パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第14話 前回までのあらすじ
人助けを止めたリースは海外に旅立とうとしますが、予約していたフライトに乗れず、ミラノ経由の便に搭乗します。
機内で席に着いたリースの元に、何者かが座席4Cというメッセージを送ってきますが、その席には警察関係者と護送されるオーウェンという若者が座っていました。
フィンチへ電話をしたリースは、もう巻き込まないで欲しいと言いますが、フィンチは何もしておらず、マシーンが勝手にリースに語り掛けていることが分かります。
オーウェンは麻薬密売サイトに関係していて、そのサイトのオーナー・スフィンクスを有罪にさせるために証言を求められ、ミラノへ護送される途中でした。
その後、何人もの暗殺者たちがオーウェンを狙いますが、その都度リースが助けますが、暗殺者の1人が操縦桿を奪い、飛行機を墜落させようとします。
リースが暗殺者を撃退し、フィンチが遠隔操作で飛行機を操縦し、飛行機は無事空港へ到着します。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第14話のあらすじ
新調したスーツでアジトに現れたリースに対し、フィンチはマシーンが新たな番号をはじき出したことを伝えます。
今回の対象者は上海生まれでアメリカへ移住してきたケリー・リンという若い女性であり、現在はニューヨークでイベント・プランナーとして働いているとの事です。
ケリーが担当するレセプションが行われる会場へ出向いたリースとショウは、テキパキと仕切るケリーの姿を見付けます。
ショウは食べ物をのどに詰まらせた客の応急処置をしたことをきっかけに、ケリーとの会話を始めます。
ケリーの変わったアクセントを聞いたショウは、何処の出身かを尋ねますが、香港を始め様々な場所を転々としていたと、ケリーはその質問をはぐらかします。
その後、会場が停電になり、セザンヌの絵が盗まれ、ケリーを追っているインターポールのブシャール捜査官が会場に駆けつけます。
ショウは置き去りになったケリーの荷物からタブレットを見付けると、GPS機能を使ってケリーがあるバーに居ることを掴みます。
そのバーに居る客の携帯をハッキングしたフィンチは、ケリーには仲間の男シリルが居て、本名がジャオ・リンであることを知ります。
ジャオ・リンを調査したフィンチは、ケリーが中国体操代表で、オリンピックで銀メダルを獲得していたことを発見します。
翌日、ケリーの部屋に侵入したショウは、何か所か印が書かれたニューヨークの地図を発見し、ケリーが次に起こす犯行がこの場所で行われると確信します。
さらにケリーの荷物から彼女の狙いがグーテンベルグ聖書であり、このお宝が搬送されるルートで、ケリーは聖書を奪うと考えます。
地図に記された場所でリースとショウが待ち伏せをしていた結果、ケリーは聖書を奪うことが出来ませんでした。
その直後、聖書を奪うことが出来なかったことをシリルに報告すると、シリルは人質に取っているケリーの娘カイの映像を送り、娘がどうなっても良いのかをと脅します。
リースに事情を聞かれたケリーは、過去について話始めます。
体操選手であったケリーは、遠征中のチェコで妊娠が国家にバレて、1人で逃走したと語ります。
その後、娘カイを育てるために盗みをしたりしたが、そこでシリルの組織に捕まり、カイを人質にされて犯罪を強要されていると言います。
それを聞いたフィンチは、インターポールのブシャール捜査官が殺人の容疑でケリーを追っていると言いますが、ケリーは人を殺していないと激しく否定します。
シリルが勝手に後始末をしていたと、リースは考えます。
フィンチはまずはカイを助けるために、聖書を奪ってシリルを誘き出す作戦を考えます。
フィンチはブシャール捜査官にケリーの部屋を見付けたと通報して、ブシャール捜査官を誘導します。
ファスコ刑事達の協力を得てケリーが聖書を盗み出すと、リースはブシャール捜査官を拘束してケリーとシリルが落ち合うバーへ連れて行きます。
そこでケリーがシリルに犯罪を強要されている姿をブシャール捜査官に見せて、ケリーが人殺しをしていないことを証明させます。
ケリーはシリルに約束を果たしたので抜けたいと言いますが、シリルは監禁しているカイの映像を見せて、永久に自分たちの言うことを聞けとケリーに強要します。
しかしその映像にリースが写り、カイを救助した様子が流れると、慌てたシリルはケリーに銃を向けます。
そこへブシャール捜査官と警察が雪崩れ込んできて、皆を逮捕します。
警察署へ連行されたケリーでしたが、全てを知ったブシャール捜査官は、ケリーに手錠の鍵を渡して捜査室から居なくなります。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第14話を見た感想
通常の人助け活動に戻った今回のエピソードでしたが、見応え満点の内容でした。
ケリーという中国系の女性が登場しますが、元銀メダリストという無茶な設定は、パーソン・オブ・インタレストらしいものでしたが、アクションは迫力のあるものでした。
このドラマにありがちなストーリーは粗い内容ですが、見ているものを引き込むテンポの良いシーンの連続で、退屈させられる場面はありません。
リース達は日常に戻りますが、カーターが居ないのは少し寂しさを感じます。
それは一件落着して、ファスコ刑事達とバーで酒を飲んでいるシーンで感じられます。
今後、カーター抜きのストーリーがどのように展開されていくのか、気になるところです。