ネット上では酷評の嵐のマイケルですが、ドラマの中での行動や発言はまさに人間のクズと思わせる物のオンパレードです。
ドラマを見てマイケルを良い人と思う視聴者は多分皆無だと思いますが、なぜマイケルがクズと呼ばれるのかを少し検証したいと思います。
マイケルのクズぶりをお楽しみください。
マイケルがクズと呼ばれる理由
ネットを徘徊していると、LOSTのキャラクターで嫌いな登場人物で断トツの1位を獲得しているのがマイケルです。
ドラマを見ているとその評価は素直に納得出来るもので、随分と分かりやすいキャラクターを登場させたなと思います。
自分のことしか考えず、他人を不幸に巻き込み、自分の悪いところ指摘されると逆ギレして相手を攻撃する・・・。
そんな見事なクズぶりを随所に見せてくれるマイケルは、ある意味LOSTには欠かせないキャラクターです。
自分と息子ウォルトが島から脱出するために、アザーズと密約を結んでジャック達を売り渡すところは同情の余地がありますが、その計画がバレた時の逆ギレぶりは本当に人間のクズだと思いました。
更にリビーとアナルシアを殺害しても自己正当化するマイケルを見ていると、救いようのない人物だとつくづく思います。
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マイケルは本当にうざいと思いませんか？
LOSTで嫌われ者ランキングの常連なマイケルですが、その理由を調べてみると、やはりマイケルはうざいという意見が多いようです。
自己中心的で皆を不幸に巻き込むマイケルですが、その発言や行動がうざいと思われているようです。
全ては自分と息子ウォルトの利益のためと思わせるマイケルの行動と発言は、確かにうざいと感じさせられます。
俺たちが助かるために、お前たちはこうしなければいけないという発言が目につきますが、冷静に考えれば“なぜこんなことを言われなければいけないのか”と単純に思える内容のことを、マイケルはキレながら言っているシーンが多々あることに気が付きます。
マイケルがうざいと言われるのは致し方が無いと思われます。
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マイケルは本当に死ねたのか？
ジャック達を裏切って島を脱出したマイケルでしたが、現実の世界では全てが上手く行きません。
何度も自殺しようとするマイケルですが、死ぬことが出来ず、それは島がマイケルを死なせないからであることを知ります。
ベンの協力者としてウィドモアの船に乗り込んで島に戻ろうとするマイケルですが、船に乗り込んだサイード達から排除されようとします。
それでもウィドモアの計画を妨害する活動を続けて、最後は船が爆発して死ぬことが出来たようです。
良く分からないのが、なぜ島はマイケルに死んでよいという決断をしたかです。
船は爆発しますが、ウィドモアから命令を受けたキーミーたちは島に上陸してベンを追い詰めます。
本当にマイケルは役割を果たしたのか、少し疑問に思う内容でした。
マイケルが嫌いという声が多いようですが
マイケルのクズぶりを沢山書いて来ましたが、行き着くところは“マイケルは嫌い”という人が多いと言うことだと思います。
確かに自分の近くにこのような人間がいたらば、なるべく関わりたくないと思うのは自然だと思います。
ドラマの中では、マイケルは自分が嫌われていることに感づいていないようで、空気を読めない発言を連発します。
島に来る前も妻に捨てられて、息子ウォルトを取り上げられた過去がありますが、これも自業自得に思えてしまう内容です。
マイケルとウォルトに対する疑問
ジャック達を売って島を脱出したマイケルとウォルトですが、故郷に戻った2人の生活が良く分からない内容になっています。
密かに故郷に戻ったマイケルとウォルトですが、どうやら本名のまま生活しているようです。
しかしオーシャニック815便はウィドモアの策略で、墜落して遺体が海底で発見されたことになっており、世界的に大きなニュースとして報道されています。
乗客名簿に2人の名前が載っていることから、マイケルとウォルトが街で暮らしていればすぐに誰かが気付くと思うのですが。。。
特にウォルトは学校にも通っているので、大騒ぎになってしかるべきですが、そうなっていません。
“実は飛行機には乗っていませんでした”ということにするならば、マイケルはコソコソと生活する必要もなく、ウォルト共一緒に暮らしても問題ないように思えます。
当初のシナリオが何処かで変更になったのかと疑いたくなる内容です。
LOSTにおけるマイケルの役割
人間のクズぶりで大いに存在感を示したマイケルでしたが、その役割は何だったのでしょうか？
裏切り者という立場のマイケルは、ジャック達を裏切って島を脱出しますが、故郷に戻ったマイケルの生活は酷いものでした。
宗教的な側面で考えると、裏切り者には過酷な運命が待っているという教訓をみせたいように思えます。
そして懺悔のためにウィドモアの船に乗り込んだマイケルは、ベンの命令（島の命令）に沿って行動しますが、最後には島に許されて天に召されます。
懺悔をすれば神の慈悲を受けられると言う、キリスト教的な教えを伝える役割がマイケルだったのではないでしょうか？
まとめ
視聴者から徹底的に嫌われるマイケルですが、視聴者の印象には深く残るキャラクターではなかったかと思います。
人間のクズ的な行動を繰り返すマイケルですが、最後は懺悔して島のために働くことによって罪を放免されたように見えます。
様々なシーンで皆をイラつかせるマイケルの行動と発言は、結果的にドラマを盛り上げるものとなります。
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