前回までのあらすじ
悪友トレヴァーがマイクの偽経歴をウォーカー牧師に話をしたことを知ったマイクは、ウォーカー牧師を訪ねます。
ウォーカー牧師に自分の心を見透かされたマイクは、正直に現実が怖いと告白します。マイクの母親と祖母が教会に寄付をした思い出の本を見たマイクは、弁護士を辞める決心をします。
一方、ジャックはジェシカの解任を求める議案を上げます。
ジェシカは解任されることを覚悟しますが、ハーヴィーがフォースマンの提案を受け入れ事務所を辞めることを決意して、ジェシカは救われます。
マイクはハーヴィーに辞表を提出して事務所を後にしようとしますが、2人の男に呼び止められます。2人の男は連邦捜査局の職員で、マイクを偽弁護士として逮捕します。
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スーツ シーズン5第11話のあらすじ
連邦捜査局へ連行されたマイクは、女検事ギブスの取り調べを受けます。
ギブスはハーヴィーを売れば、司法取引で罪を軽くすると言いますが、マイクは相手にしません。
マイクは弁護士を呼ぶように何度も伝えますが、ギブスはそれに応じません。
マイクは証言すると嘘を言いカメラを回させて、弁護士を呼んでいるのに応じない記録を残します。
ギブスは弁護士を招き入れますが、現れたのは予想に反してロバート・ゼインでした。ロバートはマイクが偽弁護士であることを知ると激怒して、ハーヴィーを売るように告げます。
マイクがそれを出来ないと返答すると、マイクを壁に追い詰めて娘のレイチェルに二度と近づくなと叫びます。
ロバートと入れ違いにハーヴィーが部屋に入ってきます。
不安に駆られて落ち着かないマイクに対し、ハーヴィーは大丈夫だと言います。
ハーバードの卒業名簿にも法曹協会の名簿にもマイクの名前は記載されており、検察がマイクを偽弁護士として証明するこことは無理だと説明します。
翌朝、ハーヴィーはギブスを待ち伏せします。証拠もないのに起訴は出来ないと主張するハーヴィーに対し、ギブスは一歩も引きません。
保釈もさせないと言い、ギブスは去ります。
マイクの保釈請求審理が始まります。
ギブスはハーヴィーとの約束を反故にして、マイクの辞表を法廷に提出し、ハーヴィーが証拠をねつ造したと主張します。
裁判官室に呼ばれたギブスは、ハーヴィーをマイクの代理人から外すように主張します。
しかしマイクが取り調べを受けた時にギブスがマイクの権利を侵害したことを説明し、裁判官はギブスの主張を却下し、マイクの保釈が認められます。
保釈されたマイクに対し、ハーヴィーは誰がマイクの偽経歴を密告したかを調べるように指示します。
ハーヴィーの元恋人スコッティが密告した可能性があるとマイクが主張し、ハーヴィーはスコッティを訪ねます。スコッティは激怒しますが、密告はしていないと返答します。
マイクはもう一人の容疑者トレヴァーを待ち伏せします。
しかしトレヴァーも密告はしていないようです。
密告者が誰か分からず考えあぐねていたハーヴィーの元に、ギブスが近寄ります。
ギブスはジェシカを売ればハーヴィーと司法取引をすると告げます。
同じ頃、ギブスの部下がレイチェルに近づき、ハーヴィーを売ればマイクを助けると持ち掛けます。
ロバートもレイチェルにハーヴィーを売れと迫りますが、レイチェルは首を縦に振りません。
ギブスがピアソン・スペクター・リット法律事務所ぐるみの犯罪と考えていることに気が付いたハーヴィーは、自分が辞表を出したことを気付かれてはいけないと考えます。
しかしハーヴィーが事務所に復帰したことをフォースマンが知った場合、また事務所に牙を剥くことは確実です。
解決策をマイクが考えます。
刑務所に居るフォースマンがハーヴィーの動向を知るには、ダニエル・ハードマン(デヴィッド・コスタビル)かソロフから連絡を貰う以外にはありません。
この2人を黙らせればよいとマイクは考えます。
マイクは2人を訪問し、もしハーヴィーが事務所に復帰したことをフォースマンに伝えたらば、マイクの偽経歴を知っていたと密告し、刑務所送りにすると脅します。
ハーヴィーは無事、事務所に復帰します。
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スーツ シーズン5第11話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、女検事ギブスの登場だと思います。
マイクとハーヴィーの犯罪を確信して、法律を無視して2人を追い詰めます。
その傍若無人ぶりの行動は犯罪に値します。弁護士を呼ぶマイクを無視することは朝飯前で、ハーヴィーを代理人から降ろすために裁判官に嘘を付くことも躊躇せず行います。
さらに部下を使ってマイクを脅し、さらには弱そうなレイチェルまで追い込みます。
この様子を見ていると、マイクとハーヴィーの身近な人間で弱そうな人間を見付けるのは時間の問題だと思います。
例えばトレヴァーを脅せば、すぐにでもマイクを売るのではないかと思います。
ギブスの執拗な追及をマイクやハーヴィーがどのようにかわすのか、ストーリー展開が楽しみになります。
またピアソン・スペクター・リット法律事務所の面々も一枚岩では無いようです。
ジェシカは事務所を守ることが第一で、マイクのことは余り気にしていないようです。
マイクを助けたいと考えるドナに対し、ルイスは関わるなと強く忠告します。
ジェシカ、ドナ、ルイスがこの後、どのようにマイクを助けるのかも見物です。
読み終わったら