前回までのあらすじ
ニール・キャフリー (マット・ボマー)の宿敵ケラーがニューヨークに現れ、エジプトで盗んだ美術品を考古学者ラロークに修復を依頼します。
モジー(ウィリー・ガーソン)の知人ヘイルにラロークを紹介してもらったニール・キャフリー (マット・ボマー)は、ラロークの研究所を訪ねますが、そこにはケラーが待ち構えていました。
ピーター・バーク(ティム・ディケイ)達に窮地を助けられたニールは、財宝を狙っているケラーを廃墟に誘き出し、ピーター達がケラーを逮捕します。
ケラーが連行される直前、ラロークがケラーに発砲し、その混乱に乗じてケラーは再度逃走します。
ドガの絵を売ってケラーのクビに懸賞金を掛けたモジーでしたが、それを狙ってラロークはケラーを殺害しようとしたのでした。
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ホワイトカラー シーズン3第10話のあらすじ
ニールが財宝の目録を持っていた事を隠していたためモジーはニールを拒絶しますが、ニールはモジーに売ってしまったドガの絵を取り戻さないと大変なことになると説明し、2人は仲直りをします。
FBIに出勤したニールの前に、ピーターの元上司クレイマー捜査官が現れます。
クレイマーはドガの絵が売りに出た情報が入ったため、ワシントンから事件解決のために来たのでした。
これを聞いたニールはクレイマーがドガの絵を見付ける前に、ドガの絵を取り戻さないといけないとモジーに伝え、モジーが絵の売却を頼んだ仲買人ラスティに連絡を取るように依頼します。
モジーはラスティに連絡を取りますが、ニールが財宝を持って逃亡するか迷っていることから、48時間以内に結論を出すようにニールに迫ります。
クライマーとピーターは、ラスティが仲介して第三者にドガの絵が売られたことを突き止め、ラスティを捕まえようとします。
ニールは自分が怪しまれないようにモジーがラスティと接触した証拠を消して、敢えて自らラスティを逮捕します。
ラスティの自供から、ドガの絵は闇の武器商人リッチモンドに売ったことが判明します。
リッチモンドは武器を売買する時に証拠を残さないため、金銭でのやり取りを控え美術品で代金の支払いをしていました。
これを知ったピーターはダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)を連れて、リッチモンドに武器を売る商売を持ち掛け、代金はドガの絵でして欲しいと依頼します。
リッチモンドはそれを承諾しますが、ニールを疑っているピーターはリッチモンドを何時逮捕するのかをニールへは教えませんでした。
ニールはマシューズ捜査官に接近し、FBIがリッチモンド邸に出向く日時を入手します。
ニールはドガの絵の模倣品を作り、リッチモンドが持っている本物と入れ替えようと計画します。
モジーの協力を得て、ピーター達がリッチモンド邸に踏み込む直前に部屋に侵入し、絵をすり替えます。
その直後にピーター達が部屋に雪崩れ込んできますが、ニールはベランダからパラシュートを使って脱出します。
クレイマーはリッチモンド邸から押収したドガの絵を鑑定しますが、それは偽物であることが判明します。
クレイマーもニールを疑っていましたが、これでニールへの疑いが晴れたとピーターへ伝えます。
一件落着して自宅に戻ったニールに対し、モジーは自分と一緒に逃亡する件について返事をするように迫ります。
ニールは今の生活を捨てることは出来ないと言い、モジーと逃亡することを止めたいと言います。
その頃、車に乗ったピーターの元にケラーから電話が入り、自宅に戻ったピーターはエリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)がケラーに誘拐されたことを知らされます。
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ホワイトカラー シーズン3第10話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ドガの絵をすり替えた後、ニールが高層マンションからパラシュートを使って逃亡する場面だと思います。
ニューヨークに残り、ピーター達と捜査を続けることを選んだニールは、ドガの絵がFBIに押収されると今のままでいられないことから、思いきった作戦を取ります。
今までのニールの犯行手口は余りアクションを伴わず、頭脳を駆使したスマートな方法でしたが、今回は高層ビルから飛び降りるという今までになかった作戦を取ります。
映像はCGグラフィックを使っていることが直ぐに分かってしまうもので残念でしたが、その大胆な行動は予想外でハラハラドキドキしました。
危険を顧みない行動に出るほど、ニールは今の生活を守りたかったことが、このシーンから強く伝わってきます。
一方、ニールが長年行動を共にしてきたモジーと別れる決断をしたことも意外感があります。
さらに遂にケラーがエリザベスを誘拐し、最後の勝負に出たことで、次回のエピソードが非常に楽しみになりました。
読み終わったら