LOST シーズン2第15話 前回までのあらすじ
ダニエルが森の中で怪しい男を捕え、ダニエルは尋問のプロであるサイードに男の素性を調べて欲しいと依頼します。
サイードの尋問に対し、ヘンリーと名乗るこの男は気球が故障して島に不時着したと語り、数週間前に妻を病気で亡くしたと説明します。
イラク軍時代に拷問の術を覚えたサイードは、ヘンリーの受け答えに嘘を感じて、ヘンリーを殴りながら真実を言わせようとします。
これに反対するジャックは、サイードが拷問を行っている保管室の鍵をロックに開けさせようとしますが、ロックはそれに応じません。
パソコンへの数字入力の時間が迫りハッチ内にはアラームが鳴り響くと、ロックはそれを優先させるために保管庫の鍵を開けて、ジャックはヘンリーを殴り続けるサイードを止めます。
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LOST シーズン2第15話のあらすじ
クレアの赤ちゃんアーロンが発疹を伴う高熱が出たことから、ジャックが駆けつけます。
アーロンが心配で取り乱すクレアでしたが、ジャックは赤ちゃんにはよくある症状なので心配は無用だと言い、ハッチに戻っていきます。
そこへダニエルが現れ、アーロンは感染したのだと言い、そのことを覚えていないのかとクレアに問い詰めます。
ダニエルの来訪に気が付いたケイトがダニエルを追い払いますが、クレアは記憶を失っていた時のフラッシュバックが蘇ります。
翌朝、記憶を失っていた時の事が心配になったクレアは、臨床心理士のリビーに記憶を呼び戻す方法を教えて欲しいと頼みます。
リビーはクレアを催眠状態に導きます。
(クレアのフラッシュバック)病室のベッドに寝かされているクレアは、病気の予防だと言われてお腹に注射を打たれます。
お腹にいる赤ちゃんのことを医師から質問を受けるクレアは、妊娠からの経過について答えますが、その医師はクレアを誘拐したイーサンでした。
(現在)目を覚ましたクレアはイーサンの登場にパニックになり、叫び始めます。
リビーとケイトが落ち着くようにクレアを宥めますが、クレアの興奮状態は止まりません。
クレアは自分の記憶を完全に取り戻すために、リビーとケイトにイーサンのアジトを探す協力を懇願します。
その頃、ハッチ内では監禁しているヘンリーをどうするかで、ジャックとロックは悩んでいました。
そこへミスター・エコーが現れ、木を切る道具を貸して欲しいと依頼します。
ハッチ内で異変を感じ取ったミスター・エコーは、監禁している人間に会わせて欲しいとジャックに迫ります。
一方、イーサンのアジトを探しに森に入ったクレアたちは途中でダニエルに会い、クレアは以前ダニエルと格闘した場所に連れて行って欲しいと依頼します。
ダニエルがその場所へ連れて行きますが、その場所には何もなく、それに腹を立てたクレアでしたが、その時フラッシュバックが再度クレアを襲います。
(クレアのフラッシュバック)イーサンから赤ちゃんを産んだらば、キャンプに戻ってよいと言われたクレアは、赤ちゃんと一緒にここで生活するのも悪くないと答えます。
それを聞いたイーサンはワクチンが2人分ないので、それは無理だと首を横に振ります。
(現在)目覚めたクレアは赤ちゃんの靴下を発見し、その場所がアジトの入口であることを思い出します。
アジトに入るとそこは無人の医療施設で、クレアは若い女性が自分に逃げるように導いてくれたことを思い出します。
施設から逃げたクレアはダニエルと偶然出くわして、ダニエルは気を失ったクレアをキャンプの近くまで運んでくれたことに気が付きます。
施設内で自分の娘アレックスを探していたダニエルでしたが、アレックスの姿はありませんでしたが、クレアを逃がしたのがアレックスであることを知って涙を流します。
その頃、ミスター・エコーはヘンリーに会い、自分がアザーズの2人を殺したことを懺悔します。
呆気にとられるヘンリーを後にして、すっきりした表情でミスター・エコーはハッチから出て行きます。
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LOST シーズン2第15話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、クレアが失っていた記憶を取り戻す場面です。
長い事、なぜ妊娠中のクレアが誘拐されたにも関わらず、無事にキャンプに戻って来たのかが謎でしたが、今回のエピソードで長年の疑問が明らかになりました。
クレアの誘拐の件はモヤモヤ感が残る内容だったので、非常にすっきりした思いです。
アザーズがワクチンに拘っていることが分かりますが、やはりこの島には何らかの疫病があるのかもしれません。
一方で、監禁されているヘンリーの言動にも注目したいと思います。
ジャックとロックの微妙な関係を読み取ったヘンリーは、ロックをじわじわと追い詰める作戦にでているようです。
ここぞという時に、ロックに対しなぜジャックの言いなりになっているのかと、煽りの言葉を投げかけて、2人の仲を裂こうとしているように思えます。
ジャックとロックの今後の関係に注目です。
読み終わったら