前回までのあらすじ
ピアソン・ハードマン法律事務所とダービー法律事務所が合併し、ピアソン・ダービー法律事務所が誕生します。
エドワード・ダービー(コンリース・ヒル)は、個人的に親しいヘシントン石油のエヴァ・ヘシントン社長が告訴された案件をハーヴィーに担当させます。
合併に大反対する自分を引き留めるために、ジェシカがヘシントン石油訴訟を使おうとしたことを知ります。
ハーヴィーは訴訟でエヴァを無罪にした場合、共同代表にして欲しいとダービーに申し入れます。
一方、ハーヴィーを裏切った形になったマイクは、ハーヴィーに謝罪しますが、相手にされません。
更に偽経歴をレイチェルに告白したことにより、レイチェルから軽蔑されてしまいます。
事務所を辞めようとしたマイクでしたが、それを止めたのはルイスでした。
ハーヴィーの訴訟案件を助ければ、マイクの思いがハーヴィーに伝わるのではないかとアドバイスをします。
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スーツ(SUITS) シーズン3第2話のあらすじ
ナイジェルの策略でアソシエイツの教育係の座を追われたルイスは、ひどく落ち込みます。
ルイスを心配したジェシカは、専属アソシエイツを指名してよいと言います。ルイスはハーヴィーと仲たがいしたマイクを選びます。
ルイスがハーヴィーに許可を貰いに行くと、ハーヴィーは二つ返事で承諾します。
ルイスはマイクをステーキレストランへ誘います。
美味しいステーキをマイクに御馳走するルイスを、マイクは不気味に感じます。
ルイスはこのステーキレストランは世界一だと言いますが、レストランの土地は再開発で政府に接収されると説明します。
それを阻止する裁判に協力して欲しいとマイクに依頼します。
しかし土地接収の裁判で異議申し立ては通常却下されます。
その頃、ハーヴィーはエヴァと収賄裁判の打ち合わせをしていました。
キャメロンがハーヴィーに渡した証拠のビデオを見ても、エヴァは強気を崩しません。
そのビデオにはエヴァとその右腕ニックが、アフリカの要人に賄賂を渡している姿が映っていました。
しかしニックが検察側の証人になったことを知り、エヴァは激しく動揺します。
エヴァはニックを昇進させ給与も上げることにより、ニックに検察側の証人を止めさせようと提案します。
それを聞いたハーヴィーはあることに気が付きます。
キャメロンがハーヴィーに証拠のビデオを渡したのは、それを見てエヴァがニックに金を渡して証言を止めさせることを期待したからです。
エヴァの行動が賄賂にあたるからです。
ニックの証言録取に日が来ます。
ニックは自分とエヴァでアフリカの要人に賄賂を渡したと証言します。
それを聞いたハーヴィーは、ビデオにはニックが賄賂を渡している様子が映っているので、収賄罪に問われるのはエヴァではなくニックだと主張します。
この状況では検察側は、ハーヴィー側の和解案である罰金刑を受け入れようとします。
しかしキャメロンは、1つの条件を提示します。それはエヴァに有罪であることを自ら認めることでした。
エヴァが刑務所に入らなくて良いので、ハーヴィー側には非常に有利な条件でした。しかしハーヴィーは躊躇します。
エヴァを無罪にするというダービーとの約束が果たせないからです。それを知ったジェシカは和解案を受け入れるように、ハーヴィーに命令します。
一方、土地接収の裁判はマイク達の申し立てが却下され、ステーキレストランの立ち退きが決定します。
裁判後、ルイスと話しをしていたマイクは妙案を思いつきます。そしてすぐに判事のもとへ行き、立ち退き命令を覆すことに成功します。
事務所に戻ったマイクに、ルイスは自分の専属アソシエイツにならないかと誘います。マイクはそれを承諾しますが、その直後にハーヴィーが現れます。
ハーヴィーが自分の専属に戻るようにと言うと、マイクは今までの非を謝罪して快諾します。ドナの説得が功を奏した形になりました。
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スーツ(SUITS) シーズン3第2話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、なんと言ってもハーヴィーとマイクが仲直りをする場面です。
マイクが何度も真摯に謝罪しても全く相手にしていなかったハーヴィーでしたが、ドナが母親のように説得して最後はマイクを許します。
その場面は見ていて爽快感を感じます。その一方で、マイクを専属アソシエイツに迎えることが出来たと思っていたルイスは、酷く落胆します。
“チームリットへようこそ”と書かれたケーキで祝おうとしますが、マイクとハーヴィーが仲直りをした姿を見たルイスは、そのケーキをゴミ箱へ捨てます。
このシーンは鮮明に記憶に残る内容でした。
マイクを専属アソシエイツにするために、ルイスは今までとは全く違う良い人を演じていたので、結末は余計に可哀そうに思えます。
この結果でルイスが今以上に卑屈になることは必至で、今後ルイスがマイクやハーヴィーに対しどのような態度に出るか楽しみです。
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