前回までのあらすじ
コリンズに囚われたニール・キャフリー (マット・ボマー)は脱出しようとしますが、それをコリンズに見つかり足を撃たれてしまいます。
待ち合わせ場所にニールが現れないことを心配したピーター・バーク(ティム・ディケイ)とモジー(ウィリー・ガーソン)は、コリンズに囚われていたニールを救出します。
ドブズはFBIが長年追っている重要手配犯マクリーシュであることに気付いたピーターは、ニールを無罪放免にしてもう一度FBIで働かすために、ドブズを逮捕する代わりにニールを無罪放免にする約束をヒューズ局長から取り付けます。
ドブズが島の警察官に渡す賄賂を持ち逃げするという噂を流し、島に居られなくなったドブズを空港へ誘導し、コリンズにドブズを逮捕させます。
ニューヨークに帰ったニールは無罪放免になりFBIコンサルタントとして再び働くことになりましたが、ニールとの関係を疑われたピーターは左遷されてしまいます。
スポンサーリンク
ホワイトカラー シーズン4第3話のあらすじ
ニールがFBIに復帰した初日、ピーターは通称・穴倉と言われる証拠品の保管室へ異動を命じられます。
憤慨するピーターに対し、審査委員会がピーターを調査しており、その結果が出るまでは捜査を禁止されているとヒューズ局長が説明します。
保管室へ出向いたピーターを待っていたのは意地の悪い上司・パターソン捜査官で、2000個もある携帯電話を渡され、SIMカード別に分類するように命じられます。
昼休みになりニールがランチを持ってピーターを訪ねて来ますが、パターソンは30分しか昼食時間を与えません。
ピーターの留守を預かるダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)とクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)は、5年毎に大型窃盗事件を起こす犯人を追っていました。
窃盗の時効が5年であることから、この犯人は20年前から5年毎に犯行を行っており、以前からピーターが追っていた事件でした。
前回の犯行からちょうど5年が経ち、間もなく犯人は次の犯行を行うと考えていたピーターでしたが、捜査には参加できません。
犯人は犯行現場に珍しい銘柄のタバコの吸い殻を残しますが、数日前にトラックが盗まれた犯行現場にも、同じタバコの吸い殻が残されていたことをジョーンズが発見します。
ニールはこの事実をピーターに話して発見されたトラックを調べると、以前ピーターが侵入捜査を行った際の同僚クックが捜査線上に浮上します。
捜査が出来ないピーターでしたが、ニールはピーターとジムへ行き、ピーターがクックとスカッシュをしている間にクックの所持品を調べます。
クックの携帯には、何処かの宝石店に仕掛けられた隠しカメラが映す映像がありました。
映像からニールが宝石店を特定しますが、ピーター達が現場に到着した20分前に宝石は盗まれてしまいます。
これでまた5年間は犯人が現れないと肩を落とすピーターでしたが、ニールはクックを誘き出す方法を考えます。
スカッシュの試合からクックが非常に負けず嫌いであることを知ったニールは、クックが盗品の宝石を売るであろう仲買人リナにピーターを接近させます。
詐欺師モリスとしてリナに宝石を売ろうとしたピーターに対し、リナは誰からの紹介かを聞きます。
ピーターがクックからの紹介だと言うとリナはクックに連絡を取りますが、それを聞いたクックは慌ててリナのアジトへ向かいます。
クックが盗んだ宝石と類似した宝石を持ち込んだピーターに対し、クックは自分が盗んだ宝石を少し安く売るとリナに提案します。
宝石を差し出したクックを現場に踏み込んだジョーンズが逮捕します。
保管室の仕事を疎かにしていたピーターでしたが、2000個の携帯の仕分けをモジーが完了させていました。
スポンサーリンク
ホワイトカラー シーズン4第3話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、捜査を禁じられたピーターをニールが捜査に駆り出すシーンです。
ニールを助けたことによってピーターは左遷されますが、行き先はまさかの保管室でした。
穴倉と呼ばれる保管室はFBIの中でも最底辺の部署で、上司のパターソンはピーターに嫌がらせをします。
そんなピーターの姿を見たニールは責任を感じますが、そのニールの苦悩するシーンが至る所に見られます。
ピーターを救うためニールはピーターに手柄を立てさせようと試みますが、捜査を禁じられているピーターを逆に窮地に追い込むのではないかと、見ていてハラハラする場面の連続です。
今回は長年追う犯人を逮捕することが出来ましたが、一歩間違えばピーターは辞職に追い込まれかねません。
しかしピーターを何とかしなければと、ニールが強く考えているのが伝わってくる内容でした。
そして島に残ると言っていたモジーがニューヨークに帰ってきて、これでストーリーが盛り上がること必至です。
ピーターが知的犯罪捜査班にどのように復帰出来るのか、今後のストーリー展開に期待です。
読み終わったら