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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第9話<再会>のあらすじと感想

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第9話 前回までのあらすじ

今回マシーンがはじき出した番号は2つあり、それは出版社を経営するドレーク夫妻のものでした。
 
生い立ちが対照的な夫ダニエルと妻サブリナは、会社を売却するか否かで意見が対立しており、2人の仲も険悪であることをリース達は知ります。
 
リースがサブリナを尾行すると、何者かが爆弾を車に取り付けているのを見付けますが、それはダニエルの依頼を受けた暗殺者の仕業でした。
 
一方でダニエルも新刊本発表イベントで狙撃者に命を狙われ、その命令を下したのがサブリナであることが判明します。
 
2人を救出したリースは部屋で夫婦を2人きりにすると2人は仲直りをしますが、依頼した暗殺者たちと連絡が取れなくなったことから、暗殺者を2人の自宅におびき出し、リースが暗殺者たちを捕まえます。

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第9話のあらすじ

ロシア訛りの乗客を乗せたタクシードライバーは、客から500ドルが欲しくないかを聞かれます。
 
乗客は札を半分に切り片方をドライバーに渡し、少し時間を潰してここへ戻ってくれば、残りの半分を渡すと言って、客はタクシーを降ります。
   
 
今回マシーンが打ち出したのは、キューバからの移民のフェルミン・オルドニスでした。
 
リースがフェルミンの過去を調べると、フェルミンはキューバの野球代表選手で2005年にアメリカに亡命してマイナーリーグでプレーしていましたが、肘を壊して今ではタクシードライバーをしていました。
 
更に昨日、貯金を全額降ろしていることが判明し、フィンチはフェルミンが運転するタクシーに客として乗車し、GPSや盗聴器を設置するとタクシーを降ります。
 
タクシーは走り去りますが、その後をバイクに乗ったリースが追います。
  
 
フェルミンは電気屋の前にタクシーを停めて店に中に入ると、パソコンを売った代金800ドルを受け取ります。
 
その代金をタクシーのトランクに積んでいた袋に投げ込むと、フェルミンは一軒のレストランへ向かいます。
 
フェルミンはレストランのテーブルに座っている男に近づき、袋を男の前に置いて、約束の4万ドルが出来たので、キューバに残してきた妻子をアメリカに連れてきて欲しいと言います。
 
メンドーサと名乗る男は、密入国の費用は倍になったと言って、この金では1人しかアメリカに連れてこれないと言うと、フェルミンは約束が違うと激高します。
 
キューバの国内状況が混沌としていて妻子が心配だとフェルミンは言いますが、メンドーサは金を作るしか方法が無いとフェルミンに答えます。
  
 
レストランを出たフェルミンが犯罪に走るのではないかと心配して後を追うリースでしたが、フェルミンが向かったのは、野球の元チームメイトで今ではメジャーリーグ一の二塁手となったアコスタでした。
 
フェルミンは元同僚に言いにくそうに妻子を助けて欲しいと頼みますが、アコスタは財布から札を何枚か取り出してフェルミンへ渡すと去って行きました。
  
 
その頃、HRの黒幕・クインは大規模な摘発を受けてガタガタになったHRを立て直すために、イライアスと手を組むことを決断します。
 
クインはシモンズにイライアスと会えるように手配してほしい依頼すると、シモンズはそれをファスコ刑事に丸投げします。
 
ファスコ刑事はイライアスの部下に連絡を取ってシモンズに会わせると、シモンズはイライアスが追っているマフィアのボス・ファスコーニの居場所を教えるので、HRと組んでほしいと依頼します。
 
イライアスに電話で確認した部下は、ファスコーニをHRが捕まえることを条件に、シモンズの要求を呑むことにします。
  
 
同じ頃、リースからフェルミンを調べるように依頼されていたカーター刑事は、フェルミンのGPSを調べて、フェルミンが昨晩タクシー勤務をしていた際に25分間停車していた公園へ向かいます。
 
その公園は殺人事件の現場となっており、カーター刑事が周辺に居た警察に状況を聞くと、ブシュコフというロシア人がこの場で殺害されたことを知ります。
 
そこにはシークレット・サービスの職員がいて、国家機密レベルの犯罪であることが分かり、ブシュコフの遺留品から半分に千切られた札が発見されます。
  
 
その後、フェルミンは金髪の女性を客として拾うと、その女性は人通りのない倉庫街へタクシーを進めるように指示します。
 
倉庫街でタクシーを停めさせると、その女性はブシュコフの写真を見せて、昨晩この男がタクシーに忘れ物をしなかったかを聞きます。
 
フェルミンは知らないと言うと、女性は車から降り、入れ替わりにリースが車に乗り込んできます。
 
リースは危険が迫っているので、すぐにタクシーを発車させろと言いますが、フェルミンはリースを不審に思い質問を続けます。
 
女性から命令を受けた男たちがタクシー目がけて銃を乱射しますが、リースの指示通りに車を走らせたフェルミンは何とか逃亡することに成功します。
  
 
フェルミンにブシュコフが忘れたものを金髪の女性=エストニア系マフィアが追っていることを説明するリースに対し、フェルミンはブシュコフがパソコンをタクシーに忘れて行き、それを電気屋に売ったことをリースに告白します。
 
電気屋へ向かったリース達でしたが、店主は既に殺害された後で、パソコンはd3mn8というハンドルネームの人物にネットで売られていた後でした。
  
 
同じ頃、ブシュコフを調べたフィンチはブシュコフは天才ハッカーで、FBIが持っている極秘資料である生体認証データを盗んで、自分のパソコンに保管していることが分かり、それをエストニア系マフィアが狙っていることが判明します。
  
 
フィンチがd3mn8の居場所を突き止めて、状況を説明して10万ドルでパソコンを買い取りますが、そこへエストニア系マフィアが現れます。
 
リースが助けに入りますが、銃口を向けたギャングに押さえつけられてしまいます。
 
一緒に居たフェルミンがそこにあったビリヤードのボールをギャング目がけて投げて、リース達はギャングを撃退します。
  
 
危機を脱したリースは、フェルミンへ警察に出頭して取引をするように言います。
 
警察に出頭したフェルミンはシークレット・サービスの職員に対し、パソコンを渡す代わりに自分の妻子をキューバから連れ出して欲しいと言い、取引は成立します。

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パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第9話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、野球で挫折したフェルミンを助けるヒューマン・ドラマ色が強いストーリー内容です。
 
妻子をアメリカに呼ぶために真面目に働いていたフェルミンの身に降りかかる災難を、リースとフィンチが見事に助ける内容は感動的です。
 
最後の場面で、買い取った生体認証データをフェルミンに渡し、それと引き換えに妻子をアメリカに連れ来られるようにと、知恵を与えたリース達の行動はなかなか良いエンディングでした。
 
一方、HRとイライアスが組むことになりそうで、両者が手を組むとどのような災難がリース達に降りかかるのかが楽しみになります。
 

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