前回までのあらすじ
15年間行方不明になっていた富豪の息子パトリックが自宅に戻ったニュースがニューヨークでは話題になっていましたが、エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)は学生時代にパトリックの家庭教師をしていました。
パトリックと再会したエリザベスは違和感を覚え、パトリックが偽物ではないかとピーター・バーク(ティム・ディケイ)に相談すると、ニール・キャフリー (マット・ボマー)を執事としてパトリック邸へ送り込みます。
パトリックの血液を採取すると本物であるとの結果が出ますが、それでも疑いを深めたニールは、パトリックが腕の皮膚下に本物のパトリックの血液を仕込んでいたことを発見します。
偽物のパトリックをピーターが脅すと、偽物は本物のパトリックを監禁している場所へ向かい逮捕されます。
偽物はキースという名前で、パトリックに成りすまして遺産を奪おうとしていました。
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ホワイトカラー シーズン5第6話のあらすじ
ニールは侵入捜査でイワンというロシア人から精巧な偽パスポートを押収します。
イワンは偽パスポートの売人であり、製造は他の人間が行っていることから、ピーターは偽パスポートの黒幕を追うことを決めます。
イワンの行動パターンを調べると、イワンが頻繁に訪れている場所がロシア人街にあることを見付けたピーターは、ニールと共にその場所へ向かいます。
その場所はスケートリンクではカーチャというロシア人選手がスケートの練習をしていましたが、ピーターがFBIだと知るとバッチを仕舞えと言います。
カーチャの背後からセルゲイという狂暴そうな男が現れたので、ニールは咄嗟に自分はスポーツエージェントで、ピーターは著名なスケートコーチだと説明します。
カーチャと契約を結び、ピーターにコーチをさせて欲しいと提案するニールに、セルゲイは後日話を聞くと言って名刺を受け取ります。
FBIに戻ったニールを美術館係員レベッカが訪ねてきて、IDカードをニールに盗まれたと主張しますが、ニールは誤魔化します。
IDカードを盗まれたことで美術館を解雇されたレベッカ(注:シーズン5・3話)は、自分に落ち度がないことを証明して欲しいとニールに迫ります。
ニールはその件は他の捜査官が担当しているので、明日連絡をすると言ってその場を切り抜けます。
その後、セルゲイから電話が入り、明日契約について話がしたいとのことで、ピーターはニールに同行するように指示をします。
しかしその時間帯はレベッカの相手をしなければならないことから、ニールはセルゲイの待ち合わせ場所へ到着すると、事前に仕込んでいた仲間に絡んでもらい、その場を離れることに成功します。
レベッカを偽のFBI分室に案内して、捜査官に化けたモジー(ウィリー・ガーソン)に相手をさせます。
さらに盗んだモスコーニ写本の第13章について質問するニール達でしたが、専門家のレベッカはモスコーニの作に第13章は存在しないと言います。
カーチャと無事コーチ契約を結んだピーターは翌日からコーチとしてリンクに立ちます。
ピーターがセルゲイの注意を引いている間にニールがセルゲイの事務所を捜索すると、偽パスポートとその販売先リストを見付けます。
偽パスポートを持っている人間を一網打尽にしたいと考えたピーターは、カーチャにセルゲイからのプロポーズを受けるように依頼します。
これにカーチャが応じてセルゲイにプロポーズを受けると言うと、喜んだセルゲイは友人達を集めてパーティーを開催します。
このパーティーに集まった人間の多くは偽パスポートを持っており、全員がFBIに逮捕されます。
一件落着した後、ピーターはニール達が使った偽FBI分室を割り出しますが、そこは接骨院でした。
不思議に思うピーターでしたが、そこでFBIのボールペンが落ちていることに気が付きます。
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ホワイトカラー シーズン5第6話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、モスコーニ写本の秘密が少し明らかになる点です。
ニールにIDカードを盗まれて美術館を解雇されたレベッカが再登場したことには、少し違和感を感じましたが、レベッカはモスコーニ写本の謎を解くカギになるかもしれません。
その登場シーンから1話だけの出演だと思っていたレベッカでしたが、ニール達に重要なモスコーニ写本の秘密を教えます。
ヘイガンが欲しがっていた13章がモスコーニ写本に無いことを知ったニールが、この後どのように13章に辿り着くか非常に気になりますが、その一躍をかうのがレベッカかもしれません。
一見美術品オタクに見えるレベッカですが、意外な顔を持つ人物ではないかと思わせるエピソードでした。
またニールが何かを企んでいることをピーターは掴んだようで、ピーターがどのような行動に出るのかも今後の楽しみの1つだと思います。
読み終わったら