前回までのあらすじ
フラー家でゲーム大会を開催します。
マットとスティーブも誘っていたのですが、ふたりは知らないうちにガールフレンドのクリスタルとCJを誘っており、NOと言えないDJ。
ペアでするゲームでは散々彼らにあてられ、そしてDJの相手はというと、クリスタルが「DJが独り身でかわいそうだから」と連れてきたクリスタルのおじいちゃん。
マイペースなおじいちゃんに振り回されてゲームも負けてしまい、散々でした。
一方ステファニーは、キミーの弟ジミーからしつこく来るデートの誘いを断っていましたが、ゲーム大会で驚くほど息がぴったりだったふたり。
ステファニーはジミーとのデートを受け入れ、そしてジミーを気に入ってしまったのでした。
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フラーハウス シーズン2第3話のあらすじ
フラー家のリビングでふとポプコとラモーナがふたりっきりになった時のことです。
ジャクソンとローラの進展の遅さを笑うポプコは、ラモーナにファーストキスはいつかと尋ねることから話は始まりました。
あなたに関係ないとラモーナはつれなく答えます。
しかし内心まだなことを気にしていたラモーナは、ポプコにうまいこと言いくるめられ、好きでもないポプコとファーストキスをしてしまいます。
そこにマックスがやってきて、ふたりは付き合っているの?と聞かれますが、好きでも何でもないと答えます。
ティーンエイジャーの行動が理解できないマックス。
キッチンでは疲れ切ったDJが帰宅します。
もうすぐ寝たいというDJに、ステファニーはせっかくの土曜日の夜なので、街へ遊びに出ようと誘います。
ステファニーがDJを連れて行ったのは、赤の他人の結婚式。
男性が結婚したくなる瞬間なのだからと、勝手に親戚のふりをして結婚式に潜入するのです。
最初は戸惑っていたDJですが、会場の雰囲気を気に入り、好みの男性も見つかって話も盛り上がり、食事に誘います。
良い返事をもらい、舞い上がるDJ。
しかしステファニーはDJが気に入った男性がゲイだと気づき、忠告したものの、それが会場全体に聞こえてしまいます。
しかも悪目立ちが過ぎて、新郎新婦の関係者ではないこともバレてしまい、そそくさと退散するふたり……。
一方、ポプコとファーストキスをしたラモーナは舞い上がって、キミーにファーストキスの報告をします。
ポプコと聞いて訝しがるキミーですが、ラモーナも、最初は嫌なやつだと思っていたけれど、いい子に思えてきたと言います。
そんな時にポプコから映画の誘いがあり、デートだと張り切ります。
マックスにデートの服を相談し、ポプコが来るのを待っていたのですが、やってきたのはポプコとその仲間。
しかもその中にはポプコの本命もいて、ラモーナはショックを受けます。
結局ラモーナは映画の途中抜け出して、マックスの部屋から家へ忍び込み、ポプコと一緒に映画に行ったジャクソンが帰ってくるまで、トミーとコスモと遊んで時間をつぶします。
というのも、ラモーナの初デートと聞いたキミーとフェルナンドは大騒ぎをしてラモーナたちを送り出したので、実はポプコに彼女がいたことでがっかりさせたくなかったのです。
ジャクソンと一緒に帰宅したふりをして、さりげなく部屋へ戻ろうとするラモーナですが、みんなに初デートのことを詳しく聞きたいと質問攻めにあい、適当にと受け流し、さっさと階上にあがります。
不思議がるみんなに、マックスはポプコとラモーナの一連のことを説明します。
ラモーナのことを心配するキミーとDJ、ステファニーは、ボーイフレンドは慎重に選ぶこと、自分を大事にするように伝えます。
そしていつでも話を聞くよといって、ラモーナをDJ、キミー、ステファニーで構成する「オオカミ女グループ」の見習いとして受け入れるのでした。
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フラーハウス シーズン2第3話を見た感想
ラモーナのティーンエイジャーとしての心の機微と、マックスの疑問を素直にぶつける無邪気さが、いい意味で噛み合ってなくて、でもそれが面白さを増しました。
そしてラモーナが初デートだからといって張り切って服を選ぶときのマックスは、子ども目線ながら的確なアドバイス。
「食べ物の色で服を決めるんだ、こぼしてもいいように」とか「ペタンコ靴?ヒールじゃないの?」と、おませな少年です。
一方ジャクソンは、なんでローラが先に帰宅していたのかまったく状況を理解しておらず、ローラと進展しないのがある意味納得です(笑)。
てっきり初デートだったつもりが、そう思っていたのは自分だけだったうえ、自分が選んだファーストキスの相手がなんでポプコだったんだろうと落ち込むラモーナに、DJたちは女性としてアドバイスします。
今の女子中高生の事情はわかりませんが、13歳ぐらいでファーストキスは今時普通なのでしょうか。
でも日本の親子間では、恐らくわざわざ母親に報告しないですよね。
しかも「今回は最初のキスだろうけれど、最後じゃない」とか「これからまだまだたくさんの男の子とキスをする」とか。
事実ですが、あえて私たちはこうやって自分の子どもと話をするでしょうか。
それもこれも、DJたちはラモーナに自分を大切にしてほしいという気持ちで話をしています。
男の子と付き合っちゃダメとか、まだ早いとかそういう否定ではなく、これから色々経験していくだろうけれど、まずは自分にふさわしい相手かどうかを見極める大切さを伝える姿勢に、心を打たれました。
読み終わったら