LOST シーズン4第9話 前回までのあらすじ
船に偽名で乗り込んでいたマイケルを捕まえたサイードとデズモンドは、なぜマイケルが船に乗っているのかを問い質します。
密かに帰還したマイケルは定職にもつけず、息子ウォルトにも会えず、生きている意味を失い何度も自殺を図りますが、死ぬことが出来ません。
ある日、路地裏で拳銃自殺を図ろうとしたマイケルでしたが、ベンジャミン・ライナス“ベン“(マイケル・エマーソン)の部下トムに遭遇し、マイケルが自殺することは島が許していないことを聞かされます。
皆を裏切ったことを懺悔したいならば、ウィドモアが島の住民を殺害するために送る船に忍び込み、ウィドモアの計画を阻止するべきだと言われます。
マイケルが乗船した経緯を聞いたサイードは、マイケルを捕まえて船長室へ向かい、マイケルが裏切り者だと告げます。
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LOST シーズン4第9話のあらすじ
海辺に流れ着いた死体をバナードが発見すると皆が近づいて来ましたが、その死体の顔を見たダンとシャーロットは天を仰ぎます。
この死体の男は船に乗船していた船医だとダンは皆に告げます。
その頃、ロックたちは家でゲームをしながら寛いでいると、鳴るはずのない電話が鳴って皆に緊張が走ります。
ロックが電話を取ると、無機質な機械音で“コード14J”という言葉が聞こえてきます。
ロックは意味が分からないと言って電話を置きますが、それを聞いたベンジャミン・ライナス“ベン“(マイケル・エマーソン)は表情を強張らせて”奴らが来た“と言います。
何者かがセキュリティーシステムを破った際に自動的に電話が掛かってくる仕組みを知っているベンは、ウィドモアが雇った傭兵がこちらに向かっていることを皆に伝えて、至急家の中へ皆を避難させるように指示をします。
ソーヤーが表に居る人間を避難させようとしますが、何処からともなく銃弾が飛んできて次々に人が倒れます。
ソーヤーは外に居るはずのクレアと赤ちゃんを探しに、銃弾が飛び交う中を走ります。
(ベンのフラッシュフォワード)砂漠の真ん中で目覚めたベンは、腕を怪我していることに気が付きます。
馬に乗った2人組がベンに近づいてきてベンを取り調べようとしますが、一瞬の隙を付いてベンは2人を襲撃して馬を奪って砂漠を走り出します。
町に到着したベンはホテルにチェックインするためにフロントに出向くと、“チュニジアへようこそ”と係員から言われます。
ベンは今日の日付を係員に聞くと、2005年10月24日との返答を受けて、安堵した表情を浮かべます。
その時、ホテルのテレビでは、オーシャニック6の1人としてイラクに帰還したサイードが映し出されていました。
(現在)襲撃を受けたソーヤーは破壊された家の下からクレアを発見して、肩に担いでロックたちが避難している家へ向かいます。
しかし内側からバリケードを築いてためドアが開きません。
ソーヤーはドアを開けるように叫びますが、ドアの近くに居たベンはバリケードを崩そうとせず、ハーリーが窓のガラスを割ってソーヤーたちを家の中へ引きずり込みます。
(ベンのフラシュフォワード)妻ナディアの葬式のためにイラクに戻ったサイードの後をベンが付けます。
ベンの尾行に気が付いたサイードはベンを捕まえますが、ナディアを殺害したのはウィドモアだとベンは語ります。
サイードはウィドモアの部下を見付けて殺害しますが、その様子を見てベンはほくそ笑みます。
(現在)家に立て籠るロックたちの前にマイルズが現れ、トランシーバーを渡します。
傭兵部隊のリーダー・キーミーはベンが出てこないければ、捕まえたアレックスを殺すと言いますが、ベンは“アレックスは実の子供でない。殺したければ殺せばよい”と答えます。
それを聞いたキーミーはアレックスを殺害します。
これを見たベンは唖然として“奴らはルールを変えた”と呟いて、家の奥にある隠し部屋の中に入ります。
ソーヤーはベンが逃げたと考え叫びますが、ベンは直ぐに出てきて“1分後に森の中へ逃げろ”と言うと、黒い煙の怪物が現れて傭兵たちを殺し始めます。
その隙にロックたちは森に逃げて、ベンはアレックスの死体へ近づき、その場で涙します。
(ベンのフラッシュフォワード)ロンドンに現れたベンは、ウィドモアの高級マンションへ忍び込むことに成功します。
ベンの姿を見付けたウィドモアは、殺しに来たのかとベンに聞きます。
ベンはアレックスを殺されたと同じようにウィドモアの娘ペニーを殺害すると伝えますが、ペニーは見つからないとウィドモアは答えます。
“島も見付けることは出来ない”とウィドモアはベンに言いますが、ベンは必ず島を守ると断言します。
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LOST シーズン4第9話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ベンのフラッシュフォワードのシーンです。
島とチュニジアは繋がっているようで、ベンはチュニジアの地に時空移動していました。
エピソード4が開始した直後、サイードのフラッシュフォワードでベンとサイードが組んで暗殺を企てていましたが、なぜそのようになったのかがようやく今回のエピソードで分かりました。
ベンの腹黒い策略にサイードが嵌ったように見えますが、サイードはウィドモアをナディアの仇だと考えているようです。
サイードにとって一番大切なナディアの仇となってしまったウィドモアは、気付いていないと思いますが大変な窮地に追い込まれたように思えます。
サイードがどのような形でナディアの仇を撃つのか楽しみになりました。
読み終わったら