LOST シーズン5第11話 前回までのあらすじ
ダーマ・イニシアティブに捕まったサイードは牢屋に入れられますが、少年ベンジャミン・ライナス“ベン“(マイケル・エマーソン)が食べ物を差し入れに来ます。
ベンはリチャードに頼まれてここに来たのかとサイードに聞き、自分は4年前にリチャードに会ってから、チャンスを窺っているとサイードに告げます。
ダーマ・イニシアティブの幹部はサイードを処刑する方針を固めたため、ソーヤーはサイードを逃がそうとしますが、サイードはやらなければいけないことが分かったと言い、申し出を断ります。
ダーマ・イニシアティブの集落で火事が起こった隙を付いて、ベンはサイードと一緒に逃走しますが、森の中に入ったサイードはベンの胸に向けて銃を発砲して、ベンは血を流しながら倒れます。
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LOST シーズン5第11話のあらすじ
サイードに殴られて気を失っていたジンスーは起き上がると、ベンが胸から血を流して倒れているのを見付けます。
ジンスーは慌ててベンを抱きかかえると、車に乗せてダーマ・イニシアティブの集落へ戻ります。
ジンスーがベンを抱えて車から出てくると、その様子をベンの父親ロジャーが顔面蒼白で見守ります。
(ケイトのフラッシュフォワード)ケイトは以前知り合ったソーヤーの元恋人キャシディを訪ねます。
島でのソーヤーでの様子を伝えて、ソーヤーとキャシディの娘宛に大金を預かってきたと言い、ケイトは金をキャシディに渡そうとしますが、キャシディはその金がケイトのものだと言います。
更にケイトが連れているアーロンはソーヤーとの子供かと聞かれたケイトは、何も答えられないでいると、アーロンがケイトの子供でないこともキャシディは見抜きます。
(現在)ベンは診療所に運び込まれますが、医者が不在でジュリエットが治療を施しますが、自分の手に負えないと言います。
それを聞いたソーヤーはジャックの元へ走りますが、ジャックはベンの治療を拒否します。
ソーヤーが去った後、ケイトはベンを救わないジャックに憤慨しますが、ジャックは30年後にベンを助けたが、その時にもう2度とベンを助けないと決心したことを説明します。
怒りが収まらないケイトは診療所に出向くと、ロジャーがジュリエットの治療を見てクレームをつけていました。
ロジャーはサイードを入れていた牢屋の鍵を失くしてしまい、更にベンに対して良い父親でなかった点を後悔して、ジュリエットにあたっていたのです。
ケイトがロジャーを戒めて診療所から出て行ってもらうと、ジュリエットはあることに気が付きます。
ベンの治療は自分には出来ないが、アザーズの人々ならばベンを治すことが出来ると考えます。
そのことをケイトに話すと、2人はベンを抱きかかえてアザーズの所へと運ぼうとします。
(ケイトのフラッシュフォワード)キャシディを再度訪問したケイトに対し、アーロンをソーヤーの代わりにしていると、ケイトの心中をずばりと当てます。
そのことに気が付いたケイトは、クレアの母親を訪ねて事実を話してアーロンを預けると、自分は島に戻ってクレアを探すと言い、その場を後にします。
(現在)ベンを連れたケイトとジュリエットはアザーズの集落を目指しますが、途中でソーヤーに追いつかれます。
事情をソーヤーに話すと、ソーヤーは手伝うと言ってベンを連れてアザーズの集落を目指すと、アザーズの人間達に包囲されます。
ソーヤーはリチャードの所へ用があると言い、ベンを連れてリチャードの元へ行くと、リチャードはベンを救うことは出来るが、そうすればベンはアザーズの一員になるが良いかと問います。
ソーヤーはリチャードにベンを託すと言い、ベンを渡します。
(現在)ダーマ・イニシアティブの旧建物の中で寝ていたベンは目を覚ますと、そこにはロックが居ました。
ロックはベンに対し、“現実の世界にお帰り”とにこやかに語り掛けます。
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LOST シーズン5第11話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ベンがアザーズに加わった理由が判明する場面です。
以前のエピソードで成人したベンが、ダーマ・イニシアティブの清掃員として働く傍ら、リチャードと共にダーマ・イニシアティブの住人を皆殺しにした場面がありました。
しかも自分の父親ロジャーを自らの手で殺害しますが、なぜそのようなことをしたのかが、今回のエピソードで分かります。
それにしても子供の頃からベンは独自な行動をしていたようですが、過酷な幼少期が成人したベンの冷酷な行動に繋がっていたようです。
良心の呵責を見せずに残酷な行動を取るベンですが、それを見て来たジャックが少年時代のベンを助けようとしなかったことにも頷けます。
危ないところでソーヤーたちに助けられたベンですが、ソーヤーたちがその行動を後に後悔することになるのではないかと心配です。
読み終わったら