前回までのあらすじ
パリで牢獄が破られ、囚人たちが逃げようと暴動が起きました。
四銃士が鎮圧に向かいましたが、この暴動はフェロンとグリモーが戦争の資金を手に入れる為の計画でした。
ジュベールの妻を人質に取り、昔、錠前師で国王の金庫を設計した彼に金塊を盗む手助けをするように脅します。
宮殿では、王太子の誕生会が催される中、オランダの資本家ファンラールが国王の借金の利息の返済を求めてきました。
トレヴィル卿から借用書を見せられ焦ったフェロンはファンラールの口封じをします。
ようやくできた鍵を使って金庫の扉を開いたグリモーでしたが、捕らえられた囚人たちが戻り、銃士隊が駆け付けたことに気付くと急ぎ隠れ、かろうじて脱出に成功しました。
またしても計画が失敗したフェロンとグリモーは四銃士に怒りの矛先を向けるのでした。
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マスケティアーズ シーズン3 第6話のあらすじ
トレヴィルの名を騙り偽の命令書を書いているフェロンに、失敗のないようにと念を押すグリモーが四銃士の命を狙います。
偽の命令書が届いた銃士隊の兵舎では、ダルタニアンとポルトス、アラミスの3人がヴェルデ将軍を迎えに出発しました。
これは、偽の命令で3人を呼び出し、奇襲をかける為のグリモーの策略なのでした。
難民キャンプで一夜を過ごしたアトスが、兵舎へ向かう為身支度をしていると、グリモーに襲撃を受けます。
油断していたアトスは、劣勢に立たされますが、彼を助ける為にシルヴィが撃った銃弾がグリモーに当たり退けることができました。
兵舎で傷の手当てをしながら、命令は罠かもしれないと、3人の跡を追う事にしたアトスは、訪ねて来たトレヴィルに命令書は書いていないと聞くと疑いは確信に変わりました。
任務に向かう途中のダルタニアン達3人は、後を追いかけてくる馬の音に気が付き待ち伏せると、国王がアラミスを連れてくるようにとの伝言を携えて親衛隊が追いついてきたのです。
親衛隊と共に宮殿へ着いたアラミスは、国王の巡礼の護衛を命じられます。
アラミスがパリに戻ったことで計画に狂いが生じたグリモーは、フェロンの計画見直しが必要だとの意見に耳を貸さず、巡礼先で国王と共に始末するように、脅しともとれる言い方をします。
来るはずのない将軍を待っていたダルタニアンとポルトスは、グリモーの一味に襲撃を受け、奮戦しますが立て籠もっている廃墟を爆破されます。
アトス達銃士隊の援軍により助けられたところに、宮殿からガストンが脱獄したとの知らせが届き、アラミスが護衛している国王の元へ急ぎました。
一方、巡礼中の国王に同行しているアラミスでしたが、サン・ドニにある国王の父親の墓前で、王妃との真実を告白させられ、反逆罪で絞首刑を宣告されます。
国王を殺す為、待ち伏せしていたフェロンは、彼の自分に対する思いを聞かされると、考えを改め忠誠を誓うのでした。
大きな過ちを犯しているとやっとわかったフェロンは、ルイ国王こそ真の君主だと言いグリモーに短剣で刺され命を落とします。
フェロンの最後の力を振り絞って撃った銃声で、襲撃に気付いたアラミスが応戦しているところに銃士隊の援軍が到着し、グリモーには逃げられましたが、一味を撃退しました。
ことごとく計画が失敗したグリモーは、脱獄したガストンと合流しパリを後にするのでした。
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マスケティアーズ シーズン3 第6話を見た感想
ついに暗躍していたグリモーが、敵として四銃士の前に姿を現しましたが、いきなりアトスに襲い掛かるほど抑えられない怒りがあったのでしょう。
画策した計画が、ことごとく銃士隊に阻止されてきたので、怒る気持ちはわかる気がします。
以前から気になっていましたが、2人のやり取りから、フェロンとグリモーには上下関係はなく、同じ立場で手を組んでいたようです。
6話目にして、敵の1人がいなくなる展開は予想しませんでした。
フェロンが改心し、グリモーに殺されることになるとは思いもよりませんでした。
そして、やはり国王はアンヌ王妃とアラミスの秘密に気づいていて、同行させた巡礼先で過ちを認めさせました。
国王の死期が近いことが、アンヌ王妃と銃士隊に知れたことで、どのタイミングで死ぬことになるのか気になります。
深手を負ってパリを後にしたグリモーとガストンの動向を気にしつつ今後に期待しましょう。
読み終わったら