パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第10話 前回までのあらすじ
クインをFBIに引き渡すために、リースとカーターはFBIのセーフハウスがあるロングアイランドへ向けて地下鉄で移動を開始しますが、シモンズの命令を受けて、殺し屋達がリースの行く手を阻みます。
ファスコ刑事やショウがHRの追跡を食い止めようとしますが、リース達はセーフハウスを目前に地下にある死体安置所に逃げ込むしかありませんでした。
セーフハウス周辺はHR配下の人間が至る所に居たので、リースが1人で安置所の外へ出てHRを蹴散らしますが、銃弾が尽きてしまいます。
そこへフィンチが現れ、卵をパトカーに投げつけると、卵をリースに渡して、リースは公務執行妨害の現行犯で警察官に逮捕されます。
朝になり、HRの警戒がうすくなったとところを、カーターはクインをFBIに引き渡します。
事件は一件落着しますが、カーターの前に現れたシモンズがカーターとリースに銃弾を撃ち込みます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第10話のあらすじ
シモンズから銃撃を受けたカーターは亡くなり、葬儀が営まれたましたが、一命を取り留めたリースは重傷を負って葬儀には参列出来ませんでした。
カーターを亡くし悲しむフィンチの元に、治療が終わっていないリースが入院中の病院から脱走したとの報告がなされます。
FBIやニューヨーク市警もシモンズの後を追い、ニューヨークの街に捜査網がひかれます。
しかし病院から姿を消したリースだけではなく、ショウも単独行動を取ってシモンズの後を追います。
2人共、復讐の気持ちが強く、シモンズの居場所を知っていそうな人物を拷問にかけて居場所を知ろうとします。
その様子を見て、ルートは自分ならばリースを探し出して止められるとフィンチに申し出ますが、フィンチは態度を保留します。
その後、ファスコ刑事からある事件現場に呼び出されたフィンチは、その現場はリースがシモンズの仲間が運転するトラックを襲った現場であると事を知ります。
ファスコ刑事はリースとショウの気持ちは分かるが、やりすぎだと言って、運転手の証言からリースがヨークという犯罪者の元へ向かったようだとフィンチに告げます。
2人がヨークのアジトへ向かうと、既にそこはリースの襲撃を受けた後で、ショウもヨークを拷問にかけていました。
リースは既に去った後でしたが、フィンチはショウにもう少しやり方があるだろうと苦言を示し、リースは怪我を負って本来ならば動ける状態でないと続けます。
ヨークにシモンズの居場所を聞いたところ、クインしか知らないはずだと答えます。
ファスコ刑事にFBIへクインの居場所を聞いて欲しいと頼むフィンチでしたが、FBIがニューヨーク市警に教える訳がないとファスコ刑事は皮肉を言います。
それを聞いたフィンチは、クインの弁護士ラミソンならば、クインの居場所を知っているはずだと考えます。
フィンチ達がラミソンの事務所へ行きますが、既にラミソンは殺害されていました。
防犯カメラの映像を見たフィンチ達は、リースがラミソンを拷問にかけ事務所を去った後、同じくクインを狙うロシアマフィアが事務所に押し入り、ラミソンを殺害したことが判明します。
ラミソンが死亡してクインの居場所が分からない状況で、ショウはルートを頼るしかないとフィンチに言いますが、フィンチは渋い顔をします。
フィンチは決断をしてルートにクインの居場所を聞くと、ルートはあるビルの向かい側へ皆を連れて行きます。
“この中にクインは居て、保安官は12人態勢で警備をしている。リースは既にビルの中に居て、ロシアマフィアは未だ到着していない”とルートは語ります。
ルートの言葉を半信半疑でいると、ルートはフィンチのポケットに入っている小銭の額を言い当てたりして、フィンチはルートの言葉を信じるしかありませんでした。
その後、ビルの中で爆発音が聞こえ、リースは保安官をなぎ倒してクインが居る部屋に到着します。
クインにシモンズの居場所を聞きますが、裏切りは出来ないとクインは答えません。
しかしリースが可能な限りの拷問をすると言うと、クインはあっさりとシモンズの居場所を紙に書きます。
紙を受け取ったリースは銃口をクインへ向けますが、そこへフィンチ達が駆けつけてリースを止めます。
ファスコ刑事がクインを拘束し、その間にフィンチは傷ついたリースを連れてその場を後にします。
ショウは直ぐにシモンズの居場所へ行こうと言いますが、ルートは自分達の他にもシモンズを追う人々が居ると意味深な言葉を言います。
クインを警備に引き渡したファスコ刑事は、シモンズが居る飛行場へ向かいます。
飛行機に乗ろうとするシモンズに殴りかかるファスコ刑事は、格闘の末、シモンズを逮捕します。
ファスコはカーターが自分を更生させてくれたおかげで、お前のような悪党にならずに済んだとシモンズに吐き捨てます。
シモンズをニューヨーク市警に連行したファスコ刑事に、周りの刑事達が称賛の声を上げます。
シモンズは警察病院へ入院しますが、目を覚ますとそこにはイライアスが居ました。
カーターとは戦ったこともあり、嫌われていたかもしれないが、自分はカーターのことが好きだったとイライアスが語ります。
文明的でないとカーターは言うかもしれないが、自分はシモンズを処刑する義務があるとイライアスは言うと、部下がシモンズの首に縄を撒きつけます。
シモンズの復讐を果たした後、ルートはおとなしくアジトの軟禁部屋に戻りますが、“これから大きな事件が起きる”とポツリと発言します。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第10話を見た感想
遂にHRとの闘いを終えて、更にカーターの仇を討つことに成功した今回のエピソードは、見どころ満点でした。
今までエピソードで一番見応えのあったと思えるほど、今回は中身の濃いものでした。
追い込まれたクインがシモンズの居場所をあっさりと言ってしまうのは予想通りでしたが、シモンズを逮捕したのがファスコ刑事である点は、良い意味で予想外でした。
ファスコ刑事がこれほど恰好良く見えたのは初めてで、ファスコ刑事を見直しました。
更に驚いたのはシモンズの息を止めたのはイライアスで、カーター刑事が如何に皆から愛されていたかが分かります。
最後にルートが“これから大きな事件が起きる”とポツリと言ったことが、非常に気になります。