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スーツ(SUITS) シーズン1第6話<長年の親友>のあらすじと感想

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前回のあらすじ

製薬会社社長サインツは、販売していたALS薬で副作用が発症し、患者達から訴訟を起こされます。敗色濃厚なサインツに弁護を引き受ける弁護士事務所は、ニューヨーク中を探しても誰も居ません。

その状況下、ピアソン・ハードマン法律事務所の共同代表ジェシカは、サインツの弁護を引き受けます。
激しく反対するハーヴィーに対し、サインツは自分の元夫で助けたいとジェシカは説明します。

薬の開発段階で、実験テスト報告に偽造があったことが発覚し、絶体絶命に陥ったハーヴィーでしたが、サインツ自身がALS患者であり、この薬で症状が緩和したことを知ります。

ハーヴィーは、原告の患者達にサインツの会社の株を一部譲渡する代わりに、副作用が出ない薬の開発を認めて貰い、和解することに成功します。

一方、マイクは、初めて1人で法廷に立ちますが、簡単に敗訴してしまいます。

しかしこの訴訟には大きな裏があることをレイチェルの協力を得て発見します。最終的には予定外の多額の賠償金を得ることにマイクは成功します。

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スーツ(SUITS) シーズン1第6話のあらすじ

会議中のマイクの携帯が鳴ります。ハーヴィー達から注意されながらも電話に出ると、悪友トレヴァーからでした。

トレヴァーは警察に捕まり保釈金を払って欲しいとマイクに泣きつきます。

マイクは警察署へ向かい保釈金を払い、トレヴァーの身柄を引き取ります。
弁護士を紹介してほしいと言うトレヴァーには答えず、マイクは事務所へ引き返します。

翌朝、マイクはハーヴィーとの待ち合わせに遅れます。
小言を言われながらハーヴィーの車に乗り込みますが、少し走るとタクシーと接触事故を起こしてしまいます。

ハーヴィーのドライバー・レイはハーヴィー達を気遣いながら車外に出て、タクシードライバーと口論になります。

警察が駆けつけて事故処理が始まりますが、ハーヴィーは証人として現場を離れられません。
ハーヴィーの代わりとしてマイクが顧客との約束場所へ向かいます。

顧客マカフィー女史は人形製造会社を長年経営していましたが、他社にライセンス契約を結ぼうとしていました。

結局ハーヴィーは打ち合わせに来られなくなりましたが、マイクはそつなくマカフィーの相手をしました。

マイクは事務所に戻るとハーヴィーに状況を説明しました。
そこへ配達人が近寄り、ハーヴィーに裁判所への出頭命令書を渡します。

タクシードライバーがレイを訴えて、ハーヴィーを証人として招集したのでした。
 

ハーヴィーはタクシードライバーを訪ね、訴訟を止めろと言います。
タクシードライバーは精神的苦痛を被ったと言い、レイの雇用主であるハーヴィーも訴えると言い出しました。

しかも法廷では弁護士を雇わず、自分で自分の弁護をするとまで言います。
過去にこの方法で、アメリカの市民権を獲得したと自信満々にハーヴィーに宣戦布告します。
 

その夜、マイクはトレヴァーに呼び出され、バーで酒を飲んでいました。
トレヴァーの誘導尋問で弁護士として働いていることをマイクは告白してしまいます。

そしてナンパした2人組の女に自分の名刺を渡してしまいます。
マイクはさっきからずーとこちらを見ている人相の悪い男たちに気が付きます。

その男たちに気が付いたトレヴァーは無理矢理マイクと女を店の外へ連れ出し、タクシーに乗り込みます。
マイクはトレヴァーがまたトラブルを抱えていることに気が付きます。
 

翌朝、出社したマイクは、ハーヴィーに頼まれていた交通事故の調査書を渡しました。
その時にトレヴァーと縁を切れとハーヴィーから強く要求されました。

ハーヴィーの部屋を出たマイクは、受付に昨晩の怪しい男たちが来ている姿を見かけます。

マイクが女たちに渡した名刺がバーのテーブルに置き去りにされていて、それを男たちが拾ったのでマイクの身元が分かってしまったのでした。

マイクは事務所を飛び出し逃げます。
マイクは何とか男たちの追跡をかわします。

タクシードライバーとの裁判が始まります。
タクシードライバーは事故のせいでタクシーライセンス取得のオークションに間に合わず、多額の機会損を被ったと証言します。

しかしマイクが調べ上げた証拠をもとに、事故が無くてもオークションに間に合わなかったことが証明されます。
タクシードライバーはオークションに遅れそうになり、赤信号を無視して事故が発生したことを認めます。
 

敗訴により多額の裁判費用を払う必要が生じたタクシードライバーは酷く落胆します。
しかしハーヴィーは、裁判費用は不要だと言い、タクシードライバーを助けます。

裁判は終わりますが、マイクは血相を変えて裁判所を飛び出します。

後を追ったハーヴィーは、マイクに事情を問いただします。
トレヴァーが男たちに捕まり、金を要求されていると白状します。

ハーヴィーは自分に任せろと言い、トレヴァーが捕まっている男たちのアジトに乗り込みます。

5万ドルを要求する男たちを上手く脅したハーヴィーは、トレヴァーを助け出します。

アジトを後にしたトレヴァーに、マイクは長距離バスの切符を差し出します。
トレヴァーはそれを受け取りモンタナへと旅立ちます。
 

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スーツ(SUITS) シーズン1第6話を見た感想

今回のエピソードでの一番の見どころは、随所に見られるハーヴィーの男気です。
自分に長年使えるドライバー・レイを守るため、全力を尽くして裁判に挑みます。

周囲の人間たちが、なぜそこまでレイのためにやるのかと聞くと、“初めて運転をしてもらった時に財布を落としたが、レイは駆けずり回って自分を探して財布を返してくれた。こんなドライバーはニューヨークに誰も居ない。

レイを守るのは当たり前だ。”とハーヴィーは語ります。

一度信頼した人間はトコトン付き合うという、ハーヴィーの美学が良くわかる内容です。

また自分が信頼するマイクをトレヴァーから切り離したいと考え、危険を顧みずトレヴァーが捕まった場所へ出向くあたり、男気を感じさせる場面が再三見受けられます。

ルックスだけでなく中身も男前のハーヴィーが、今後どのようにマイクを教育していくか楽しみです。
 

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