前回までのあらすじ
ヘシントン石油の収賄事件は幕を閉じますが、ハーヴィーとエヴァの前にキャメロン検事が再び現れます。
キャメロンはエヴァに殺人の共犯の罪で逮捕すると宣言します。
エヴァが収賄に絡んでアフリカのマリガ大佐に金を渡しましたが、マリガ大佐は油田開発反対運動を行う人間を殺したからでした。
拘留されたエヴァでしたが、ハーヴィーの弁護で保釈されます。
マリガ大佐の殺人を証言するという人間が現れますが、エヴァは賄賂を渡して証言を止めさせろとハーヴィーに命じます。これに反対したハーヴィーはクビになってしまします。
その後、マイクが賄賂にならない形で証言者に金を渡す方法を考え、証人は証言台に登らないことになりました。
一方、エドワード・ダービー(コンリース・ヒル)は、右腕スティーブンをニューヨークに送り込みます。
スティーブンはハーヴィーを助けに来たと言いますが、ハーヴィーはスティーブンを信用しません。
スポンサーリンク
スーツ(SUITS) シーズン3第4話のあらすじ
投資家ジアナポロスがヘシントン石油の株式公開買い付けを発表します。ジアナポロスはヘシントン石油を乗っ取ろうと計画したのでした。
アフリカでの収賄容疑が連日報道されて、ヘシントン石油の株価は下落していました。これに乗じてジアナポロスはヘシントン石油を手に入れようと考えます。
ルイスは対策を打つべきだと言い、エヴァに収賄容疑についてマスメディアにコメントをださせようとします。
そうすることにより会社の健全性をアピールして、ジアナポロスの買収を阻もうとします。
しかしハーヴィーはエヴァのコメントが引き金になり、キャメロンが再度殺人の共犯の罪をエヴァに着せようとするのではないかと危惧します。
ハーヴィーはルイスの案を却下しますが、ルイスはすでに記者とエヴァが会う手配をしたと言います。
マイクが記者に接触して、エヴァのインタヴューを阻止します。それを聞いたエヴァは不満を露わにします。
自分の無実を自ら世間にアピールしたいと文句を言います。
そして取締役会で社長解任の投票が2日後に行われことも、ハーヴィーに伝えます。
これを聞いたジェシカは、エヴァを社長から解任してヘシントン石油を乗っ取りから守ることを提案します。
しかしエヴァが解任されるとダービーとの約束が守れなくなるハーヴィーは、ジェシカの案に大反対します。
ピアソン・ダービー法律事務所のトップはダービーだと、ハーヴィーは主張します。
ダービーはエヴァの社長解任を望んでいないことを聞いたジェシカは、モントリオールまで出向きダービーに会います。
エヴァの社長解任を主張するジェシカに対し、ダービーは激しく拒否します。
その頃、株を買い占めしているジアナポロスに手を引かせるため、ルイスはジアナポロスの事務所に向かいます。
しかりルイスはジアナポロスに会えないばかりか、自分が考えた解決策が逆効果になることを知ります。
事務所に戻ったルイスは、ジェシカに相談します。
ジェシカはエヴァを社長から解任させるように、秘密裡にことを進めるようにルイスに指示を出します。この訴訟でハーヴィーがエドワードとの約束を果たし、共同代表に名前を連ねることを危惧したからでした。
ハーヴィーとマイクは取締役会でエヴァにスピーチをさせようとします。
取締役達に自分の無実を主張し、如何にヘシントン石油のことを考えているかを話させようとします。
そのスピーチの練習で、エヴァは本当に殺人を指示していないことをハーヴィーは知ります。
しかしヘシントン石油の取締役会で、エヴァは社長をクビになります。
ルイスの策略で取締役会の時間を早め、エヴァにスピーチの場を与えなかったのでした。
これを聞いたダービーはジェシカの部屋へ乗り込んできます。
裏でジェシカが糸を引いていたことを知っていたダービーは、ジェシカに怒りをぶつけます。
スポンサーリンク
スーツ(SUITS) シーズン3第4話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ジェシカ、ハーヴィー、ダービーの思惑が対立する場面です。
様々なシーンで3者の意見が対立しますが、その中でも際立っているのが、ダービーがエヴァを守ろうとする姿です。
普段は英国紳士を気どり、相手が怒っても狸おやじのように相手を交わすダービーですが、エヴァに対立する人間には容赦なく怒りを露わにします。
何がダービーをそこまでにさせるのか未だ謎ですが、この理由が明かされるのが楽しみです。
またジェシカが自分の事務所を守ることに固執する姿は見物です。
ハーヴィーが自分を追い出す計画を知ったジェシカは、依頼人エヴァのことを一切考えず、その計画を潰しにかかります。
そのジェシカの執念は幾つかのシーンで見れますが、恐ろしく感じる場面もあります。
ハーヴィーは事務所の共同代表になるためにベストを尽くしますが、ジェシカほど冷酷になれずエヴァの利益も考えてしまいます。
やはり一番恐ろしいのはジェシカだと思いますが、この後ジェシカがどのように自分のポジションを守るか注目です。
読み終わったら