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LOSTの登場人物を紹介!

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海外ドラマLOSTの登場人物を紹介する前に簡単にLOSTのあらすじを紹介します。

シドニーを離陸したオーシャニック815便は、太平洋上空で機体に故障を発生して墜落します。

乗員乗客の一部は島に辿り着き、そこで救助を待つことになりますが、その島では不思議な現象が次々と発生します。

脊髄を痛めて車椅子生活を送っていたロックは、島に到着すると足が健常に戻り自由に歩行できるようになったり、ジャックは死んだはずの父クリスチャンの姿を島で見かけます。

更に島にはアザーズという正体不明の人々が存在し、オーシャニック815便の生き残りの人々と対峙します。
 

また島の中にはハッチという地下施設が存在し、そこにはデズモンドという男性が108分毎にパソコンにある数字を打ちこむと言う作業を続けていました。

ある日デズモンドが108分以内にパソコンへ入力をしなかったことから、オーシャニック815便は墜落したことが分かります。
 

ジャック達は島を脱出することに成功しますが、島に残ったソーヤー達を助けるために島へ戻ります。

登場人物たちは過去やオーシャニック815便が墜落しない世界(FSW=フラッシュサイドウェイ)で、複雑に繋がり合っていました。

LOSTの登場人物紹介

ジャック・シャパード(マシュー・フォックス)

エリート外科医のアメリカ人。

父親クリスチャンが大病院の外科部長を務め、一見何不住ない生活を送っているように見えますが、自分にリーダーの資質が無いことに悩んでいました。

クリスチャンがシドニーで死亡したため、遺体を引き取りに行った帰りの便で事故に遭遇します。

飛行機が墜落した直後は遭難者達のリーダー的存在を務めていましたが、次第にリーダーとしての資質に疑問を持たれてしまいます。

妻リサとは離婚して、島で偶然出会ったクレアは異母兄弟であることが後に判明します。
 

ジョン・ロック(テリー・オクイン)

足が不自由なアメリカ人で、職業はサラリーマン。

生まれた直後に養子に出され、実の両親の存在を知らずに育ったロックは中年に差し掛かり実父クーパーと出会いますが、肝臓を患っていたクーパーに肝臓を騙し取られてしまいます。

更に詐欺を続けるクーパーを止めようとしたロックは、クーパーにビルから突き落とされて脊髄を痛めて車椅子生活になります。
 

島に到着後、島の不思議な力により足が元に戻ったロックは、遭難者達から信頼されてリーダー的な存在になりますが、ジャックとは意見の相違から袂を分かれます。

ジャック達が島を脱出した後、彼らを島に戻すためにアメリカに戻ったロックでしたが、ベンに殺害されてしまいます。

キャサリン・アン・オースティン “ケイト”(エヴァンジェリン・リリー)

義理の父(実父ということが後に判明)を殺害した罪で逮捕されたアメリカ人。

母を虐待する義理の父を殺害してオーストラリアに逃げたケイトですが、アメリカから来た保安官に逮捕され、アメリカに護送される際に飛行機事故にあいます。
 

島ではジャックとソーヤーに惹かれて2人の間を行き来しますが、最終的には両方ともに上手く行きません。

島を脱出した後は、アメリカで義父殺害の容疑で裁判にかけられますが、ジャックの証言のお陰で実質無罪を勝ち取ります。
 

クレアの子供アーロンを実の子供として育てますが、ベンの策略でアーロンとは実の親子でないことが暴露されそうになり、島に戻ることを決心します。

ジェームズ・フォード “ソーヤー”(ジョシュ・ホロウェイ)

女性をカモにする詐欺師のアメリカ人。

子供の頃、母親が詐欺にあって一家が崩壊した過去を持ち、母親を騙した詐欺師ソーヤーを名乗って母親を騙した男を探していました。

詐欺師ソーヤーがオーストラリアに居るという情報を得てシドニーに向かいますが、殺害したソーヤーは別人で、アメリカへ帰国する際に飛行機事故にあいます。
 

別人を殺害する際に背中を押したのが、偶然バーで出会ったジャックの父クリスチャンでした。

島では最初は一匹狼的な行動をしますが、次第にジャック達と打ち解けて行動を共にします。

ジャック達が島を出た後も島に残り、ジュリエットと夫婦としてダーマ・イニシアティブの一員として平穏に暮らしていました。

FSWの世界ではロス市警に刑事として働き、ケイトやサイードを逮捕します。

サイード・ジャラー(ナヴィーン・アンドリューズ)

イラク軍の元諜報部隊に所属していたイラク人。

イラク軍を除隊後、普通の生活をしていましたが、カイロ大学のルームメイトがオーストラリアでテロを行うことを止めるようにCIAから強要されます。

テロは止めることに成功しますが、ルームメイトは自殺してしまい、失意の中、オーシャニック815便に乗り込み、事故にあいます。

島ではアザーズとの闘いで存在感を見せ、島を脱出した後は恋人ナディアと結婚して幸せに暮らしていましたが、ナディアは何者かに殺害されてしまいます。

その後はベンの手下として、ベンに敵対するもの達を始末する暗殺者となりますが、島に戻った後は道厳に殺害されてしまいます(後に生き返る)。

FSWでは兄と結婚したナディアのために、兄を脅す金貸しを殺害してソーヤーに逮捕されてしまいます。

ヒューゴ・レイエス “ハーリー”(ホルヘ・ガルシア)

宝くじに大当たりして大金持ちになり、バイトをしていたファーストフード店を買収したアメリカ人。

精神病院に入院していた際、患者仲間が念仏のように唱えていた数字で宝くじを買ったところ、それが大当たりしますが、その後は呪われたように不幸が生じます。

この呪いの数字の理由を突き止めるためにオーストラリアへ行った帰りに、オーシャニック815便に乗り合わせて事故にあいます。
 

島では人柄がよく善人のハーリーには皆が一目を置きますが、精神病院で見ていた幻が見えて崖から飛び降りる寸前に助けられます。

シーズンの後半では死んだジェイコブやマイケルと交信が出来るため、ジャック達を正しい方向へ導く大切な役割を追います。

FSWでは宝くじの賞金を元手に実業家として成功して、いくつもの会社を経営しており、その1つでロックは働いていました。

島で出会ったリビーとも再会して、恋人関係に戻ります。

ベンジャミン・ライナス“ベン“(マイケル・エマーソン)

父親がダーマ・イニシアティブに就職したため、幼少期から島で過ごしていたアザーズのリーダー。

お産の時に母親が他界してしまったため、父親から虐げられて過ごしたことから、青年になると父親を自ら殺害して、ダーマ・イニシアティブの人々も虐殺した過去を持ちます。
 

ダーマ・イニシアティブが絶滅した後、アザーズのリーダーとして、ジェイコブのお告げに沿って島を守っていましたが、ジェイコブから軽く扱われていることに不満を持ちます。

島と現実の世界を行き来する術を知っていて、ジャック達が島を出た後、ベン自らが各地に現れて皆を島に戻そうとします。
 

ベンは目的のためには人殺しもためらわずに行いますが、実の子のように育てたアレックスを自分の行動のせいで殺害されたことは本気で後悔します。

FSWでは高校教師でロックの同僚という立場でしたが、ロックがデズモンドに殺害されそうになる時に救助します。

アレックスとは教師と生徒という関係で、自分の野望を諦めてアレックスのために動きます。

チャーリー・ペース(ドミニク・モナハン)

一発屋バンドでベースを担当していたイギリス人。

バンド仲間でドラッグを断ち切るためにオーストラリアへ渡った兄リアムを訪ねに行った際、オーシャニック815便に乗り合わせて事故に遭遇します。
 

島では自分勝手な行動をしたり、ドラッグに再度手を出そうとして、一時は遭難者達から嫌われます。

しかし将来が見えるデズモンドがチャーリーは死ぬことを予言したことから、自分の死を受け入れて遭難者達のために役に立とうとします。

結局デズモンドの予言通り溺死しますが、その際に仲間に重要なメッセージを伝えたことから皆が救われることになります。

FSWの世界でもバンドのベースを担当していましたが、ドラッグが止められず死にそうになりますが、ジャックに救助されて命を助けられます。

マイケル・ドーソン(ハロルド・ペリノ―JR)

芸術家を目指していたが挫折して建設業に転じたアメリカ人。

離婚した妻が急死して息子ウォルトを引き取りにオーストラリアへ向かった帰りに、オーシャニック815便に乗り合わせて事故にあいます。
 

アザーズと取引をしてジャック達を売った見返りで、島からいち早く帰還しますが、帰還後の生活は幸せなものではありませんでした。

ウォルトとも自由に会えず、全てが上手く行かないマイケルは自殺しようとしますが、島の力で死ぬことを許されませんでした。

ベンの策略で島に戻る船に作業員として乗り込んだマイケルは、ジャック達を助けようとして、その役目を達成すると船の爆発と共に死ぬことが出来ました。

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まとめ

アメリカで絶大な人気を博してシーズン6まで続いたLOSTですが、FSWやフラッシュバックという手法を取り入れており、非常に良く出来た構成のドラマです。

その一方で、かなり宗教色の強い内容が含まれており、キリスト教や聖書に知見のある人には更に奥が深い内容だと言われています。
 

偶然島で遭難した人々は、見ず知らずの人々のように見えましたが、実は様々な形で繋がっていることがドラマが進むと明らかになります。

また主要人物に共通したことが父親との関係で、父親を殺害したケイト、ロック、結果的に父親を追い込んでしまいそれが死に繋がったジャックなど、家族との関係が主題になったドラマでした。
 

しかしキリスト教の知識が無くとも、予想外の展開が続くストーリーは見応え十分で、人気ドラマであることは十分納得できる内容です。

海外ドラマ好きとしては絶対に押さえておきたいドラマがLOSTだと思います。
 

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