前回までのあらすじ
連邦検事ウッドオールのハーヴィーに対する攻撃が始まり、ハーヴィーの顧客7社に招集令状が発行されます。
実際に攻撃してくるのは証券取引委員会のケイヒルでしたが、ウッドオールが陰で糸を引いているのは明白です。
ケイヒルの攻撃をマローンが撃退しますが、ケイヒルの本当の狙いはハーヴィーの顧客を脅し、ハーヴィーの過去の不正を証言させることでした。
一方、ギリス産業の買収合戦で、資金が必要なマイクは、投資家ジアナポロスに接近します。
しかしルイスが先手を打って、マイクの行動を封じます。
追い込まれたマイクは、ハーヴィーに怨みを持つ投資家フォースマンを訪ねます。
フォースマンはマイクの話を聞き、23億ドルもの大金をすぐに出します。
しかしジョナサンには1ドルも儲からない内容の契約にするように条件を付けます。
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スーツ(SUITS) シーズン4第5話のあらすじ
マイクがジョナサンを裏切ってフォースマンから資金提供を受けることを、秘書エイミーは反対します。
心配するエイミーに対し、マイクは対策を考えていると笑顔で答えます。
フォースマンが敵に回ったことをハーヴィーも知っているので、それを理由にギリス産業の買収合戦から手を引かせようとするとマイクは言います。
ハーヴィーが手を引けばフォースマンと手を組み必要もないし、ジョナサンを裏切らなくても済む説明をして、マイクはハーヴィーのもとへ向かいます。
ハーヴィーに手を引くならば和解金を払うと提案しますが、ハーヴィーはマイクの和解案を見ることもしません。
マイクは和解を諦め、次の手を考えます。
マイクはあるファンド会社が合併し、保有するギリス産業株を放出すると推測します。
早速ファンド会社の担当者を食事に誘い、ギリス産業株を売るように依頼します。
担当者は1時間前に同じ依頼を別の会社からも受けたことを説明し、入札で売却先を決めることをマイクに伝えます。
株式買付禁止を受けていたローガンでしたが、マローンが抜け道を考え付いたのでした。
ローガンがピアソン・スペクター法律事務所に顧問料を払い、それでピアソン・スペクター法律事務所がギリス産業の株を買う方法でした。
そしてほとぼりが冷めた後、ピアソン・スペクター法律事務所からローガンに株を渡せば良いのです。
その頃、ドナは趣味でやっている演劇の舞台が迫っていました。
しかしセリフを覚えきれず、パニック状態になっています。
偶々その様子を見ていたルイスは、ドナの稽古の相手になることを申し出ます。
シェイクスピアのセリフを丸暗記しているルイスは、ドナの練習に付き合い叱咤激励します。
ルイスのお陰で舞台の初日を上手く演じれたドナは、翌朝ルイスにあるお願いをします。
部隊の主役が怪我をしたので、今晩の舞台からルイスに代役をお願いしたいと依頼します。
ルイスは過去のトラウマから頑なに拒否しますが、最後はドナの説得に負けて舞台に立ちます。
トラウマを克服したルイスは見事な演技を見せ、高い評価を得ました。
ギリス産業株の入札の日が訪れます。
事務所に出社したマイクに、レイチェルが倒れたことをエイミーが伝えます。
病院に駆け付けたマイクはハーヴィーに出くわします。
レイチェルは過労で倒れ、今は眠っているとハーヴィーが状況を説明します。
レイチェルはこの後8時間は起きないので、食事でもしようとハーヴィーが誘います。
そして今晩の入札は延期にしたとマイクに伝えます。
2人は食事を取りながら昔話に花を咲かせ、関係が改善します。
レストランを出た2人をケイヒルが急襲します。
2人は入札で争うはずだが仲良く食事をしているところを見て、2人が談合をしているとケイヒルは疑いします。
関係無いと言う2人に対し、入札は行わられてペーパーカンパニーがギリス産業株を落札したことをケイヒルは告げます。
このペーパーカンパニーはピアソン・スペクター法律事務所が保有しており、ジェシカが入札を強行したのでした。
騙されたマイクはハーヴィーを責めますが、ハーヴィーもジェシカの動きは知らなかったのでした。
マイクはその足でフォースマンの事務所を訪れ、資金は要らないと言います。
笑みを浮かべたフォースマンは、マイクの考えは全てお見通しだと返答します。
そしてすでにジョナサンに金を渡したと告げ、マイクは自分と手を組む以外の選択肢はないと脅迫します。
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スーツ(SUITS) シーズン4第5話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、最後に訪れます。
中途半端に真面目なマイクは、フォースマンと手を組むことを止める決心をします。
しかしフォースマンの方が一枚も二枚も上手で、マイクの考えを予想して既にジョナサンに金を渡していました。
フォースマンの強かなところは、ジョナサンに儲けを渡さないという契約内容には触れていないことでした。
ジョナサンはマイクが多くの資金を得たことに喜んでいたようで、マイクを褒めちぎっていたと、フォースマンはマイクに告げます。
この説明をしているフォースマンは満足そうな表情を浮かべ、マイクを地獄の底に追い落とします。
この表情が非常に憎たらしく見え、エリック・ロバーツの演技が光ります。
一度はハーヴィーと関係が回復したように見えたマイクでしたが、入札の件でハーヴィーと再度関係が拗れます。
そしてジョナサンへの裏切りもいずれ露呈してしまうと思います。
さらにフォースマンにも絡み取られたマイクが、どのようにこの状況を打破するのか、非常に楽しみです。
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