前回までのあらすじ
ニール・キャフリー (マット・ボマー)の父親の秘密を知るヘレンが殺害され、ニールは事件の捜査情報を連邦保安局から入手しようとしますが上手く行きません。
そんな時、アビゲイルという窃盗犯がニールに近づき、自分が捜査情報を盗む代わりに、自分が狙っている現代アートを盗んで欲しいと提案してきますが、ピーター・バーク(ティム・ディケイ)との信頼関係を壊したくないニールは提案を断ります。
しかしアビゲイルは既に捜査情報を盗んでおり、その際にニールの髪の毛を現場に残してきたと脅し、ニールはモジー(ウィリー・ガーソン)の協力を得て現代アートを盗みます。
ピーターはニールが現代アートを盗んだことを発見してニールを逮捕しようとしますが、ニールがアビゲイルから脅されて犯行に及んだことを知り、ニールがアビゲイルから捜査情報を受け取らなかったので、アビゲイルのみを逮捕してニールは無罪放免になります。
事件解決後、アビゲイルから押収した捜査情報をピーターはニールへ渡します。
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ホワイトカラー シーズン4第6話のあらすじ
ニールはピーターと自宅でサムを見付ける作戦を相談していると、モジーが部屋に飛び込んできます。
モジーは殺されかけたと、大変興奮した様子でニール達に助けを求めます。
モジーを落ち着かせて事情を聞くと、モジーは倉庫にあった所有者不明のガラクタをオークションで買ったことから説明を始めます。
ガラクタの中に住所が書かれたノートと2つの鍵があり、モジーはその住所へ向い玄関のドアにカギを差し込むとドアが開きます。
家の中に入ると誰もおらず、モジーはその家の中を捜索すると本棚の裏は隠し扉があり、その先には秘密の抜け道があることを発見します。
モジーはその家に2日ほど滞在していると覆面を被った男が家に押し入り、“旗は何処だ。
723“と男は叫びます。
モジーは機転を利かせて返事をしますが、隙を見て秘密の抜け道から家を脱出したことを説明します。
ダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)とクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)がその家を調べると、家の持ち主は1781年からロバート・タウンゼントという人物の名義になっていました。
捜査を進めると、タウンゼントはアメリカ初代大統領ワシントンが設立したカルパーという団体のスパイであったことが判明します。
ストリンガーという作家が半年前に出版した本によると、カルパーはスパイの子孫たちに受け継がれていて、現在もスパイ活動をしていると記されていましたが、その本に対する世間の評判はイマイチでした。
その本の中で、タウンゼントのスパイ番号が723であることから、覆面の男はモジーをタウンゼントの子孫だと勘違いしたことが分かりました。
モジーがガラクタを調べると、独立戦争の時に使用した有名な旗をタウンゼントが持っているという暗号が発見され、高額な価値のある旗を狙っているものが居ると考えます。
モジーは女スパイ355と呼ばれる人物が関与していることを突き止め、新聞に公告を出して355を公園に呼び出します。
355の子孫テンペストが現れますが、自分は図書館の司書で両親からこの話を聞いたと言い、診療所は何処だと聞きます。
モジーは診療所が倉庫であると思い、倉庫の場所をテンペストに告げます。
捜査を進めると本物の723は殺人事件を犯し、現在警察病院に入院していることが判明したので、モジーを723に扮させて犯人を誘き出そうとします。
ストリンガーが旗を奪い自分の本の正当性を証明させるために、他のスパイを殺害していたことをニール達は知ります。
ワシントンの子孫に扮したニールは、ストリンガーに他のスパイを殺害してくれたことに礼を述べると、ストリンガーは殺人を認めます。
それを聞いたジョーンズはストリンガーを逮捕しようとしますが、モジーはストリンガーを逃がし、旗を探しに行きます。
旗の在りかに向かうと偶然テンペストがそこにいて、ストリンガーはモジーとテンペストに銃を向けて、旗を取り出すように脅迫します。
旗を手に入れたストリンガーは逃げ出しますが、駆け付けたジョーンズに逮捕されます。
そのドサクサに紛れて、テンペストと旗は現場から消えます。
その後、テンペストは旗をアジトに持ち帰り、そこにはカルパーの子孫たちが勢ぞろいしていました。
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ホワイトカラー シーズン4第6話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、常に政府の陰謀を主張していたモジーの活躍する場面です。
モジーは孤児で、幼少期から自分の両親がどのような人物か妄想していました。
子供のモジーは両親が冷戦時代のアメリカとソ連のスパイで、許されない恋の末、モジーが生まれたと妄想していました。
この話をニールにするシーンがありますが、非常にシミジミする場面でモジーのことが一段と好きになりました。
また今回のエピソードは壮大な歴史ロマンがあり、アメリカ人ならば引き込まれる内容だと思いますが、アメリカの歴史を知らない日本人には少しわかりづらい場面もあります。
しかしそれを帳消しにするほどモジーが活躍しますので、モジーファンには必見のエピソードだと思います。
読み終わったら