前回までのあらすじ
ピアソン・スペクター法律事務所を辞めたルイスは、自分の顧客を連れて行けないことから、転職活動に苦戦します。
ハーヴィーはルイスに数社を渡すことに賛同しますが、ジェシカは断固としてそれを許しません。
大手企業の法務部長の職を紹介するハーヴィーでしたが、ルイスはそれを拒否します。ルイスの苦境を見たマイクは、レイチェルの父ロバーツにルイスを雇うことを依頼します。
ロバーツはルイスがピアソン・スペクター法律事務所の顧客を奪えれば、雇うとルイスに約束します。
カトリーナからピアソン・スペクター法律事務所の内部情報を得たルイスは、それを使ってハーヴィーの顧客を奪おうとしますが、失敗に終わります。
ルイスを慰めに行ったマイクの一言で、ルイスはマイクの偽経歴に気が付きます。
ルイスはそれを理由に、ピアソン・スペクター法律事務所の共同代表の座を要求します。
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スーツ(SUITS) シーズン4第11話のあらすじ
マイクの偽経歴を知ったルイスは、通報されたくなければ共同代表にしろとジェシカに凄味ます。
大反対するハーヴィーでしたが、ジェシカはルイスの要求をのむことを伝えます。
共同代表にするには根回しが必要なので少し時間が欲しいというジェシカに対し、ルイスは命令口調ですぐに発表しろと迫ります。
準備が揃うまで口外しないように指示するジェシカでしたが、ルイスは聞く耳を持ちません。
事務所を後にしたルイスはマイクの自宅を急襲します。
マイクが根を上げて自分から辞めると言うまで、こき使うとルイスは宣戦布告します。
翌朝マイクが出社すると、部屋には書類が山積みになっていました。
弁護士資格がないマイクにはパラリーガルの雑用しかやらさないとルイスは言い、全ての仕事を至急終わらせろと命じます。
ルイスの横暴はドナにも及びます。
マイクの偽経歴を自分に教えなかったと言い、二度と近寄るなと吐き捨てます。
その頃、ハーヴィーはロバート・ゼインの事務所に立ち寄っていました。
ルイスを採用するようにロバートに依頼していましたが、不採用になったと聞いたからでした。
ルイスがピアソン・スペクター法律事務所の共同代表になったと聞いたロバーツは、ジェシカとハーヴィーが弱みを握られたと察します。
ロバーツはこのことを黙っていてやる代わりに、ハーヴィーに貸しを作ったと言います。
事務所に戻ったハーヴィーをロバートが訪ねます。
ある訴訟を和解したいので、ハーヴィーに交渉を依頼すると言います。
その訴訟相手はスコッティでした。
ハーヴィーはスコッティを探し出し、ロバートとの訴訟を和解して欲しいと依頼します。
嫌がるスコッティでしたが、ハーヴィーの深刻な表情を見て和解を受け入れます。
その頃、ルイスはレイチェルにも嫌がらせを始めます。
これを聞いたハーヴィーは、ルイスの部屋へ乗り込みます。
文句を言うハーヴィーをルイスは相手にしません。しかしそこにジェシカが現れます。
ジェシカはマイクに作成させた契約書をルイスに差し出します。
共同代表になるための契約書には、マイクの偽経歴を知っていて雇用した旨の一文が記載されています。
ルイスはその契約書にサインをすることを拒否しますが、ジェシカに既に共犯だと脅されサインをします。
ルイスの共同代表就任式が終わり、ジェシカは恋人のマローンの部屋に出向きます。
ルイスに脅されて共同代表の地位を与えたことはマローンにバレていましたが、理由を言わないジェシカにマローンは信用できないと突き放します。
ジェシカはマイクの偽経歴の話はせず、嘘の理由をマローンに説明してマローンを納得させます。
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スーツ(SUITS) シーズン4第11話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ルイスの傍若無人の振る舞いです。
事務所のすべての人間を信頼せず、自分を騙していたとして非難します。
マイクへの仕打ちは酷いものでしたが、その理由は納得できます。
またジェシカやハーヴィーに対する怒りも理解は出来ます。
しかしドナに対する怒りや非難は少しお門違いのようにも思えます。
自分を騙していたと言い、やりたい放題のルイスの無茶苦茶ぶりは目を背けたくなりますが、一見の価値はあります。
そのルイスを抑え込んだのは、やはりジェシカでした。
マイクの偽経歴を知っていて、それを昇進に使ったルイスは共犯だと主張します。
そしてルイスに契約書にサインさせます。
これでルイスはマイクの偽経歴を使って、ジェシカを脅すことが出来なくなります。
ルイスに対し喚くハーヴィーとは対象的に、ジェシカは静かにルイスを追い込みますが、そのシーンは必見です。
さらにジェシカの凄いところは、ルイスを昇進させた理由を言えず恋人マローンから不信感を持たれますが、ジェシカはマローンに嘘の理由を言い、マローンの信頼を勝ち取ります。
ジェシカの強さが目立った今回のエピソードでした。
読み終わったら