前回までのあらすじ
・「スタニス・バラシオン」は運気を変えるため、娘「シリーン」を神の生け贄にし、火あぶりにして死なせた。
・「ジョン・スノウ」は野人たちを引き連れ、黒の城へ戻った。
・「ジェイミー・ラニスター」は「ドーラン・マーテル」の許可を得て「ミアセラ」を王都へ連れて帰ることになった。
・「アリア・スターク」はブレーヴォスのラグマン港で「マーリン・トラント」を目撃し、「ジャクェン」の指示を無視して彼を尾行した。
・「デナーリス・ターガリエン」は闘技場で＜ハーピーの息子たち＞の兵に襲われた際、＜ドラゴン＞の “ドロゴン” に助けれ、“ドロゴン” の背に乗り空へ飛び上がった。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5第10話のあらすじ
娘と妻を失ったスタニス、ウインターフェルへ進軍する
女祭司「メリサンドル」は生け贄を捧げたので、光の王は約束を果たされたと言って神の炎が雪を溶かし、道を阻むものはないと「スタニス」に言った。
進軍すると決めた「スタニス」に半数の兵士が脱走としたと報告が入り、続いて兵士が妻（セリース）の死を知らせにやって来た。
「スタニス」は森の奥まで確認しに行くと「セリース」が自殺をして、「メリサンドル」が去ったと兵士が「スタニス」に報告した。
「スタニス」は残りの軍を引き連れてウインターフェルに進軍すると言った。
メイスターの勉強をしたいサム
「スノウ」は友人「サム・ターリー」にハードホーム（堅牢の家）であったことを話した。
すると「サム」は言いづらそうにメイスターになるため、「ジリ」（クラスターの娘）と赤ん坊と一緒に、オールドタウンに行かせて欲しいと「スノウ」に頼んだ。
「スノウ」は「サム」が必要だと止めるが、「サム」はメイスターになった方が役に立てると言った。
話しを聞いた「スノウ」は「サム」の願いを許し、帰還をするのを待っていると言った。
スタニスの死とサンサの逃亡
ウインターフェルに居た「ポトリック・ペイン」（元ティリオンの従者）は＜スタニス軍＞を目撃し「ブライエニー」（キャトリンの従士）に報告した。
一方、「サンサ・スターク」は部屋を抜け出し、使われていない塔に登りロウソクに火を灯し、助けを求めていた。
進軍する＜スタニス軍＞の前に「ラムジー」率いる精鋭たち（ボルトン軍）が現れ、両軍は戦を始めた。
「スタニス」は怪我をしたが、何とか生きていて木にもたれていた。
すると「スタニス」の前に「ブライエニー」が現れ、「レンリー王」の＜王の盾＞だったと挨拶した。
そして「スタニス」を処刑すると言い、剣を振り下ろした。
その頃「ラムジー」は＜スタニス軍＞を制圧することに成功する。
「サンサ」は「ミランダ」（ラムジーの愛人）と「シオン・グレイジョイ」に見つかり、「ミランダ」に弓で脅された。
すると「シオン」は城の通路から「ミランダ」を突き落として殺し、「サンサ」を連れて城から逃げ出した。
数多の神のウェイフスを付けたアリア
「アリア」は＜黒と白の館＞から持ってきた “数多の神“ のウェイフスを付け、少女になりすまし売春宿に紛れ込んでいた。
「マーリン」は幼い少女を棒で殴って喜んでいると、突然少女は「マーリン」の両目をナイフで潰し胸を刺した。
ウェイフスを外した「アリア」は殺しのリスト１番目、師匠「シリオ・ファレル」の敵だと言い、自分の正体を明かして「マーリン」の首を切って殺した。
「マーリン」殺害後、「アリア」は “数多の神“ のウェイフスをこっそり返しに来た。
しかし「ジャクェン」と女に見つかり、誤った命を奪い償いが必要だと言って、毒を飲まされそうになるが、命の代償は死のみだと言われ、「ジャクェン」が代わり毒を飲んで死んだ。
「アリア」は死なないで！と叫ぶと「ジャクェン」が現れる。
そして「ジャクェン」は顔を変えられるのは、“誰でもない者” だけだと話し、ウェイフスは「アリア」にとって毒と同じだと言った。
すると「アリア」は目が見えないと言い出す。
王都へ出発したジェイミーとミアセラ
「ジェイミー」は「ドーラン」にお礼を言い「ミアサラ」たちを連れて王都へ出発する。
出発前、「エラリア・サンド」は「ミアサラ」にキスをして、誘拐のことを謝った。
船内で「ジェイミー」は「ミアサラ」に父親だと告白しようとしていると「ミアサラ」が分かっていると言い、「ジェイミー」が父親で良かったと話した。
「ジェイミー」が抱き締めると「ミアサラ」が鼻血を出し倒れる。
デナーリス、ドスラク人に囲まれる
行方不明の「デナーリス」を探しに行こうとする「ティリオン」に「ダーリオ・ナハーリス」は連れて行かないと言い、統治の経験があるのは「ティリオン」だけで、町に残り自分の価値を示せと話した。
「ジョラー・モーモント」は言葉も分からない「ティリオン」統治は無理だと言うと、「グレイワーム」（穢れなき軍団の指揮官）が居ると言う。
捜しに行くという「グレイワーム」に、お前の言葉なら民も耳を傾けるから残れと「ダーリオ」は言い、「モーモント」と一緒に捜索に向かった。
「ティリオン」が２人を見送ると「ヴァリス」が現れ、もう女王の愛顧を得たのかと聞いた。
「ティリオン」は処刑を免れ悪くない滑り出しだと答え、英雄たちは女王を捜しに行き、自分は分裂寸前の町を鎮めろと言われたと話した。
そして「ヴァリス」に助言を求めると情報が命だと言われた「ティリオン」は会いたかったと「ヴァリス」に言った。
見知らぬ荒野の丘に居た「デナーリス」は家に帰ろうと “ドロゴン” に言うが “ドロゴン” は弱っていて動こうとしない。
丘から降りるとドスラクの軍勢が「デナーリス」を取り囲んだ。
民衆の前で裸になったサーセイ
弱っている「サーセイ」の所にセプタ（女祭司）と「ハイ・スパロー」やって来ると「サーセイ」は「ハイ・スパロー」に夫以外の男と関係したと告白し、名前は「ランセル・ラニスター」だと話した。
続けて「ハイ・スパロー」は、子供たちは「ロバート王」の子ではなく近親相姦による不義の子だと告発もあると言うと「サーセイ」は否定した。
「ハイ・スパロー」は真偽を明らかにするため裁判で判断すると言うと「サーセイ」は慈母の慈悲を賜れないかと「ハイ・スパロー」に尋ね、息子に長く会っていないから会わせて欲しいと頼んだ。
「サーセイ」の言葉を聞いた「ハイ・スパロー」は赤の王城へ戻ることを許可し、慈母の慈悲に感謝しなさいと言った。
贖罪が済めば帰っても良いと言われた「サーセイ」は体を洗われ髪を短く剃られた。
そして「サーセイ」は民衆が見ている前で裸にさせられ、赤の王城まで歩いて帰らせられる。
赤の王城に着いた「サーセイ」は泣きながら城の中へ入って来て、迎えた「クァイバーン」は「サーセイ」を抱き締め、足の手当をすると言い、新しい＜王の盾＞を紹介した。
「クァイバーン」が＜王の盾＞になった彼は、沈黙の誓いを立てたと話す
スノウ、ナイツウォッチの兄弟たちに刺される
黒の城へ「タヴォス・シーワース」が戻って来て、「スノウ」に兵と馬と食糧を送って欲しいと頼んだが、人手が足りないと「スノウ」は断った。
すると「メリサンドル」が黒の城に戻って来る。
「スノウ」は「スタニス」のことを「メリサンドル」に尋ね、「タヴォス」は「シリーン」は無事かと聞いたが、彼女は無言のままだった。
「スノウ」が部屋で手紙を読んでいると「オリー」が来て、叔父「ベンジェン・スターク」を知っている野人が居たと呼ばれた。
「アリザー・ソーン」が言う場所に「スノウ」が行くと、反逆者と看板が張られてあった。
すると「アリザー」が “守人のために” と言いながら「スノウ」を刺し、彼に反発するナイツウォッチの兄弟たちにも次々と刺された。
最後に「オリー」（両親を野人に殺された少年）に刺された「スノウ」は、１人雪の中で死んだ。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン５第10話を見た感想
・シーズン最終話。とんでもないことが起きました！
＜バラシオン家＞の「スタニス」は妻も娘も失ったのに「ラムジー」率いる＜ボルトン軍＞に負け、さらに「ブライエニー」に殺されてしまいました。
結局「スタニス」は、「メリサンドル」に踊らされただけだったようですね。
「メリサンドル」は逃げるように黒の城へ戻って来ましたが、彼女はこれからどうするつもりなのでしょうか？
「サーセイ」は「ハイ・スパロー」に民衆の前で大恥をかかされました。
あの「サーセイ」がまさか彼の言うことを聞いて、あんな風に城へ戻るとは思いませんでした。
見ていて少し切なくなりました。
＜ラニスター家＞の「ミアセラ」は「エアリア」に毒を盛られ、王都に戻る前に死んでしまった様です。
せっかく「ジェイミー」が父親として接することが出来たのに、本当に残念です。
「ティリオン」は行方不明の「デナーリス」が戻って来るまで間、ミーリーンの街を統治することになりました。
これから「ヴァリス」が側近としているから問題なさそうですが、狭い海の向こう側で、これから何が起こるか楽しみです。
＜ターガリエン家＞の「デナーリス」はドスラク人に捕まってしまいました。
彼女はピンチに陥る傾向がありますね…でも何とかしてしまう力があるので大丈夫でしょう！
＜スターク家＞の「アリア」は、父（ネッド）の仇「マーリン」を殺しました。
何かやらかすと思っていましたが、まさかウェイフスをつけて実行するとは思っていませんでした。
「ジャクェン」にかなり叱られ、目まで見えなくなり彼女はこの先どうなってしまうのか…
「スノウ」は「アリザー」やナイツウォッチの兄弟たち、「オリー」に刺されて死んでしまいました。
まさか「スノウ」が死んでしまうなんて！父「ネッド」の時もそうでしたが、凄い展開ですよね。
彼は全シーズン生き延びると思っていたので、何だか残念です。
さて次回からはシーズン6が始まります。どんな物語が始まるのか楽しみです。
読み終わったら