LOST シーズン3第11話 前回までのあらすじ
ウォルトの犬ヴィンセントが突然ハーリーの前に現れ、ヴィンセントに導かれるようにハーリーが森の中へ入ると、そこには横転して野晒しになった車を発見します。
アザーズから逃亡することに成功したケイトとソーヤーは、キャンプに帰還して皆から祝福されます。
ハーリーはジンスーとソーヤーの協力を借りて壊れた車を修理して、車は普通に走行できるようになり、ハーリーは達成感を感じます。
一方でアザーズに囚われたままのジャックを救出しようとケイトは森に入りますが、ロックとソーヤーが同行を申し出ます。
更に森の中から現れたダニエルに娘アレックスのことを説明し、ジャック救出の協力を依頼います。
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LOST シーズン3第11話のあらすじ
ロックたちはジャックを探すために、森の中を北へ進みます。
ミスター・エコーの墓標に書かれていた“北へ向かへ”に従っての行動でしたが、2日歩いても何も発見できませんでした。
ロックの行動に半信半疑のサイードは苛立ちを覚えていましたが、やがて一軒の小屋を発見します。
その小屋では家畜が飼われていて、大きなパラボラアンテナが屋根に設置されていました。
サイードは小屋の主に会いに行こうと言いますが、ダニエルは不確かなものには接近しないと言い、その場所から離れます。
(サイードのフラッシュバック)イラク軍を除隊した後、サイードはパリのレストランでシェフとして働いていました。
ある日、1人の客がサイードの料理が素晴らしいので挨拶がしたいと店のマネージャーに申し出たことから、サイードはその客のテーブルに向かいます。
中東系のその客サミに出身地を聞かれたサイードはシリアだと嘘を付きますが、サミは直ぐに嘘を見破り、自分と同じイラク人だろ、とサイードに問いかけます。
サミは自分もレストランを経営していて、サイードに自分のレストランへ来ないかとスカウトします。
翌日サミのレストランを訪れたサイードは、そのレストランの客が異様に感じたことから逃げ出そうとしますが、すぐに捕まってしまいます。
地下室へ監禁されたサイードに対し、サミは自分の妻を指差して、妻に見覚えが無いかと言い、爛れた腕を見せます。
サイードがイラク軍に居る時に妻を拷問したとサミは怒鳴り、妻に謝るように詰め寄りますが、サイードは拷問をしたのは自分ではないと主張します。
(現在)両手を上げてサイードは小屋に近づき、小屋の主に怪しいものではないと叫びますが、いきなり銃で腕を撃たれてしまいます。
それを見たロックとケイトが銃撃すると、小屋の主バクーニンを捕まえます。
バクーニンに素性を問い質すと、バクーニンはアザーズとは関係が無く、ダーマ・イニシアティブの最後に生き残りだと言います。
元ソ連の軍人であったバクーニンは、ダーマ・イニシアティブに勧誘されてこの島に来たが、他のメンバーは疫病に掛かり死んでしまい、この小屋に1人でいた自分だけが生き残ったと過去を説明します。
バクーニンを開放して傷の手当てをしてもらうサイードとは対照的に、ロックが小屋の2階を調べると、一台のパソコンを発見します。
そのパソコンにあるチェスゲームに夢中になるロックでしたが、バクーニンがアザーズと関係が無いと言うことは信じていませんでした。
1階ではバクーニンとサイードが会話をしていますが、バクーニンが本当のことを言っていないことをサイードは分かっていました。
バクーニンも嘘がバレていることを察して2人は格闘になりますが、最後はサイードがバクーニンを拘束します。
その頃、ケイトは小屋の地下室を調べていましたが、暗闇から1人の女が飛び出してきてケイトを床に叩きつけます。
しかしそこへサイードが現れてケイトを救います。
(サイードのフラッシュバック)監禁されたサイードの元にサミの妻が一人で現れ、拷問について謝罪を求めます。
最初サイードは惚けますが、拷問を受けた心の傷をサミの妻から聞かされ、最後は謝罪します。
サミの妻はサイードと同じような人間になりたくないので、サイードをこれ以上痛めつけることはしないと言い、軽蔑した表情をしてその場を後にします。
(現在)ケイトを助けている隙に、バクーニンは逃げ出してロックを人質に取ります。
バクーニンの仲間の女は自分のことは気にしなくても良いので、ロックたちをやっつけて欲しいと言います。
バクーニンは仲間の女を銃殺しますが、サイードたちに捕らえられてしまいます。
バクーニンにアザーズのアジトへ案内してもらおうと、皆が外へ出た瞬間、小屋が爆発します。
先程までパソコンのチェスゲームで遊んでいたロックが、知らずに起爆装置を押してしまっていたのでした。
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LOST シーズン3第11話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、謎の人物バクーニンの登場するシーンです。
片目を眼帯で覆っているバクーニンの見てくれは如何にも怪しいものでしたが、話をしてみると意外にも紳士的な側面も見せます。
被弾したロックの腕から銃弾を取り除く作業をしていたバクーニンの姿を見ると、一見味方のようにも思えましたが、やはりその正体はアザーズの仲間のようです。
なぜこの小屋があるのか、そして大きなパラポラアンテナは使えるのか等、バクーニンの登場で新たな謎が生じます。
一方で、バクーニンを捕らえたことから、ロックたちはジャックの居場所に近づいたので、今後ジャックを救出出来るか楽しみになってきました。
読み終わったら