パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第15話 前回までのあらすじ
マシーンがはじき出したケリー・リンというイベント・プランナーが担当するパーティーに出席したリースとショウは、そこでケリーがセザンヌの絵を盗むのを目の当たりにします。
ケリーの所持品から、ケリーは元中国代表の体操選手で、オリンピックで銀メダルを獲得したジャオ・リンであることが判明します。
ケリーはシリルという犯罪組織の男に、娘カイを監禁されて、犯罪を強要されていることが分かり、それを知ったフィンチ達はケリーを助けるために活動を開始します。
シリルから命令されたグーテンベルグ聖書を盗むことに成功したケリーは、シリルに聖書を渡し犯罪組織を抜けたいと言いますが、カイを盾にしてシリルはそれを許しません。
しかしリースがカイを救助したことを知ると、シリルはケリーに銃口を向けますが、警察やインターポールがシリルを逮捕します。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第15話のあらすじ
フィンチは110番のオペレーターとして働いていると、フィンチの仕事ぶりを見たサンドラ・ニコルソンが近寄ってきます。
サンドラはフィンチの手際の良さを見て、経験者かと尋ねますが、フィンチは初めてだと答えます。
感心したサンドラはフィンチに誉め言葉を投げかけて、自分の席に戻ります。
今回、マシーンがはじき出したのは、110番のオペレーター・サンドラでした。
ファスコ刑事からサンドラの情報を入手したフィンチは、犯罪歴が無いサンドラの幼少期の記録が封印されていることが気になります。
そこへ110番が入ってサンドラが対応しますが、自宅で留守番をしている少年アーロンは、不審者が自宅に押し入ってきていると怯えて状況を伝えます。
サンドラは押し入れに隠れるように言いますが、侵入した何者かがアーロンを連れ去った様子です。
サンドラはパトカーを現場に向かわせますが、やり取りを聞いていたフィンチもリースに現場へ行くように指示を出します。
現場に到着したリースは、既にアーロンが連れ去られた後であることをフィンチに告げます。
フィンチは防犯カメラをハッキングして事件当時の映像をリースに送ると、犯人はメキシコの麻薬組織テンプル騎士団であるとリースは断言します。
同じとき、サンドラの個人携帯に犯人から電話があり、言うことを聞かなければアーロンを殺害すると言います。
犯人はサンドラが現場に向かうように指示したパトカーに対し、現場へ行くのを止めさせるように命令し、サンドラはそれに従います。
次に犯人は予備電源を切るように命令すると、サンドラは予備電源がある設備へ向かい、そこの係官に紙に書いた“助けて”というメッセージを見せようとします。
しかしその直前、犯人が全てを見ていると言われ、それを断念します。
落としたイアリングを探すと言い、予備電源の設備に入ったサンドラは迷いますが、犯人は20年前のジョセフのようにならないために、実行するように迫ります。
予備電源を落としたサンドラに対し犯人は、次に過去3日間の110番記録を全て消去するように命令します。
その会話を聞いていたフィンチがそこへ現れると、“振り向かないで。サンドラがしているヘッドセットにカメラが仕込まれている。”と小声囁きます。
3日間の110番記録に何らかの秘密があるので、時間稼ぎをするように言ったフィンチに従い、サンドラは犯人に暗証番号などが必要で15分はかかると告げます。
フィンチはファスコの協力を得て、犯人が数日前に起こったクック殺人事件に関与していることを突き止めます。
しかしフィンチがカメラに写ってしまった事に気が付いた犯人は、ある駐車場を爆発させて、次はアーロンの番だとサンドラを脅します。
15分以内に3日間の110番記録を消さないと、アーロンの命は無いと再度サンドラに通告します。
そのやり取りを見ていたフィンチは、サンドラがなぜ犯人に狙われたかにピンときます。
サンドラが14歳の時にベビーシッターをしていましたが、その時に子供がバスタブで溺れ死んだトラウマを抱えていました。
更に2日前にサンドラが受けた110番通報が、クック殺害事件でした。
リースがテンプル騎士団のアジトへ乗り込んで事情を白状させると、ある会社の社長がクックと不倫をしていて、誤ってクックを殺害してしまった。
殺害される前にクックが110番をしていたので、テンプル騎士団は頼まれてその通報を消すことにしたと語ります。
しかし黒幕は他に居て、その人物はテンプル騎士団のボスでも分からないと語ります。
リースが社長の事務所へ向かうと、社長は知らないと言いますが、ファスコ刑事が集めた証拠で、社長の妻がテンプル騎士団に依頼したことが判明します。
リースとショウはアーロンが監禁されている場所を突き止めると、テンプル騎士団と銃撃戦になりますが、何とか撃退します。
しかし椅子に座らせられたアーロンには時限爆弾が取り付けられていましたが、リースが時限爆弾を解除してアーロンは助け出されます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第15話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、フィンチがオペレーターとして活躍する場面です。
テキパキと110番のオペレーターをこなすフィンチは見物ですが、ハッキング技術を駆使して犯行を追っていく姿は頼もしい限りです。
サンドラの少女時代のトラウマを突き止めて、サンドラを救おうとするフィンチの行動は見応え十分です。
フィンチの計画を実行するリースは何時ものように恰好良いですが、それ以上に最近活躍を見せるのがファスコ刑事です。
シモンズ逮捕後、すっかり自信を持ったファスコ刑事の活躍ぶりは必見です。