャンスにもなるので、見習いたいと思う話ではありました。
読み終わったら