ザ・キリングの見どころ
雨の多いシアトルで17歳の美少女が無惨な姿で殺されました。
一件よくある殺人事件のようですが、少女の遺体は市長の選挙に使う車のトランクに入れられ、生きたまま湖に車ごと沈められていたのでした。
捜査を進めるうちに、家族や政治家、警察関係者など複雑な人間模様が浮かび上がってくるのでした。
元々はデンマークで史上最高視聴率を記録したドラマがシアトルに場所を移してリメイクされたドラマです。
実力派揃いのキャストで1話が1日を表しているドラマなので、人間模様も深く入り込み物語が進んでいくのが特徴的です。
誰が17歳の美少女を殺したのでしょうか?
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ザ・キリングシーズ1第1話のあらすじ
1人の少女が夜の山道を、誰かから逃げながら必死に走っていました。
場面は変わってリンデン刑事は殺人現場があった倉庫に向かい、現場検証を始めようと倉庫の中に入りました。
中は真っ暗で懐中電灯で照らしながら進んで行き、扉を開けると同僚がいてサプライズでリンデンの退職サプライズパーティーをしてくれました。
リンデン刑事が自宅に戻ると、パートナーのリックがいて、息子のジャックは学校に行っていました。
リンデンは退職してリックと結婚するためにシアトルからLAへ引越しをするようでした。
リックは先に飛行機でLAに向かい、リンデンは「オフィスを片付けてから息子と向かう」と言い、オフィスに行きました。
リンデンがオフィスを片付けていると、後任のホールダー刑事が入ってきました。
2人でたわいもない話をしていると、2人の元に上司が来て、リンデンは「退職日だが、6時までは働け」と言われ、「事件のあった公園へ行け」と言われました。
公園へ向かう車内の中でホールダーは麻薬捜査でおとり捜査官をやっていたと言っていました。
2人が公園に到着すると、そこは草むらで血のついたセーターとスタンラーセンという人のキャッシュカードが見つかったと検察官から渡されました。
リンデンは「もう署に戻ってオフィスを片付ける」と言いますが、ホールダーが「キャッシュカードの名義人のスタンラーセンに会いに行こう」と言いました。
場面が変わってスタンラーセンは運送業を営んでいる男性で、奥さんと仲良くキッチンの水周りの修理をしていました。
また場面が変わり、リッチモンドという男性が市長選の選挙で忙しくしていました。
スタンラーセンの奥さんがゴミ捨てをしているとリンデンとホールダーが「スタンラーセンはいるか」と訪ねてきました。
「夫は仕事に向かった」と言うと、「週末何をしていたのか」聞かれ、「家族でキャンプに行っていた」と答えました。
リンデンは「娘さんがいるの?娘さんとは最後にいつ話した?」と聞くと奥さんは「娘はパーティーがあるから、キャンプにいかなかった。キャンプの前に話したのが最後」と言いました。
学校ではスターリングという女の子が先生から呼ばれ、「スタンラーセンの娘のロージーはどうしたのか」聞かれました。
「スターリングは週末のパーティーの後、うちに泊まっていた。その後用事があったので一緒に登校していないからわからない」と言いました。
リンデンとホールダーはスタンラーセンの奥さんミッチにロージーの事について最近の様子などを聞きます。
その時ミッチに学校から電話が入り、「ロージーがスターリングの家に泊まっていたのは嘘でパーティー以降誰も見ていないと言われた」と言いました。
その頃、ロージーの学校では生徒に向けてリッチモンドがスピーチの準備をしていました。そこにリンデンとホールダーがきて、ロージー失踪の事を伝えました。
リンデンとホールダーはロージーの友達のスターリングに会いに行きますがスターリングはリンデンとホールダーを見てバレないように逃げました。
そしてリンデンに息子ジャックの学校から電話が入り、至急来るように言われたので、リンデンはホールダーと分かれ、学校へ向かいました。
ジャックは学校でタバコを吸ったようで、迎えに言った後、2人はレジーという友人がいる船に向かいました。
レジーは船に住んでリンデンとジャックと親しいようで、ジャックをレジーに預けてリンデンは仕事へ戻りました。
スタンラーセンの家ではミッチがロージーと連絡を取れずにイライラしていました。ロージーには下に2人の弟がいて、ミッチの妹テリーが弟2人の世話をしていました。
スタンラーセンも仕事から戻り、ロージーを探しに行きました。
血のついたセーターが見つかった現場ではロージーとホールダー以外にも警察官や警察犬も出動し、手がかりを探していました。
スタンラーセンは、スターリングの所へ行きロージーの居場所を問い詰めます。スターリングは「わからないけど、元彼のジャスパーの所かも」といい、スタンラーセンはジャスパーの元へ向かいました。
スタンラーセンはジャスパーの家に着き、「ロージーはどこだ?」といい、家の中を探しますがロージーは居ませんでした。
リンデンは現場で怪しい湖を見つけ、湖を調べると車が沈められていました。
車を引き上げると、トランクにロージーの遺体が入っていました。
その現場にスタンラーセンが到着し、「遺体はロージーか!」と取り乱しますが、リンデンは「お引き取りを」と言いました。
スタンラーセンはずっと電話の通話ボタンを押したままだったので内容を電話越しに聞いていた奥さんのミッチは泣き崩れました。
そして車の持ち主を調べると、リッチモンドが選挙で使用している車でした。
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ザ・キリングシーズン1第1話を見た感想
めちゃくちゃ面白いです!デンマークで史上最高視聴率を記録していたのも、リメイクされて全米で話題になったのも納得です。
第1話からドキドキワクワクそして謎めいているので、これから観るのがとても楽しみになりました。
1話=1日を表しているので登場人物の1日の動きが事細かに表されているのが特徴的でした。
リンデンのプライベートの場面と仕事の場面、スタンラーセン一家の場面、リッチモンドの選挙活動の場面と、大まかに3場面が切り替わりながら物語が進んでいくのですが、最後のロージーが遺体で見つかる場面で繋がりました。
なぜロージーは殺されたのか、誰が犯人なのかこれからもっと登場人物も増えて複雑になっていくのでしょうね。
そしてロージーが遺体で発見された最後のシーンはもぅ涙なしでは見れませんでした。
私も親の立場なので、子供が事件に巻き込まれないかと心配する気持ち、探している時に必死で自分に「大丈夫大丈夫!」といい気持ちを落ち着かせてる様子、そして子供が殺されたもわかった時のあのシーンは見ていて本当に辛かったです。
こうゆう残虐な事件は何気ない日常で起こっているとこのドラマを見て思いましたし、誰にでも起こっておかしくないような世の中なのだと思いましたし、リンデン刑事も退職日にこんな事件を目の当たりにして、これからどうするのでしょうか。
退職理由もわかりませんでしたし、息子もパートナーと上手くいかず、学校でも問題を起こしたりと、リンデンのプライベート事情もこれからややこしくなってきそうですね。
雨の多いシアトルでの話なので全体的に暗く雨の多いシーンがより恐怖を増すのでこれからドキドキしながら観れそうです。
読み終わったら