LOST シーズン6第18話 前回までのあらすじ
ジェイコブの後継者になったジャックは、島を守るためにはデズモンドを探す必要があるとソーヤーに伝えます。
デズモンドが居るはずの井戸へ向かったソーヤーは、そこで偽ロックと遭遇してデズモンドを使って島を沈める計画を聞きます。
その後、バナード夫婦に救助されたデズモンドは光る洞窟へ向かい、そこでジャック、偽ロックと出会います。
デズモンドが光る洞窟へ降りて光の源の岩を持ち上げると、大きな地震が発生して洞窟が崩れますが、偽ロックも生身の人間へと戻ってしまいます。
偽ロックは島を脱出するために海辺へと向かいますが、追ってきたジャックと格闘になります。
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LOST シーズン6第18話のあらすじ
偽ロックと格闘になったジャックは、ナイフで腹を刺されて絶体絶命のピンチに陥ります。
しかしその時、銃声が鳴り響き、偽ロックは崩れ落ちます。
銃を発砲したのはケイトで、倒れた偽ロックを崖から蹴落とします。
(FSW)ロックの脊髄手術を終えたジャックは、麻酔から目を覚ましたロックの病室へ向かいます。
ロックに足を動かすように促すと、ロックは足を動かすことが出来て、その瞬間、島での記憶が蘇ってきました。
病室の外ではサンファの警護に駆け付けたソーヤーでしたが、サンファはジンスーと退院手続きをしていました。
警護は必要ないと言われたソーヤーでしたが、そこにジュリエットが通り掛かり、落ちていたキャンディバーをソーヤーに渡そうとします。
2人の手が触れた時、島の記憶が蘇り、2人はキスをします。
(島)フランク達は飛行機へ向かい、飛行機で島を脱出する準備をしていることをジャック達に無線で伝えますが、ジャックは光る洞窟へ戻ると言います。
そしてケイトに飛行機で島を出るように言って2人は別れのキスをしますが、ハーリーとベンジャミン・ライナス“ベン“(マイケル・エマーソン)は島に残ると言います。
洞窟に到着したジャックはハーリーに島の後継者に任命して儀式を終えると、洞窟の中へ入っていきます。
洞窟の中へ入ったジャックはデズモンドが動かした石を元に戻すと、腹の傷が悪化してその場で記憶を無くしてしまいます。
洞窟から光が漏れて来たのを見たハーリーたちは慌ててジャックに結んでいたロープを引き揚げますが、洞窟から出て来たのはデズモンドでした。
(FSW)デヴィッドと約束したコンサートに到着したジャックは、偶然ケイトと遭遇します。
ケイトは島での記憶を取り戻し、愛おしそうにジャックの顔を撫でると、ジャックも島での記憶が断片的に戻ります。
君は誰だと聞くジャックに対して、ケイトは“ついてくれば分かる”と答えます。
(FSW)教会に到着したロックはベンチに座るベンの姿を見付けます。
自分はロックの才能に嫉妬していたとベンが言うと、ロックは許すと言って車椅子を降りて自分の足で教会の中へ入っていきます。
次にハーリーが教会に現れると、ベンと一緒に教会へ入ろうとしますが、ベンはその誘いに断ってベンチに残ります。
ハーリーは“最高のNo2だった”とベンに言葉を掛けて教会の中へ入ります。
ケイトに連れられて教会へ到着したジャックは、その教会が父クリスチャンの葬儀を行う場所であることに気が付きます。
ジャックへ裏口へ向かうように促したケイトは、ジャックには準備があると告げます。
裏口から教会の中へ入ったジャックは、クリスチャンの棺を開けると中は空っぽでした。
その時、島での記憶を完全に取り戻したジャックに、背後からクリスチャンが話しかけます。
クリスチャンが生きていることに驚いたジャックでしたが、自分も死んでることを悟ります。
ここは天国なのかをと聞くジャックに対して、大切な皆と再会する場所だとクリスチャンは説明します。
そして皆が待っているとジャックに伝えます。
(島)意識を取り戻したジャックは、小川の傍に横たわっている自分に気が付き、朦朧とする意識で森の中へ向かいます。
島に墜落した時に目を覚ました場所で行き倒れたジャックの元に、犬のビンセントが駆け寄ります。
(FSW)ジャックは教会の礼拝堂へ向かうとそこには皆が揃っていて、懐かしそうに再会を喜び合います。
クリスチャンが教会の扉を開けると、礼拝堂は光に包まれます。
(島)いよいよ最後の時を迎えたジャックは上空を見上げると、飛行機が飛んでいる様子を目の当たりにします。
それを見たジャックはは微笑みながら目を閉じます。
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LOST シーズン6第18話を見た感想
遂に最終回を迎えた今回のエピソードは、感動する場面の連続でした。
ストーリー的には結局死後の世界だったことが判明して、少し物足りなさを感じますが、登場人物が記憶を取り戻していく様子は非常に心に残るものでした。
自分達が大切にした人々が最後に教会に集まって終焉を迎えるのは、如何にも宗教的な側面もありますが、清々しい終わり方でもあるように思えます。
その一方で、120話も続いたこのドラマのストーリーが、死後の世界を描いたものでしたという結末はもう少し工夫があった方が良かったようにも思えます。
ドラマの途中、マンネリすることもなく、FSWのような手法を駆使して見応えのあったドラマでした。
読み終わったら