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LOST シーズン6第5話<灯台>のあらすじと感想

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LOST シーズン6第5話 前回までのあらすじ

偽ロックは捕まえたリチャードに対し、ジェイコブより自分が優れたリーダーであることを説明して手を組まないかと迫りますが、リチャードはそれをきっぱりと拒否します。

怒りを覚えた偽ロックでしたが、その時、森の中から謎の少年が現れてすぐに姿を消したことから、偽ロックはその少年を追って森の中を疾走します。

やがて偽ロックはダーマが住んでいた住宅街へ辿り着くと、そこには泥酔したソーヤーが居て、目の前に居るロックは偽物であることを見抜きます。

偽ロックはなぜソーヤーがこの島に来たのかを教えると言い、ソーヤー断崖絶壁にある洞窟へ連れていくと、そこにはソーヤーやジャックたちの名前と、ハーリーが言う呪われた数字が天井に描かれていました。

偽ロックは、ジェイコブは過去に皆の人生の分岐点で接触したと言い、自分の後継者を探していて、ソーヤーたちは後継者候補として選ばれてこの島に連れてこられたと説明をします。

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LOST シーズン6第5話のあらすじ

(FSW)鏡の前で自分の腹にある盲腸手術の跡を見つけたジャックは、その傷跡を不思議そうに確認します。

我に返り朝の身支度の進めると電話が鳴りますが、電話の主は母親からでした。

父クリスチャンの遺体が飛行機貨物で運送中に紛失したことを知った母親は、数日後に迫った葬儀をどうすれば良いかとジャックに喚き散らします。

さらに家中を探したが、クリスチャンの遺書が見つからないと母親は騒ぎます。

何とかするので落ち着くようにと言うジャックは、自分が盲腸手術をした記憶がないことを母親に尋ねると、母親は呆れた声を発し、7歳くらいの時に手術をしたではないかと答えます。

手術の記憶がなく半信半疑のジャックはふと時計に目をやると、“後で実家に行くから”と言い電話を切って家の外へ向かいます。

ジャックが到着したのは学校で、1人の少年が佇んでいました。

“デヴィッド遅れてすまない”と声をかけるジャックに対し、“別に良いよ。父さん”と少年は返答します。
 

(島)テンプルに居たハーリーのもとにジェイコブが現れますが、その姿はハーリーにしか見えないようです。

ジェイコブはこれからのことを説明するので書きとめるようにハーリーに言うと、この後、島に来る人間を導く手伝いをしてほしいと、ハーリーに説明します。

ジェイコブの指示に従い、ハーリーはテンプルの奥へ向かい、ジェイコブが指示した目的地につながる通路を探していました。

そこへジェイコブが現れて、指示通りジャックと一緒に目的地へ行くようにと言いますが、ジャックが誘いに乗るわけがないとハーリーは反論します。

それを聞いたジェイコブはジャックが一緒に来ない場合、“物事を受け入れる資質の問題だ”と言えば、ジャックはついてくると自信満々に説明します。
 

ハーリーがジェイコブの話をジャックにしますが、予想通りジャックは興味を示しません。

そこでハーリーは“物事を受け入れる資質の問題だ”というとジャックの表情が変わり、ジェイコブと話をすると言い、ハーリーと目的地へ行くことを承諾します。
 

その頃、アザーズに攻撃され足に傷を負ったジンスーは、クレアのテントに運び込まれ、傷の手当を受けていました。

クレアの様子が以前と違い粗々しいことが気になるジンスーでしたが、テントの中にはたくさんの武器があり、さらには息子アーロンに見立てたと思われる不気味な人形が置かれていました。

そこへジンスーを襲ったアザーズのジャスティンを捕えたクレアが戻ってきて、アザーズにさらわれたアーロンの居場所を吐かせようとします。

ジャスティンが何のことかわからないと言うと、鬼の形相をしたクレアは斧でジャスティンを殺そうとします。

それを見たジンスーは咄嗟に“ケイトがアーロンを育てている。アザーズは関係ない”と言います。

クレアは我に返った表情を浮かべますが、すぐにジャスティンに斧を振り下ろします。
 

(FSW)実家に戻ったジャックは母親の愚痴をひとしきり聞いた後、息子デヴィッドとの関係について悩みを口にします。

それを聞いた母親は、ジャックと父クリスチャンの関係と同じではないかと答え、それに気が付いたジャックは息をのみこみます。

その後、家の中からクリスチャンの遺書を見つけたジャック親子でしたが、遺書にはクレアという名前が記載されており、母親はジャックにクレアという人物に心当たりはないかと尋ねます。
 

(島)森の中を進むハーリーとジャックは、やがて灯台に行きつきます。

2人は苦労しながらの灯台の最上部へ上ると、そこには海上にいる船へ島の位置を教える装置がありました。

何枚もの鏡が重なりあわされたその装置を、ジェイコブの指示通り108度の位置へセットしたハーリーでしたが、鏡の一枚に一軒の家が写りだされたことにジャックは気が付きます。

ジャックが壁を見ると、ハーリーが宝くじを当てた数字が刻まれており、その横には島へ呼び集められた人々の名前も記載されていました。

ジャックは自分の名前と番号23の場所へ装置をセットするようにハーリーに指示すると、そこには自分が幼少期に暮らしていた家が映し出されます。

ジャックはジェイコブがこの装置を使って、島に呼び集められた人々を監視していたことを知り、激怒してその装置を破壊します。
 

(FSW)実家で過ごした時間が予想以上に掛り、デヴィッドと約束の時間に遅れて自宅へ戻ったジャックは、デヴィッドが自宅に居ないことに気が付きます。

普段は離婚した元妻の家で暮らすデヴィッドの部屋へ向かったジャックは、デヴィッドが音楽学校の試験を受けに行ったことを知ります。

音楽学校へ急行したジャックは、デヴィッドが演奏するピアノを聞き、デヴィッドの才能を改めて認識します。

試験が終わった後、“まだピアノを続けていたとは知らなかった”と言うジャックに対し、“試験に失敗した時のことを考えると言えなかった”とデヴィッドは答えます。

“父クリスチャンに、受け入れる資質が無い、とよく言われてトラウマになっていたが、試験の結果がどうなるにせよ、受け入れられるから大丈夫だ”とジャックはデヴィッドに告げます。
 

(島)ジェイコブの策略を知り、ジャックは海をぼーと眺めていると、その背後に居たハーリーの元にジェイコブが現れます。

今回のことを抗議するハーリーに対し、事実を教えるのが目的ではなく、2人をテンプルから遠ざけることが真の目的であるとジェイコブは告げます。

不思議そうなハーリーに対し、ジェイコブはテンプルに邪悪な者が間もなく来て、2人をそれから避難させたかったと説明します。
 

その頃、テントで休んでいたジンスーの元に、偽ロックが現れます。

死んだはずのロックを見たジンスーは驚きますが、クレアはそれはロックではなく、自分の友達だと笑顔でジンスーに語りかけます。

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LOST シーズン6第5話を見た感想

今回のエピソードは見どころ満載の中身の濃いものでした。

FSWではジャックにはティーンネイジャーの息子デヴィッドが居て、離婚した妻もいる設定です。

今まではジャックには結婚して間もなく離婚したリサという元妻が居たはずですが、子供はいなかったはずです。

オーシャニック815便が無事ロスアンジェルスに到着したことで、過去も変わってしまったとしか思えないストーリー展開です。

一方島では、ジェイコブが後継者を選ぶために、島に集められた人々を子供のころから監視していた衝撃の事実が判明しますが、ジャックたちの人生の岐路でジェイコブが現れた訳がようやくわかりました。

それ以上に驚いたのが、島に1人残されたクレアの変わりぶりです。

表情は常人離れした険しいものになり、山賊のような出で立ちは以前のクレアからは想像できません。

偽ロックと通じているようで、道厳が言っていたようクレアは邪悪なものに取りつかれたようです。

今後、クレアと偽ロックがどのような行動に出るのか非常に楽しみです。
 

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