前回までのあらすじ
モジー(ウィリー・ガーソン)がオークションで買ったガラクタ品の中から、家の鍵とメモを見付けその家へ行くと、男が押し入ってきて“旗を渡せ。723”と叫びます。
命からがら逃げたモジーはニール・キャフリー (マット・ボマー)とピーター・バーク(ティム・ディケイ)に助けを求めると、捜査の結果、その家の持ち主はアメリカ初代大統領ワシントンが組織したカルパーというスパイ組織の一員タウンゼントであると判明します。
捜査を進めるとストリンガーと言う作家がその著書で、カルパーのスパイの子孫たちはいまだにスパイ活動をしていて、歴史的価値のある旗を追っていることが判明します。
タウンゼントの子孫に扮したモジーがスパイの子孫テンペストに接触します。
旗の在りかを見付けたモジーでしたが、ストリンガーはそこに居合わせたテンペストとモジーに銃を向け、旗を奪い逃げようとしますが、駆け付けたFBIに逮捕されます。
逮捕劇にドサクサに紛れて、テンペストと旗は消えます。
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ホワイトカラー シーズン4第7話のあらすじ
自分の父親の過去を知るサムからニールに連絡が入り、ニールは指定された待ち合わせ場所へ向かいます。
サムはニールの旧名を知っており、ニールの父親は警察関係者に嵌められたことを口にします。
ピーターにも協力してもらい黒幕を調べようというニールに対し、現代の警察の中にもニールの父親を嵌めた人間が居る可能性があることを理由にサムは強く反対します。
話を途中で切り上げたサムは車で走り去ろうとしますが、ニールは車の鍵穴を壊します。
こうすれば車が修理に出されるはずで、修理工場を調べればサムの居所が分かるとニールは考えたのでした。
翌朝、FBIに出勤すると、ピーターは担当した不動産関連事件の裁判で証言をする練習をしていました。
住人を追い出し再開発を目論んだ不動産屋デランシーは、ベンゼンを土地に撒いて土壌汚染を引き起こして住人達を追い出した事件は、ニールも潜入捜査で協力をしていた案件です。
FBIはデランシーがベンゼンを持っていたことは確認していましたが、肝心のベンゼンを押収していませんでした。
裁判が始まりブライソン検事は打ち合わせと違った質問をピーターにして、不利な状況に陥ります。
閉廷した後、ブライソンはピーターの自宅を訪れ、デランシーの愛人とセックスをしていた写真を見せられて動揺したことを告げます。
デランシーのバックには、政財界の大物を顧客に持つフィックサー・シェパードが居ることにFBIは気付きます。
シェパードは著名人達の暗部を消し去る仕事を請け負っていて、その世界では有名な人物でした。
FBIに自ら現れたシェパードは、これ以上デランシーに付きまとうなとピーター達に宣戦布告します。
スターリング・ボッシュ社に勤めるサラ・エリス(ヒラリー・バートン)がシェパードの顧客であることを知ったニールは、サラに捜査協力を依頼します。
元恋人のニールに、恥ずかしい写真をネタに脅されているので何とかして欲しいとサラはシェパードに依頼します。
シェパードはニールの秘密を探り出し、それをネタにニールを脅すはずで、そこをFBIが脅迫でシェパードを逮捕する計画を立てます。
シェパードに呼び出されたニールが待ち合わせ場所に向かうと、シェパードは一枚の書類を差し出しますが、それはモジーの重要な秘密が書かれているものでした。
予想外の展開とモジーの重要な秘密を見せられたニールは、捜査を取りやめてシェパードの言いなりになり、FBIはシェパードを逮捕できません。
裁判でベンゼンの証拠が提出出来ない検察側は窮地に追い込まれますが、ニールが証人として出廷して時間稼ぎをします。
その隙にシェパードが証拠品を隠している倉庫をモジーが探し出し、その倉庫の非常ベルを鳴らします。
証拠品を取り出しに来たシェパードをピーターが逮捕してベンゼンも確保しますが、モジーはドサクサに紛れて自分の秘密が書かれた書類を盗み出します。
裁判にベンゼンが証拠として提出され、デランシーは一気に不利な状況へ追い込まれます。
裁判が終わり、ニールはサムの自宅付近で待ち伏せをします。
サムを呼び止めたニールは、ピーター抜きで父親を嵌めた犯人を調べるとサムに告げますが、その様子を遠くからピーターが見ていました。
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ホワイトカラー シーズン4第7話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、サムが登場する場面です。
ニールの父親の秘密を握るキーマンであるサムが登場しますが、その登場シーンは非常にあっさりとしたもので、少し肩透かしを食らった気持ちです。
ニールのメールに反応したサムがニールを呼び出しますが、汚職警官であったと思っていたニールの父親は、実は他の警察関係者に嵌められたようです。
これを聞いて、なぜヘレンが殺害されたのかがようやく理解出来ました。
最終的にはサムと協力して父親を嵌めた犯人を捜すことを決めたニールでしたが、その過程ではピーターを加えたいと考えていました。
驚いたことに大の警察嫌いのモジーがピーターに協力を求めた方が良いと言いますが、ニールはピーター抜きで犯人を捜すことにします。
偏屈なモジーからも強い信頼を勝ち取っているピーターは流石だと思いますが、そのピーターに何も言わずにサムと組んだニールが少し心配になる今回のエピソードでした。
読み終わったら