パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第13話 前回までのあらすじ
ドネリー捜査官が長年追う“スーツの男”の疑いをかけられて、チャップルの手下3人と共にレイカース刑務所へ拘束されたリースに対し、カーター刑事が尋問を開始します。
投資銀行家のジョン・ウォーレンと名乗るリースはカーター刑事の協力もあり、スーツの男であると言う証拠をドネリーに与えません。
チャップルの手下であるマカヴォイが、無罪放免を条件にスーツの男が誰であるかをドネリー捜査官に自供しようとしますが、フィンチがマカヴォイの不正蓄財をネタに自供を諦めさせます。
ようやく釈放されたリースは、レイカース刑務所の外でカーター刑事に会って礼を述べますが、背後から近づいたドネリー刑事にカーターと共に逮捕されます。
ドネリー捜査官は2人を司法省に差し出されそうになりますが、リースの元同僚カーラが現れてドネリー捜査官を倒します。
スポンサーリンク
パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第13話のあらすじ
リースの元同僚カーラはリースを誘拐するために、リースが乗っていた車を大破して、ドネリー捜査官を殺害します。
リースが連れ去られた後、怪我を負ったカーター刑事は車から這い出しますが、状況が呑み込めません。
そこへフィンチから電話があり、カーターは分かる範囲で状況を説明すると、フィンチはリースがカーラに連れ去られたと思うと告げます。
直ぐにその現場から離れるように言われたカーター刑事は躊躇しますが、フィンチのいう事に従います。
その頃、目を覚ましたリースはバスに乗っている自分に気が付き、隣にはスノー、前にはカーラが居ることを把握します。
目覚めたリースに対しカーラは、スノーと2人で自分の手伝をしてほしいと依頼し、断れば体に巻きつけた時限爆弾が爆発すると告げます。
自宅に戻ったカーター刑事が傷の手当てをしていると、ファスコから電話がかかってきます。
ファスコはドネリー捜査官が 亡したことを告げ、この事件の捜査を担当するモス刑事がレイカース刑務所で一緒だったカーター刑事に話を聞きたいという伝言を伝えます。
事件現場に向かったカーター刑事は、モス刑事から事情を聞かれますが、レイカース刑務所で別れたきりだと嘘を付きます。
モス刑事はドネリー捜査官がスーツの男に入れ込み過ぎていて、FBI内でも問題視されていたことを語ります。
その後、リースを救出するためにカーター刑事とファスコ刑事をダイナーへ呼び出したフィンチは、カーラの経歴と記録上、カーラはこの世にはいないことになっていることを説明します。
それを聞いたカーター刑事は、以前捜査をしたフジマテック社でスノーがカーラのためにハードディスクを盗んでいたことを告げます。
その際、スノーの体には爆弾が巻かれていて、多分リースも同じ状況にあり、カーラに脅されていると思うと推測します。
(2010年)CIA諜報官のスノーは秘密基地で、リースとカーラに次の任務を説明していました。
国防省の職員が機密情報をパソコンごと中国企業に売り払ったことを告げ、そのパソコンがオルドスという中国の街にあるので取り返すようにと指示を出します。
さらにリースとカーラを個別に呼んで、パソコンを回収したのち、裏切者のパートナーをその場で始末しろと命令します。
オルドスでパソコンを回収したカーラは、隙を突いてリースに弾丸を撃ち込みます。
しかしその直後、アメリカ軍の放った爆弾が落ちてきて、カーラは気を失います。
カーラは中国の病院へ運ばれて目を覚ますと、1人の英国訛りの老人がベッドの傍にいることに気が付きます。
老人は組織がカーラを裏切ったことを説明し、自分のいう事を聞けば、カーラを裏切った原因を作った人物の名前を教えると告げます。
始めは老人を信じなかったカーラでしたが、老人はカーラたちが追っていたパソコンを持っていることを目の当たりにして、カーラは決意します。
(2012年)ダイナーに居たリースとスノーは、カーラの指示でダイナーから出た客を襲い、持ち物と車を奪います。
持ち主は爆発物取締局の職員で、職員が着るジャンパーを奪ったリース達は、マーサ780という爆発予告がなされたビルへ向かいます。
最上階にある国防省の秘密企業へ向かった2人は、カーラの指示で次々と警備を倒して奥へ進むと研究室の中へ進みます。
時を同じくしてスノーがフジマテック社から盗んだハードディスクの情報から、カーラの狙いがマーサ780にある国防省の施設であることをフィンチは突き止めます。
この施設には“シグナス”というネットワークウイルスが作られており、それをカーラが狙っているとフィンチは考え、マーサ780へファスコ刑事たちと急行します。
その頃、リースはカーラの指示に従わず、ウィルスを盗むことを拒否して、命が惜しいスノーと争います。
そこへカーラが登場し、こうなることは初めから作戦の内だと言って、本当の狙いである自分が作ったネットワークウイルスをシグナスへ注入します。
そしてリースとスノーに装着されている時限爆弾を15分後に着火するように設定して、その場を後にします。
スノーはCIAの秘密基地があるので、そこへ行き爆弾を外してもらうと言って、リースを殴って逃走します。
その場へフィンチ、ファスコ刑事、カーター刑事が駆けつけますが、リースは自分だけ死ぬので巻き添えを食わないようにビルの外へ出るように3人に伝えます。
ファスコ刑事とカーター刑事は最終的にそれに従ってビルから逃避しますが、フィンチはリースと共に屋上に出て、時限爆弾を解除しようとします。
残り10秒で解除コードをフィンチが打ち込み、爆弾は炸裂しませんでした。
しかしその直後、ビルの横に停車していた車が大爆発を起こします。
この車はカーラの車で、カーラが乗り込むと後部席にスノーが居て、カーラを道ずれにして爆弾が爆発したのでした。
カーラは車に乗り込む前に、カーラがCIAから裏切られた原因を作った人物の名前を老人から入手していました。
カーラが書き取ったメモには、ハロルド・フィンチという名前が書きこめれていました。
FBIはスーツの男をスノーだとして処理し、スーツの男の捜査は幕を下ろします。
スポンサーリンク
パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第13話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、カーラとの対決にケリがついた場面です。
カーラが再登場して、これからどのようにリースを追いつめていくのかが気になっていましたが、意外と呆気ない最後となりました。
今までの傾向として、ドネリー捜査官のようにカーラも長くリースを追いつめるのではないかと想像していましたが、あっさりと1エピソードで決着がついたのは拍子抜けしてしまいます。
しかし爆発寸前の車内からカーラが逃げ出そうとする場面があったので、カーラが逃げ切った可能性も0ではないように思えます。
前回でドネリー捜査官が居なくなり、カーラが再登場し、そのカーラも今回のエピソードでいなくなりましたが、代わりに謎の老人が現れます。
この老人はリースにも大きな影響を与えそうで、この老人の正体が気になります。