前回までのあらすじ
ニール・キャフリー (マット・ボマー)とピーター・バーク(ティム・ディケイ)は、オルゴールから流れる音楽に秘密があることに気付き、音楽をモジー(ウィリー・ガーソン)に聞かせると、音楽に暗号が隠されていることが分かりました。
裏社会の人間から追われているアレックス・ハンター(グロリア・ヴォトシス)をけしかけてオルゴールを盗ませ、元の持ち主であるロシア政府に返せば、裏社会の人間から追われることもないとニールは説明します。
アレックスはオルゴールを持ち主に返すと、オルゴールは博物館に展示され、ニールの狙い通りオルゴールを奪いにファウラーが会場に現れます。
ニールはケイト・モロー(アレキサンドラ・ダダリオ)の仇を打とうとして銃口をファウラーに向けますが、ピーターの説得で思いとどまります。
ファウラーはラーセンという男に脅されてオルゴールを追っていたことを自白しますが、その頃、ラーセンはモジーの胸を撃ち抜きます。
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ホワイトカラー シーズン2第10話のあらすじ
ラーセンに撃たれたモジーは病院へ緊急搬送され手術を受けますが、容体は予断を許さない状況です。
ピーターはラーセンが使う偽名を調べて、それを使えなくするようにダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)達に指示を出します。
その際、ピーターは毎日使っているマグカップが机から消えているのに気が付きます。
ニールは街のID偽造業者を集め、ラーセンが偽造IDを売って欲しいと言って来たら、ジャスティン・スプリンガーという名前でIDを作るように依頼します。
モジーは目覚めて回復に向かい、それを見て安心したニールは帰宅の路につきますが、その途中でラーセンに出くわします。
ラーセンはIDが使えないなったと言い、黒幕が誰かを教えるので見逃して欲しいと言いますが、ニールは取引に応じないと突き放します。
翌朝、ジャスティン・スプリンガー名義で航空券が買われたと言う情報が入り、FBIはラーセンを逮捕しますが、取調室に連行されたラーセンは余裕の表情を見せます。
取り調べをしていたピーターは司法省ロウ係官に呼ばれます。
ラーセンの部屋から発見された銃からピーターの指紋が検出されたと告げるロウ係官は、ピーターに捜査が終わるまで停職を命じます。
そしてラーセンは釈放されてしまいます。
停職になったピーターがラーセンの周辺を調べると、ナイジェリアのビラル王子という
人物と関係があると気が付きます。
ビラル王子に接近することに成功したピーターは、ビラル王子の経営する運輸会社を通じてラーセンが密輸をしていることを発見します。
停職中のピーターはクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)に、ニールはサラ・エリス(ヒラリー・バートン)に、オルゴールの秘密を伝えてラーセンを捕まえることに協力してもらうことになります。
街を歩いているビラル王子をダイアナが脅します。
ビラル王子とラーセンの関係を確認し、密輸事件にビラル王子が関与していないかを尋問します。
慌てたビラル王子はラーセンに電話を掛けますが、それをニール達はジャックしてビラル王子をアジトに誘導して、アジトで密輸品を確認しているビラル王子をダイアナが逮捕します。
逮捕されたビラル王子にラーセンへ電話を掛けさせ、FBIが密輸品に感づいたと言わせます。
ラーセンはアジトに出向き、密輸品にピーターの指紋を付着させようとしますが、張り込んでいたFBI捜査官に取り押さえられます。
ラーセンはピーターのマグカップを盗み、そこに付着していたピーターの指紋を使っていたのでした。
逮捕されたラーセンは、黒幕はヴィンセント・アドラーであることを告げます。
アドラーはニールを一人前の詐欺師にするため指導していた人物でした。
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ホワイトカラー シーズン2第10話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ラーセンを追い詰めるピーターとニールのアクションです。
今まで秘密にしていたオルゴールについて、サラやジョーンズも知ることとなりますが、それと引き換えに、2人はピーターを嵌めたラーセンを捕まえるために協力します。
“バーク7”とピーター自らが名付けたこのチームには、モジーやエリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)も加わり、素晴らしいチームワークを見せます。
サラが良い味を出しており、保険会社の調査員とは思えない程、慣れた様子で捜査に協力します。
ラーセンを逮捕して遂に黒幕が誰かが判明します。
ニールの詐欺師に師匠アドラーが黒幕で会ったのは意外ですが、それ以上にニールに師匠が居たことの方が驚きです。
ニールが師匠アドラーと対決することになりそうな展開ですが、このような状況になりニールがどのような行動を取るのか楽しみになります。
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