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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1第1話のあらすじと感想

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ゲーム・オブ・スローンズの見どころ

このドラマは、ジョージ・R・R・マーティン著書のファンタジー小説シリーズ「氷と炎の歌」を原作としたもので、中世を彷彿させる架空の王国で、9つの名家を中心に『七王国』の支配権を巡る物語が展開していく作品である。

かつて季節が不規則なウェスタロス大陸と海を隔てた東にエッソス大陸があった。

ウェスタロスには小柄の種族『森の子ら』が住んでいたが、エッソスから『最初の人々』と呼ばれる民族が侵入し戦争が起きる。

戦争後、停戦し『ホワイト・ウォーカー』と呼ばれる北からの脅威に備えお互いに協力し、堅い氷で作られた『壁』を築いた。その後、アンダル人(エッソス大陸の異民族)がウェスタロスを征服『七つの王国(七王国)』を作った。

物語の数百年前、ウェスタロスでヴァリリア人の<ターガリエン家>がドラゴンを使い『七王国』を征服し統一『鉄の王座』に(倒した敵の剣でつくられたもの)座り王朝を築いた。

物語の数十年前、<ターガリエン家>の庶族であった<バラシオン家>の「ロバート」がクーデターを起こし<ターガリエン家>を滅ぼし『鉄の王座』に座った。<ターガリエン家>は、ほぼ全員殺されたが一部の者はエッソスに逃れた。

クーデターの発端は「ロバート・バラシオン」の婚約者で<スターク家>「エダード」の妹(リアナ)がターガリエン2世王(狂王)「エイリス」の息子との失踪。抗議した<スターク家>の父とエダートの兄は処刑された。

狂王は<アリン家>の「ジョン」に「ロバート」と「エダード」の首も差し出すよう命じ、この事がきっかけでクーデターが始まる。結局「エダード」の妹は死に、「ロバート」が<ターガリエン家>に代わり新王朝を開いた。

その後「ロバート」はクーデターに参加した<ラニスター家>の双子の姉「サーセイ」と結婚。

また「エダート」は<タリー家>を味方につける為、「キャサリン」を妻に迎える。そして「ジョン・アリン」は「ロバート」の側近『王の手』となった。

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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1第1話のあらすじ

『壁』の北側は冬の森林。3人の男が野人追跡の命を受けて出発。追跡者の1人が大勢の死体を発見。その後、追跡者の2人が何者かに襲われ1人が生き残った。

ダイアウルフとの出会い

北方の監視者::ウィンターフェル城城主 「エダート・スターク(ネッド・愛称)」にナイツ・ウォッチ(冥夜の守人)の脱走者を捕まえたと連絡が入り刑執行場所へ。脱走者は法により斬首刑。捕まったのは野人追跡者の生き残りだった。『ホワイト・ウォーカー』を見たと言い残し刑に服す。

刑執行の帰り道に鹿の死体が。奥の方には母親と見受けられるダイアウルフ(大狼・太古の獣)の死体があり、その側には子供が5匹いた。

「ネッド」の落とし子(婚外子)「ジョン・スノウ」は、ダイアウルフは<スターク家>のシンボルであり5人の兄弟姉妹に5匹の狼、飼うのは運命だと言い、5匹は連れて帰ることになった。

そしてそこにはもう1匹、他の子とは明らかに違う白いダイアウルフを見つけ「スノウ」はこの子も連れて帰る。

ロバートの頼み事

王都キングス・ランディングから「ジョン・アリン」が亡くなったと知らせが。

そして、王「ロバート」と王妃「サーセイ・バラシオン」(元ラニスター家・双子の姉)、その家族達<ラニスター家>が北方へ来るという知らせも一緒に入った。

「ネッド」の心配をよそに「ロバート王」達はインターフェル城に到着。「ロバート王」は挨拶も早々に切り上げ、「ネッド」の妹の墓へ行き感傷に浸りながら、「ジョン・アリン」が死んだ今『鉄の王座』を守るには、旧友の「ネッド」の協力が必要だと頼み、『王の手』に任命する。

続けて「ネッド」の妹が存命なら血縁になっていたはずで、息子「ジョフリー・バラシオン」と「ネッド」の娘「サンサ・スターク」に両家を結ばせようと提案した。

王都から来た<ラニスター家>の二男で双子の弟「ティリオン(小鬼=インプ)」はすぐさま娼婦とお楽しみ。

「ジェイミー・ラニスター」(長男・双子の弟)が部屋にやって来て、双子の姉が呼んでいると伝えた。すると「ティリオン」は、“僕らの姉は奇妙な欲求があるみたいだ”と笑いながら「ジェイミー」に冗談を言う。「ジェイミー」は沢山の娼婦を呼び部屋を後にする。

デナリース・ターガリエンの結婚

一方、ナロー・シー(狭い海の向こう側)では、ドスラク人の王「カール・ドロゴ」に仲介者の大商人「イリリオ」が紹介している二人の男女。彼らは、数十年前「ロバート王」のクーデターで生き残った<ターガリエン家>狂王「エイリス」の息子「ヴィセーリス」と娘「デナーリス」だった。

兄の「ヴィセーリス」は王権を取り戻す為、嫌がる妹「デナーリス」を「カール王」に差し出し、彼の戦力を手中に収める計画を立てていた。そして「デナーリス」を気に入った「カール王」は結婚の宴を開く。

宴の最中「デナーリス」は父(狂王)に仕えていたという男「ジョラー・モーモント」から『七王国』の歌と歴史の書を受け取り、大商人「イリリオ」からは影の地(シャドーランド)で長い年月をかけ石になった、『ドラゴンの卵』を受け取った。

夫となった「カール王」は白い馬を「デナーリス」に贈った。

ブランの転落

「ネッド」の弟で「スノウ」の伯父「ベンジェン・スターク」が宴に参加する為、北の『壁』からやって来た。宴の最中「ネッド」は「ベンジェン」と話し『ホワイト・ウォーカー』に関して不穏な動きがあるかを確認。

「ベンジェン」はナイツ・ウォッチだ。「スノウ」はナイツ・ウォッチになることを切望し、「ベンジェン」を慕っている。

ウィンターフェル城での宴が終わり、スターク夫妻は寝室に。妻「キャトリン・スターク」に妹「ライサ・アリン」から手紙が届いた。妹は『王の手』だった「ジョン・アリン」の妻だ。

手紙に「ジョン」の死はラニスター家による暗殺の可能性があり、「ロバート王」も危ない。今は王都を出て高巣(アイリー)城に居ると書いてあった。

「ネッド」は『王の手』に任命された事を妻に言い。友の為に王都に行く決心をする。

翌日、高い所が好きな「ネッド」の二男「ブランドン・スターク(ブラン・愛称)」は、いつもと変わらず搭に登って遊んでいた。搭の中を覗き込むと王妃「サーセイ・バラシオン」と双子の弟「ジェイミー・ラニスター」の情事を目撃。「ブラン」は2人に見つかり、弟「ジェイミー」に搭から突き落とされた。

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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン1第1話を見た感想

複雑過ぎる人間関係や登場人物の名前のややこしさ。正直1度見るのをやめて、人物や背景を確認しました。確認後に最初から再開。複雑だけど背景が分かるととても見やすかったです。

<スターク家>は今の所、落とし子の「スノウ」が目立っていますね。兄弟達とは一線を置いている感じで、自分は違うと感じている所に陰を感じました。

<ラニスター家>の双子「ジェイミー」と「サーセイ」は歪んだ関係を隠す為に、小さな子供を高い所から突き落とす。かなり必死ですよね…。弟の「ティリオン」が“姉には奇妙な欲求があるみたいだ”と言っていましたが、こういう事だったと最後にわかりました。

王の「ロバート」が友達の「ネッド」にわざわざ助けを求めて来た所が良かったです。友達だった事を分かりやすく描いていましたね。

王妃「サーセイ」が<ラニスター家>の双子って所も事を複雑にしていて、面白い。「ジョン・アリン」の殺害は双子の仕業なのか興味深いです。

<ターガリエン家>の兄「ヴィセーリス」 は復権を画策しているとはいえ、発言のクレイジーさは相当でしたね。そして、 妹「デナーリス」は兄の言いなりで心配。

夫となった「カール・ドラゴ」は肉体派で、少々顔が濃い…。ただ共通語を話せないというのは、王として大丈夫なのかと思ってしまいました。

さすが“PG12”(12歳未満は保護者の指導必要)なだけあって過激な映像もありますが、スケールの大きさを感じさせる映像に圧巻しました。

次は第2話、今度の展開が楽しみです。
 

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