前回までのあらすじ
イスラエルの紙幣偽造団の大物コヴァートを追うピーター・バーク(ティム・ディケイ)は苦戦していましたが、ニール・キャフリー (マット・ボマー)は盛大なパーティーを開きコヴァートを誘い出す方法を進言します。
パーティーではコヴァートを取り逃がしてしまうFBIでしたが、ドミトリという人間がコヴァートに繋がっていることが判明しますが、直後にドミトリは殺害されてしまいます。
ニールはドミトリが所持していたドレスに、コヴァートが狙う紙幣偽造に関する情報が入ったメモリーが縫い付けられていることに気が付きます。
コヴァートはFBIに協力をしたモデルを人質に取りドレスと交換を迫りますが、ニールが機転を利かして逮捕することに成功します。
事件解決後、ケイト・モロー(アレキサンドラ・ダダリオ)が“ボトル”という暗号をニールに残していたことに気が付きます。
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ホワイトカラー シーズン1第3話のあらすじ
ピーター率いるFBI知的犯罪捜査班は、マフィアのボス・バレリを見張っていましたが、突然バレリの手下がピーター達に近寄ってきます。
バレリがFBIに助けを求めていると聞いたピーターは、バレリをFBIの事務所へ連れて行きます。
バレリは所属している教会から古い聖書が盗まれたので、それを探して欲しいとFBIに依頼します。
マフィアの依頼に猜疑心を露わにするピーターでしたが、上司ヒューズの説得もあり、捜査に乗り出します。
教会へ出向いたピーターとニールは牧師から事情を聞きます。
初めは転売目的で犯人が聖書を盗んだと確信していたピーターですが、ニールはそれに疑問を感じます。
自宅に戻ったニールは、モジー(ウィリー・ガーソン)から聖書のコレクター少なく、犯人が聖書を盗んでも換金するのに苦労すると言う話を聞きます。
犯人は純粋な信仰心から聖書を盗んだと考えたニールは牧師に聞き込みを行うと、イラク帰りのホームレス・スティーブンが聖書を盗んだ犯人だと考えます。
病気の愛犬を抱えたスティーブンは、ある男に聖書を持っていれば愛犬の病気は治ると言われ、聖書を盗んだと告白します。
しかしその聖書はその男に奪われてしまったと説明します。
その男は誰かを調べると、バレリの右腕ポールでしたが、ポールは何者かに殺害されていました。
モジーを使ってポールの自宅を調べたニールは、ポールが中世の歴史を調べていた形跡を見付け、盗掘の歴史を専門とするマリアという大学教授に会う約束をしていたことを発見します。
マリアを訪ねたニールとピーターは、マリアが聖書を盗んだと確信しますが、証拠を掴めません。
ピーターの妻エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)の助言で、ニールにマリアをデートに誘わせます。
マリアはニールの詐欺師としての名声を知っていて、それを利用してニールはマリアに聖書を売却させようとします。
しかしFBIの捜査にミスがあり、マリアはニールの企みに気が付きます。
マリアはニールに25万ドルで聖書を売りますが、金が入金されたことを確認すると、ニールに銃口を向けます。
ニールが手にした聖書を返せと言い、マリアは拳銃を発砲しますが、銃弾は聖書に突き刺さりニールは無事でした。
マリアは駆け付けたピーターに逮捕されます。
事件が解決した後、自宅に戻ったニールはケイト・モロー(アレキサンドラ・ダダリオ)が残したボトルを調べます。
モジーが丹念に調べて何も分からなかった後でしたが、ニールがボトルをキャンドルに近づけると、ラベルに地図が浮かび上がってきます。
それを見たニールは満面の笑みを浮かべ、モジーにケイトの居場所のヒントを見付けたと告げます。
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ホワイトカラー シーズン1第3話を見た感想
今回のエピソードのみどころは、ピーターがニールの人柄を見て、徐々にニールを信頼しだしたシーンです。
マフィアのボスが信仰心だけで聖書を探しているとは考えなかったピーターですが、ニールは偏見を捨てて真偽を考えます。
また捜査に真摯に取り組むニールの姿を見て、ピーターのニールに対する信頼感が高まっていく様子がよくわかります。
クールなニールですが、捜査には熱く取り組み、思いきった行動を取ることがあります。
今回のエピソードではマリアに信頼されるために、足首に付けたGPSを外したいと主張しますが、ピーターもニールを信頼して彼の行動を見守ります。
見ている方がドキドキしてしまうような意外性のある行動を取るニールですが、その行動にはしっかりとした計画の上に成り立っていることが最後に分かります。
今後もニールの一挙手一同に注目です。
読み終わったら