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スーツ(SUITS)シーズン2第7話<対決か和解か>のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

ハーヴィーとマイクはカジノに向かいます。そこにはハーヴィーのクライアント・キースが居るはずです。

ポーカーテーブルに居たキースでしたが、泥酔したキースは自分の会社を担保に大勝負に出て、負けてしまします。

勝負自体が無効であると主張するハーヴィーでしたが、相手のトミーは相手にしません。裁判沙汰になりますが、ハーヴィーは劣勢に立たされます。ドナを失ったショックもあり、ハーヴィーは裁判を投げ出そうとします。

マイクに鼓舞され、ハーヴィーとマイクは大勝負に出ます。トミーに奪われた会社の欠陥を、ハーヴィーが暴露すると脅します。そうなれば会社は大きな負債を追うことから、トミーは和解に合意するしかありません。

有利な条件で和解出来るにも拘わらず、ハーヴィーはポーカー勝負をトミーに挑みます。負ければ会社を取り上げられる内容でしたが、ハーヴィーは勝利します。トミーには1円も払わず、この件は幕を下ろします。

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スーツ(SUITS) シーズン2第7話のあらすじ

宿敵トラヴィスがハーヴィーとピアソン・ハードマン法律事務所に対して起こした訴訟が、大詰めを迎えます。

トラヴィスはピアソン・ハードマン法律事務所に乗り込み、証言録取が始まります。

核心についての証言をはぐらかすハーヴィーを、トラヴィスは挑発します。
トラヴィスの和解条件は、500万ドルの賠償金とハーヴィーの弁護士資格はく奪です。

ハーヴィーの母親まで侮辱するトラヴィスに我慢が出来なくなったハーヴィーは、トラヴィスの顔面を殴ります。

トラヴィスはニヤリと笑い、ポイントを貰ったと言います。

これを聞いたハードマンは激怒して、本番に備えて模擬裁判を行うことにします。
トラヴィス役にはルイスを指名し、マイクを補佐役に付けます。

トラヴィスはドナを間違いなく証人に収集しますが、ドナは模擬裁判に応じるつもりはありません。

ハーヴィーはドナに戻ってきて欲しいと言いますが、ドナは本番の裁判では何を聞かれても黙秘するし、模擬裁判には出席しないと相手にしません。

模擬裁判が始まります。ジェシカを証人に指名したルイスは、私怨を交えてハーヴィーとジェシカを激しく責めます。

裁判の本筋から脱線して2人を責めるルイスでしたが、裁判官役のハードマンはルイスを止めません。
1回目の模擬裁判は、後味が悪い内容で終わります。

2回目の模擬裁判が始まる前、マイクはドナに会いに行きます。
ハーヴィーの最大の危機を救うために協力して欲しいと、マイクは熱くドナを説得します。

2回目の模擬裁判では、マイクのお陰でドナが証人として現れます。

何を聞かれても黙秘を貫くドナに対し、ルイスは“ハーヴィーを愛しているから、証拠を隠したのでは?”と執拗に追及します。

これに耐えられなくなったハーヴィーは、“いい加減しろ”と叫びます。そしてドナは逃げるようにその場から去ります。

このままではハーヴィーが弁護士資格をはく奪されてしまうと考えたマイクは、トラヴィスの弱みを探そうとします。
トラヴィスの過去の裁判記録を調べていると、ハードマンが協力を申し出ます。

翌日、ハーヴィーがトレーニングしていたボクシングジムに、トラヴィスが書類を持って現れます。
“汚いことをしやがって。これが和解案だ”とトラヴィスは吐き捨て、書類を投げつけます。

ハーヴィーは何のことか分からず、書類を拾い内容をチェックします。

事務所へ戻ったハーヴィーは、ハードマンがトラヴィスの過去の不正を見つけて脅したことを知ります。
それを聞いたハーヴィーは和解など受け入れないと言います。

それを聞いたマイクは激怒します。有利な和解条件を、自分の感情で破棄するなど愚かだと言います。

和解するか否かは、パートナーの投票にしようとジェシカが提案します。
票は同数で最後はハーヴィーの決断で決める事になります。

ハーヴィーは和解を選びます。

一見落着のはずでしたが、ハードマンがもう1つ提案があると言います。

今回の件はジェシカのリーダーシップが足りないことが原因で、事務所のトップを投票で決めるべきだと、ハードマンは皆に問いかけます。

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スーツ(SUITS) シーズン2第7話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、ハードマンの腹黒さだと思います。至るシーンでハードマンの老獪な立ち振る舞いが目立ちます。

ハーヴィーの訴訟で、模擬裁判を言い出したのはハードマンです。しかもルイス、マイク、ジェシカを巻き込み、さらにはドナまでも証人として招集するように仕向けます。

ジェシカに近い人間を、模擬裁判を使って分断しようします。

ルイスが模擬裁判で暴走してジェシカやハーヴィーを責めますが、裁判役のハードマンはそれを止めることはしません。

事務所の人間に、ジェシカのリーダーシップのなさや、ハーヴィーの身勝手さを印象付けます。
また、ドナを徹底的にルイスに追い込ませ、ハーヴィーとの関係を悪化させます。

一番腹黒さが出たのが、マイクがトラヴィスの弱みを探そうとしていたことを手伝う場面です。
事務所のために協力を申し出たように見せかけ、マイクの信頼を得ようとします。

そして仕上げは、事務所トップを投票で決めようという提案です。この投票の行方がジェシカとハーヴィーの運命を決めるかもしれません。投票の結果が楽しみです。
 

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