パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第18話 前回までのあらすじ
今回マシーンがはじき出したのは、サイラス・ウェルズというビルの清掃員でしたが、サイラスを守ろうとするリース達の前にルートが登場します。
ルートはマシーンのお告げだと言い、サイラスを自らが保護しようとしますが、デジマとビジュラスがサイラスを狙います。
ビジュラスの襲撃はリースの助けを借りて逃れたルートでしたが、特殊電波を使ってマシーンとルートの交信を妨害したデジマによって、サイラスは捕まってしまいます。
サイラスは自分が清掃を担当するビルの19Fに立ち入ることが出来、19FにはNSA(国家安全局)の秘密機関があり、そこへの侵入をデジマは狙っていました。
19Fにはサマリタンを作動させるチップがあり、サイラスの角膜認証を利用し19Fに侵入したデジマは、リース達と銃撃戦を繰り広げますが、最終的にはチップを手に入れます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第18話のあらすじ
マシーンがはじき出した番号の持ち主は、エネルギー会社に勤務して発展途上国の支援プロジェクトを行っているマリア・マルティネスという若い女性でした。
フィンチは早速ショウに尾行を命じると、マリアが作業現場からGPSを盗む姿を目の当たりにします。
マリアの携帯をペアリングすると、マリアが最近までイラクに滞在し、発電機を設置するプロジェクトに参加していたことが判明します。
更にマリアが訛りのある男と、会う約束をしていることをキャッチします。
リースと合流しマリアの尾行を続けるショウは、マリアが男と会っている現場に到着します。
男の写真を撮り、それをフィンチに送ると、その男はジャマールというイラク人で、弟オマールがNSA(国家安全局)に捕まっていることが判明します。
その直後、ジャマールがマリアにそっと包みを渡しているのを見たショウは、それが爆弾でマリアはテロを行うのではないかと感じます。
ジャマールと別れたマリアは一台の車にGPSを取り付け、その車の後をタクシーで尾行します。
その車のナンバープレートを調べたフィンチは、国連難民弁務官であるラポワントがその車の持ち主であることを突き止めます。
ラポワントは国連に到着し、ラポワントがパーティ会場に入ると、マリアも後に続き、オマールは自分の通訳でテロリストではないので拘束を解くように、ラポワントへ迫ります。
ラポワントは調査が必要だと言うと、マリアはいくら払えば良いのかと大声をだしたので、ラポワントは警備員にマリアをつまみ出すように指示します。
そこへ割って入った男がいて、マリアは会場からつまみ出されないですみます。
その男の写真をリースがフィンチに送ると、その男はギリシャの外交官セバンであることが明らかになります。
セバンはエネルギー・プロジェクトでマリアと働いたことがあるらしく、マリアの訴えを真剣に聞きます。
このやり取りを聞いていたフィンチは、リースを伴ってオマールに会いに行き、弁護士を買って出ます。
フィンチたちはオマールの代理人として、ラポワントを訪ねて、オマールがなぜ拘束されているのかを尋ねます。
ラポワントはイラク内務省から、オマールが危険人物であるという書簡を受けたと言い、2人にそれを見せます。
フィンチたちは一応納得した表情を見せて、その場を後にします。
その頃、自宅に戻ったマリアは、何者かに刃物で襲われます。
尾行を続けていたショウと合流したリースにマリアは助けられて、秘密のアジトへ連れて行かれます。
マリアを襲った暴漢は、その持ち物からフランスの外国人部隊の人間だとリースは確信します。
アジトに連れていかれたマリアは、フィンチたちに何者かを尋ねます。
マリアがオマールを助けようとしているように、自分たちも人助けをしていると説明します。
マリアに事情を聞くと、マリアがイラクへ発電機を納入しようとした時の通訳がオマールで、イラクで襲撃にあった時にオマールが助けてくれたと過去を語ります。
オマールはその後、何者かに脅され続けたので、アメリカに亡命申請を行い、イラクに送還された場合、危険であるとマリアは主張します。
この話を受けてリースとフィンチは、オマールを刑務所に訪ねます。
オマールから事情を聞くと、マリアが納入した6基の発電機は、その後、他の場所へ移送されたと、オマールっは話始めます。
不自然に感じたオマールが移送契約書を見ると、そこにはマリアの上司デイビスのサインがあったと証言します。
デイビスはマリアに頼まれて、オマールの亡命推薦書を書いた人物です。
しかしマリアとオマールが想像以上に親密であることを知ったデイビスが、自分の不正が発覚しないようにオマールを国外退去にしようとしたと、フィンチは感じます。
そこへ看守が現れて、オマールの亡命申請が却下されたことを告げ、オマールは1時間後に送還されると言い、オマールを連れて行きます。
その頃、アジトに居たマリアは、ショウにオマールと結婚の約束をしていたと告白し、自分がオマールを助けると主張します。
落ち着くようにと宥めるショウに対し、デイビスの推薦状は偽造されている可能性があるとマリアは言って、原本を持っているラポワントのオフィスに行くと言います。
一度は止めたショウですが、マリアは隙を見てアジトを抜け出します。
同じ頃、イラクへ移送のため車に乗せられていたオマールを、リースが助け出します。
アジトにオマールを連れ帰ったリースでしたが、そこにはマリアの姿はありません。
マリアがラポワントの事務所がある国連に向かったことを聞いたリース達は、国連へ向かいます。
ラポワントの事務所で推薦状の原本を見付けたマリアでしたが、その時ラポワントが戻ってきて見つかってしまいます。
ラポワントと揉み合いが続きますが、そこへセバンが現れて、ラポワントに銃弾を撃ち込みます。
セバンがマリアにも銃口を向けますが、そこへリースが現れてマリアを救出します。
セバンとデイビスが発電機を盗んだことを証明する書類を見せて、リースはセバンを撃退し、セバンはファスコ刑事に逮捕されます。
この書類を見付けたのはルートで、ルートはこの書類をフィンチに渡す代わりに、勝手にベアーを連れ出していました。
その頃、デイビスは発電機を売った代金を取りに人気のない場所へ行くと、そこへ現れたのはデジマのグリアでした。
デイビスが発電機を売り渡したのは、デジマだったのでした。
代金を渡し終えたグリアは、デイビスの胸に弾丸を撃ち込み、手下が死体を処理します。
その後、ベアーを借りたルートはグリアの後を追います。
今までは特殊電波を使って尾行をかわしていたグリアでしたが、ベアーの嗅覚にはかないません。
追いつかれたグリアでしたが、その傍には何人もの手下がおり、ルートは手出しができません。
グリアはルートと組むことを提案しますが、ルートはそれを拒否します。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第18話を見た感想
今回のエピソードは、出だしはデジマと関係が無いストーリーと思わせていますが、事件の黒幕はデジマでした。
デジマがなぜ発電機が必要なのかは、サマリタンを稼働させることに関係すると思いますが、サマリタンが稼働すると何が起こるのかは未だ謎です。
フィンチやリースの活躍で、今回の主人公マリアとオマールは助かりますが、デジマがまた一歩、サマリタン稼働に近づいたことは間違いありません。
意外だったのは、グリアがルートを仲間に誘った場面で、それをあっさり断るルートの態度も見ものです。
今回は登場場面が無かったビジュラスも黙っていないでしょうから、今後のストーリーが楽しみです。