パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第2話 前回までのあらすじ
マシーンは自主的退避しましたが、マシーンは国家にかかわる危機は政府へ連絡し、そうではない一般人の危機はフィンチたちへ連絡するようになります。
ショウを仲間に加えたフィンチたちの元に、マシーンは海軍の軍人ジャック・サラザールの番号を打ち出します。
ジャックが乗船している戦艦が街に停泊しているため、リースはジャックをバーで見つけることが出来ました。
ジャックには素行不良の友人RJがおり、RJは海兵隊がソマリアの反政府軍から奪った宝石をネコババしたことから、海兵隊に追われることになります。
RJは海兵隊に捕まる前に宝石をジャックへ預けており、ジャックは海兵隊に宝石ごと捕まってしまいます。
海兵隊が宝石を売りさばく相手を見つけたリースは、ショウの助けを借りてジャックを救出することに成功します。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第2話のあらすじ
ビッチャー刑事の墓参りに来ていたカーター刑事の背後からクインが現れます。
クインはビッチャー殺害事件の進捗をカーター刑事に尋ねながら、イライアスの手下が犯人という事を聞いたと言います。
それに対しカーター刑事は、そんな単純な事件のようには思えないと感想を述べます。
お悔みに言葉をかけてカーター刑事と別れたクインは手下に電話をして、カーター刑事はまだ要注意だと言います。
ある会社の会議室で取引の打ち合わせがされていますが、売り手の担当者は顧客から厳しい質問を受けていました。
会議が煮詰まると、それまで黙って会議の様子を見ていた男が、プレゼントの箱を持って顧客へ近づきます。
その男は今回マシーンがはじき出したウェイン・クルーガーというIT会社を経営する人物でした。
人探し支援サイトを運営するクルーガーに対し、顧客は個人情報を侵害していると世間から批判されている点を指摘しますが、クルーガーは動じません。
クルーガーは“クレームが来ることは事実だが、現在はテクノロジー社会だ。私は全ての個人情報をネット上で公開している。私には隠すことが無い”と言い切ります。
ショウがクルーガーの会社に侵入して盗聴器を仕掛けたので、この会話をフィンチが聞いていました。
フィンチは秘密が無いという人間こそ怪しいと言い、クルーガーが経営しているライフ・トレース社は個人情報を集めて第三者に売り渡しているとリース達に説明します。
その晩、クルーガーの結婚15周年のパーティーがあることを聞きつけたリースは、ショウと共にその会場へ向かいます。
パーティーは派手に始まりますが、業者が作成した15年間の軌跡のビデオが流れると、途中からクルーガーが浮気をしているシーンに変わります。
場内は騒然として、それを見た妻はクルーガーに平手打ちを食らわして、その場から退場します。
フィンチがクルーガーを調べると、クルーガーは自社に都合が悪い情報はネットから全て削除していることが分かり、個人情報漏えいで集団訴訟を起こされていましたが、それも闇に葬っていました。
パーティーでのビデオ事件以外にも、クルーガーのクレジットカードが突然使えなくなったりしたことから、リースはクルーガーが狙われていると感じます。
ショウがビデオを届けに来た業者が写る防犯ビデオの映像を入手し、それを見たフィンチは集団訴訟の原告の1人であることに気が付きます。
フィンチから業者を装ったミルズから話を聞いてほしいと頼まれたカーターは、パトカーでミルズの車を追跡して、道脇に車を停車させます。
不安そうにしているミルズから事情を聞くと、クルーガーが自分の卑猥なビデオをネットで流したことから、婚約破棄された過去を語ります。
ある日、ミルズの家に復讐キットなるのが届き、それに従ってビデオを作成して公開したことを白状します。
カーターは警告だけして、ミルズを放免します。
その後も、クルーガーへの攻撃は止まらず、銀行口座から金が引き下ろされ、秘書を批判したコメントが密告されて秘書が辞職したり、封印していた飲酒運転や破産した過去も晒され、クルーガーは会社から無理矢理休みを取らされます。
失意の中、乗ったエレベーターでは、エレベーターが制御不能になり、間一髪で助かります。
慌てて自分の車で逃走したクルーガーでしたが、車にも細工がされ、車は横転事故を起こします。
リースがその現場に追いつき、クルーガーを救出して隠れ家に戻ります。
隠れ家についたクルーガーは、集団訴訟の原告は200人以上いるが、それぞれに復讐キットが送られているようで、大量の人間がクルーガーを狙っているとフィンチから説明を受けます。
集団訴訟の原告団長の夫、カールが密かにクルーガーの会社に従業員として忍び込んでいる事実も判明し、電子エンジニアのカールが黒幕なのではないかとフィンチは推測します。
その後、リースとショウがカールの居場所へ向かいますが、隠れ家に残されたクルーガーは、留守電に取引先コリア―からのメッセージを聞くと、反対するフィンチを殴って指定されたホテルの一室へ行きます。
ホテルに到着すると、その部屋にはカールが居ましたが、クルーガーは自分の人生を台無しにしたと言ってカールに銃口を向けます。
しかしカールは銃を取り上げて、クルーガーのせいで自分の娘が死んだと言い、逆に発砲しようとします。
そこへ現れたリースはカールを止めますが、背後から銃で撃たれてしまい、クルーガーも銃弾に倒れます。
2人を狙撃したのはコリア―でした。
リースは防弾チョッキのお蔭で一命を取り留めますが、クルーガーは亡くなります。
フィンチが調査するとコリア―は謎の集団に属していて、今回の騒動の首謀者でした。
コリア―の狙いは分かりませんが、危険な集団であるとリースは感じます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第2話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、最後にコリア―が今回の件の首謀者であることが判明する場面です。
今回のエピソードでは余り印象に残る存在ではなかったコリア―でしたが、リースは今後に続く大きな脅威だと感じたようです。
今までの脅威と比較すると小物感が漂うコリア―ですが、今後リースにどのように立ち向かっていくのか興味をそそります。
今回のコリア―の行動は何が目的かイマイチ良くわからない点、逆に不気味に感じます。
次回、どのような形でコリア―がリース達の前に現れるのか、楽しみです。