パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第3話 前回までのあらすじ
今回マシーンが打ち出したのは、人探し支援サイトを運営するクルーガーという人物です。
クルーガーの真の目的は個人情報を集めて他の企業に売り渡すことでしたが、表面的にはクリーンなイメージで会社を大きくしました。
しかし立て続けにクルーガーの浮気、破産歴、飲 運転などの汚点が世間にさらされたことから、フィンチがクルーガーを調べると、個人情報漏えいの被害者たちから集団訴訟をされていた過去が明らかになります。
集団訴訟を潰したクルーガーでしたが、何者かが原告たちに復讐キットを送り、クルーガーが標的となりました。
リースが助けようとしますが、真犯人は取引先を装うコリアーという男で、クルーガーはコリアーに 害されてしまいます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第3話のあらすじ
リースとショウは恋人を装って池のボートに乗り、今回の対象者イアン・マーフィーを監視します。
ボートから降りて恋人と別れたマーフィーは、ラフな格好に着替えると違う女性と落ち合って食事に出かけます。
これを見たショウがカメレオンタイプの人格障害者だとマーフィーを罵り、自分が留めを刺したいと言い出します。
フィンチがマーフィーを調べると、マーフィーの表の顔は叔父から譲り受けた10万ドルの遺産を元手に、様々な事業を行い成功させた実業家であることが判明します。
しかし出会い系アプリ・アングラーを利用して、様々な女性に近づいていることが明らかになります。
フィンチはリースのマーフィーの自宅を調べるように依頼します。
マーフィーの自宅には何人もの女性の調査ファイルがあり、その中には身元不明になっている人もいました。
更にテーブルの上には殺人事件の切り抜き記事が置かれており、マーフィーが普通ではないとリースは感じます。
その頃、病院にいたルートは、主治医との面談で謎めいたことを口にして“遂に病院を出ていくこと時が来た”と言います。
それを聞いた主治医は訳が分からない様子でしたが、ルートの容体が悪化しているのかもしれないと思います。
そのルートを必死に探しているハーシュは、ルートの居場所の手がかりを掴もうとしていました。
アジトに戻ったリースはフィンチに状況を報告すると、マーフィーの自宅にあったファイルの中には元恋人ジュナのものもありますが、ジュナは失踪中であることを説明します。
また新聞記事の女性は富豪ウェリントンの娘デイナで、マーフィーとは大学の同級生であることも判明します。
マーフィーの身辺調査をするために、マーフィーが“狩り”をしているブラーというクラブへリースを送り込もうとしますが、リースはもっと良いアイデアがあると言います。
リースはカーター、ショウ、ゾーイに連絡を取り、フィンチが考えたプロファイルをそれぞれアングラーにアップして、ブラーへ行って貰います。
アングラーのプロファイルを見たマーフィーは、ブラーの店内にいる3人を探して話しかけます。
マーフィーの行動を見ていたリースと応援で駆け付けたファスコ刑事は、マーフィーがカーター刑事をターゲットに決めたと考えます。
カーターが店を後にすると、マーフィーはカーターの後を尾行します。
カーターは身の危険を感じて足を速めてリースの居る場所へ行きますが、マーフィーは姿を消していました。
翌日、カーターはマーフィーの自宅を訪問して、一緒に時間を過ごします。
カーターが帰宅するためにタクシー乗り場へ向かっていると、一緒に居たマーフィーの行く手を塞ぐ2人組が現れます。
物取りだと思ったマーフィーは自分の財布を差し出しますが、2人組はマーフィーに用があると迫ります。
密かに銃を構えるカーターでしたが、物陰からショウが発砲します。
怯えるマーフィーを連れて隠れ家に向かったショウたちは、フィンチたちと合流します。
フィンチがマーフィーの過去をさらに調べると、叔父からの遺産とされていた10万ドルは元恋人の父親ウェリントンからのものでした。
真実を問われたマーフィーは、恋人デイナとの交際にウェリントンから大反対され、デイナが妊娠したことを知ったウェイントンから脅迫され、手切金を貰って街を出た過去を聞きます。
おなかの子供は中絶したことを聞かされ失意のマーフィーでしたが、その後、デイナが亡くなった際、葬式に姿を見せるとウェリントンは激しく取り乱してマーフィーを拒絶します。
これまでに恨まれる覚えはないと、マーフィーは憤慨します。
フィンチがウェリントンを調べると、10歳くらいの孫と一緒に写っている写真を発見し、表向きはデイナの姉の子供アレックスとなっていますが、マーフィーはアレックスが自分の子供であると確信します。
リースはゾーイと裕福な夫婦としてウェリントン邸へ出向きビジネスの話をしますが、その隙にショウが屋敷の金庫の中にアレックスの出生証明書が無いかを探します。
出生証明書が見つからないことを聞いたリースは、ウェリントンに“アレックスはマーフィーの子供だろ”と聞きます。
怒り出すウェリントンはマーフィーの子供などとは言えないと憤慨しますが、警備員を呼ぼうとしてリースに一撃を食らいます。
アレックスに一目会いたいというマーフィーを連れてフィンチは学校まで行きますが、公衆電話が鳴って応答します。
暗号を聞いたフィンチは、ルートが入院している病院へ電話をしてルートの状況を確認します。
病院の職員は問題ないと言いますが、親戚を名乗る人物からも同じ問い合わせを受けたと言います。
フィンチが目を離したすきにマーフィーは、運転手に扮してアレックスを車に乗せて公園へ行きます。
2人きりで話をしたマーフィーは、カーターにアレックスを連れ去ったことを連絡しますが、これ以上のことはしないと言います。
カーターは貸しのある医師からアレックスの出生証明書を入手し、マーフィーはアレックスの親になることが出来そうです。
その頃、主治医との面談を受けていたルートは、主治医の秘密を知っていると言い、次々に秘密を口にします。
唖然とする主治医に彼女(マシーン)が教えてくれたと言い、この部屋以外に睡眠薬を散布したと言います。
慌てて廊下に出た主治医は床に倒れている人々を目の当たりにしますが、ルートは病院から去る時が来たと言います。
ルートは私を狙う暗殺者が間もなく来るので隠れた方が良いと主治医に伝えると、そこのハーシュが現れ発砲します。
しかしマシーンが未来を教えてくれるルートは、ハーシュを簡単に倒します。
身動きの取れなくなったハーシュに留めを刺そうとするルートでしたが、寸でのところでそれを止めます。
マシーンがハーシュを生かせておけと命令したのでした。
ルートが病院を去った後、フィンチが現場に駆けつけ、現場を見て驚愕の表情を見せます。
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パーソン・オブ・インタレスト シーズン3第3話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、なんといっても最後の場面でルートが病院を脱出するシーンです。
今まで不気味なコメントを出してはいたものの、大人しく入院していたルートでしたが、遂にマシーンに導かれて病院を後にします。
不思議なのは、フィンチですら一方的にマシーンから暗号を送られるだけなのに、ルートはマシーンと会話が出来る点です。
マシーンから未来が告げられるルートは百人力で、とてもリース達が捕まえられるようには思えず、今後、リース達はどのようにルートと対峙するのかが気になります。
そしてハーシュを始末しなかった理由が謎で、ハーシュを生かしておくと何が起こるのか非常に気になります。