LOST シーズン1第8話 前回までのあらすじ
チャーリーはドラッグの禁断症状に悩んでいて、ドラッグを取り上げたロックに返して欲しいと懇願しますが、ロックは3回頼まれたらば3度目に返すと返答します。
ジャックとチャーリーが洞窟の中に居ると、突然天井が崩落してジャックだけが洞窟内に取り残されてしまいます。
ロックに繭から孵化する蝶を見せられて、自分の力で難局を乗り切らなければ意味がないことを知ったチャーリーは、危険を顧みず洞窟の中へ入りジャックを助けようとします。
岩に挟まれて動けないジャックを助けたチャーリーでしたが、再度崩落が起こって2人は洞窟に閉じ込められてしまいます。
しかし洞窟の中で蝶を見付けたチャーリーは、蝶に導かれるように洞窟の外へ出る穴を見付けて2人は脱出することに成功し、ドラッグを自ら廃棄します。
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LOST シーズン1第8話のあらすじ
ブーンはソーヤーが隠し持っている私物を漁っていましたが、それをソーヤーに見つかってしまいます。
何者かに襲われたサイードの傷の手当てをジャックがしていると、妹シャノンに担がれたブーンが運ばれてきます。
事情を聞くジャックに対し、ぜんそくのシャノンの薬をソーヤーが隠し持っていると思ってソーヤーの荷物を漁っていたところ、ブーンに襲われたと説明します。
それを聞いたジャックはソーヤーを訪ねて薬を渡すように迫りますが、ソーヤーはそれを拒否します。
(ソーヤーのフラッシュバック)ベッドの中から起き上がったソーヤーは、大金が入った鞄を女に見られてしまいます。
大金について尋ねられたソーヤーは、油田の権利を買うために用意した金だが、16万ドル足りないと女に説明します。
それを聞いた女は16万ドルを自分が出すので、儲けの半分を欲しいと提案します。
(現在)ジャックと険悪な雰囲気になったことを見ていたケイトは、ソーヤーに薬をシャノンへ渡すことを依頼します。
ソーヤーはケイトがキスをしてくれたらば薬を渡すと言いますが、ケイトはそれを拒否します。
ケイトはソーヤーが何時も読んでいる手紙を見ている時は、人間らしい表情を見せており、ソーヤーにも未だ人間の心があると言います。
それを聞いたソーヤーは急に激怒して、“手紙を読んでみろ”とケイトに手紙を渡します。
手紙には“ソーヤー様、あなたが母親を騙して金を奪い、それを知った父親が母親を殺して自殺した。私はあなたを知らないが、必ずあなたを探して自分の罪を思い知らせてやる”と書かれていました。
(ソーヤーのフラッシュバック)ソーヤーはレストランで寝た女とその夫に対し、石油採掘の儲け話をしていました。
夫はソーヤーを疑いながらも金を出すことを了解して、ソーヤーは夫婦の自宅を訪れます。
金を受け取ったソーヤーは上機嫌でしたが、そこへ夫婦の子供が現れたのを見ると、この取引は無しだと言い、金を返して外へ出ます
サイードは自分を襲った人間がソーヤーではないかと疑いだし、更に呼吸が出来なくなりそうなシャノンを見て、ソーヤーを拷問にかけて薬を出させるとジャックに提案します。
余り乗り気ではないジャックでしたが、サイードはソーヤーを捕まえて拷問を加えると、ソーヤーは薬の在り処をケイトに教えると言います。
ソーヤーはケイトにキスをすれば薬を渡すと再度言い、ケイトはキスをしますが、ソーヤーは薬を持っていませんでした。
それを聞いたサイードは激怒してソーヤーを襲い、もみ合いになった時にソーヤーの腕を刺してしまいます。
ジャックが応急処置をしてソーヤーは一命を取り留めますが、“ソーヤー”と言う名前は自分の両親を騙した男の物で、自分はその男を追っているとケイトに真実を告げます。
その頃、薬草からぜんそくの薬を製造する知識を持っていたサンファのお陰で、シャノンは一命を取り留めます。
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LOST シーズン1第8話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ソーヤーの過去が明らかになるシーンです。
常に悪態をついて生存者から嫌われていたソーヤーでしたが、その過去には壮絶な悲劇を経験していたことが判明します。
始めは自分が詐欺師であると振舞っていたソーヤーですが、ケイトには少し心を開いて真実を告げます。
ソーヤーの心理状態が良くわかりませんが、両親を死に追いやった詐欺師ソーヤーを名乗るあたりが、ソーヤーの心の闇の深さを感じるエピソードでした。
ケイトに心を開き始めたソーヤーが、この後、生存者たちと協力して生活を送るのか、それとも更に孤立していくのかが気になります。
そしてケイトがソーヤーに少し魅力を感じているのが分かるシーンがありますが、ケイトの今後の行動からも目が離せません。
読み終わったら