前回のあらすじ
ハーヴィーの長年の顧客であるマッカーノン社では新CEOが就任し、工場を海外に移転する計画が持ち上がります。工場を海外に移転させることは技術の低下につながり、会社が駄目になると考えたハーヴィーはその案を阻止しようと考えます。
ピアソン・ハードマン法律事務所の共同代表であるジェシカは、マッカーノン社内部の決め事に関与するなとハーヴィーに命令を出します。
しかしハーヴィーはその命令に従いません。
マイクが会社の定款で抜け道を見つけ、それを理由に新CEOを解任し、自分のことを嫌う技術責任者ドミニックを社長候補として工場の海外移転を白紙にしようとします。
ハーヴィーの計画が事前に漏れて一度は失敗に終わりますが、ハーヴィーが個人的に貸しのある大手ヘッジファンドを巻き込み、工場の海外移転を阻止することに成功しました。
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スーツ(SUITS) シーズン1第5話のあらすじ
ピアソン・ハードマン法律事務所の一室で、ルイスはアソシエイツ達を集めて、ハーバード大学に関するクイズ大会を開催します。
天才的な記憶力を誇るマイクは、ハーバード大学出身でないにもかかわらず、事前に頭に詰め込んだ知識を駆使して優勝します。
しかし、本当のハーバード大学出身者ならば誰でも知っている有名なピザ屋の存在を知らず、偽の経歴がバレそうになります。
マイクの優勝賞品は、公選弁護人の訴訟を担当する権利でした。
その頃、ハーヴィーは、ジェシカが製薬会社社長サインツと話しをしている姿を見かけます。
サインツが事務所を去ったあと、ハーヴィーはサインツの弁護を引き受けることを反対します。
サインツが開発したALS患者用の薬で副作用が出た患者がいることは有名で、倒産危機にあるサインツの弁護を誰も引き受けないと説明します。
しかしジェシカはサインツの弁護を引き受けると言い、ハーヴィーに担当するように指示をします。
強硬に反対するハーヴィーに対し、サインツは元夫で信頼が出来るとジェシカは驚きの告白をします。
そしてサインツの恋人リサが、元妻であるジェシカの弁護に反対しているので、ハーヴィーに担当を依頼したいと説明します。
ジェシカが口を出さないことを条件にサインツの弁護を引き受けたハーヴィーは、サインツとリサに状況を聞きます。
薬の開発に携わったリサは、この薬が如何に効果的な薬かを説明します。
その後、ハーヴィーはサインツを訴えている弁護士チャーチと面会します。
和解金を提示したハーヴィーでしたが、チャーチは巨額の賠償金を要求します。
話にならないというハーヴィーに対し、チャーチはサインツの薬は副作用があるという新聞広告を出すとハーヴィーを脅します。
再度サインツ達を訪問したハーヴィーは、薬の開発段階でリサがテスト結果に嘘の申告をしていたことを白状させます。
ハーヴィーは全てリサの責任にすればサインツの会社は救われるかもしれないと言いますが、サインツは納得しません。
八方塞のハーヴィーがバーに行くと、憔悴したジェシカが酒を飲んでいました。理由を聞くとサインツ本人がALS患者であることを知ったと答えます。これを聞いたハーヴィーはある作戦を思いつきます。
薬で副作用が出た患者を集めたハーヴィーは、あるビデオを放映します。
そこに映っていたのはALSの症状に苦しむサインツの姿でした。
その会議室にいたサインツは、自分はこの薬で症状が緩和したことを説明します。
しかし後遺症が出てしまった患者がいることも事実で、薬を改良するチャンスを欲しいと言います。
もし同意してくれれば、サインツの会社の株式を一部差し上げると言います。
患者達はサインツの申し出を受け入れて、和解が成立しました。
自分の訴訟が片付いたハーヴィーは、マイクの訴訟に協力します。
公選弁護人として初めて1人で裁判所へ出向いたマイクは、誰でも勝てると言われているアパート賃貸訴訟に敗訴していました。
しかしこの訴訟を調べていくと、単純な賃貸トラブルではないことが判明します。
大家のカリンスキーは、古いアパートに住む住人達に嫌がらせをして立ち退かせ、アパートを建て替えて儲けていることを暴きます。
レイチェルの協力もあり、カリンスキーの悪事を暴いたマイクは、他の被害者も集めて集団でカリンスキーを訴えて多額の賠償金を得ることに成功します。
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スーツ(SUITS) シーズン1第5話を見た感想
今回のエピソードでの1つの見どころは、冒頭のシーンに登場します。
ピアソン・ハードマン法律事務所のアソシエイツ達が、ハーバード大学トリビア・クイズ大会をしていますが、ちょっとしたことからマイクは自分の偽経歴が発覚しそうになります。
その時のマイクの動揺ぶりは凄まじいもので、見ている方もいつ偽経歴が発覚するかヒヤしながら見ることが出来ました。
マイクはハーバード大学のコンピューターシステムにハッキングして、自分が卒業した記録をねつ造しようと言い出します。それを聞いたハーヴィーは、誰も疑っていないと言い呑気に構えています。
ハーヴィーがいつまで呑気で居られるか、今後の展開に注目です。
その一方で、マイクは初めて1人で法廷に立ちます。
裁判の流れも分からず、開廷からわずか数分で敗訴してしまいます。
敗訴に納得いかないマイクは、奮起して最後は予定外の賠償金まで獲得することに成功します。
段々と弁護士らしくなるマイクの今後の活躍に目が離せません。
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