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ホワイトカラー シーズン3第11話<ライバルの自供>あらすじと感想

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前回までのあらすじ

ピーター・バーク(ティム・ディケイ)の恩師クレイマー捜査官がニューヨークに到着し、自らドガの絵を捜査すると宣言します。

これを聞いたニール・キャフリー (マット・ボマー)は、FBIがドガの絵を押収する前に取り戻す決意をします。

モジー(ウィリー・ガーソン)が絵を売ったラスティを捕まえたFBIは、ドガの絵が武器商人リッチモンドに渡ったことを掴み、ピーターが闇商人に変装して武器取引をリッチモンドに持ち掛け、代金の支払いはドガの絵で行うことを合意します。

それを聞いたニールはリッチモンド邸に忍び込み、間一髪で偽物のドガの絵とすり替えることに成功します。

事件は解決しますが、ピーターの妻エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)がケラーに誘拐されてしまいます。

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ホワイトカラー シーズン3第11話のあらすじ

エリザベスがケラーに誘拐され、ケラーはニールが持っている財宝と引き換えにエリザベスを開放すると密かにピーターに連絡を取ります。

これを聞いたピーターは、ニールが財宝を持っていたことに対し激怒し、財宝を渡すようにニールに迫ります。

エリザベスを助けるためにニールは財宝を持っていたことを告白し、財宝を隠している倉庫へ向かいますが、倉庫はもぬけの殻でした。
 

財宝と共に姿を消したモジーをピーターとニールは追い、モジーが愛好していた伝書鳩を使いエリザベスが誘拐されたことをモジーに伝えます。

モジーはFBIに出頭してピーターに財宝の在りかを伝えますが、ピーターは財宝のことを
FBIには伝えないで、3人でエリザベスを救出する計画を立てます。
 

12時間以内に財宝を渡せと迫るケラーに対し、時間稼ぎをするために財宝を見せる作戦を考えたピーターは、財宝が隠されている倉庫へケラーを案内します。

財宝をケラーが見た瞬間、ニューヨーク市警が倉庫に駆け付け、倉庫の奥に居たコソ泥を捕まえます。

このコソ泥はモジーが仕掛けた罠に嵌った人間で、この事件で倉庫は封鎖されケラーは財宝を運び出すことが出来ませんでした。

ニールの自宅に戻った4人は、ケラーの指示に従い財宝を運び出す計画を立てます。
 

その頃、ダイアナ・バリガン(マーシャ・トマソン)とクリントン・ジョーンズ(シャリフ・アトキンス)は、エリザベスを誘拐した実行犯がグラントという人物であることを突き止めます。

ケラーに金で依頼されたグラントは、エリザベスを誘拐する際に愛犬サッチモに噛まれて手を負傷したことも分かり、グラントが薬を買いに来ると推測したジョーンズはニューヨーク中の薬局にグラントの手配書を撒きます。
 

倉庫にある財宝を運び出すために州兵に変装したピーターとモジーは、大型トラックで倉庫に行き、ニューヨーク市警を騙してトラックを倉庫の中に駐車させることに成功します。

そのトラックの荷台にはケラーとニールが潜んでおり、倉庫の中で警備をしていた警官を巧みにだまして財宝をトラックへ運び入れます。

トラックが出発する寸前にケラーはニールを殴り倒し、ニールは意識を失いトラックの荷台に投げ込まれます。
 

目を覚ましたニールは荷台に積んであった財宝を道に投げ捨て、それを見たケラーはトラックを止めてニールを殴り倒します。

とどめを刺そうとするケラーにピーターが体当たりをします。

グラントが薬局に薬を買いに行った際、通報がありジョーンズ達がグラントを逮捕して、エリザベスは救出していたのでした。

ピーターとケラーは揉みあいますが、倒れていたニールが拳銃でケラーの足を撃ち抜きケラーは逮捕されます。
 

事件が解決した後、ニールは財宝を盗んだことを自白しようとしますが、ケラーは財宝を自分で盗んだと供述していました。

ロシアマフィアに追われていたケラーは、財宝は元々ロシアの物でそれを奪ってロシアに返そうとしたと自白し、ロシアマフィアからの追跡をかわそうとしていたのでした。
 

それを知ったニールの元に、今回の事件解決に大いに貢献したことから、裁判所から刑期短縮を審査するとの連絡が届きます。

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ホワイトカラー シーズン3第11話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、ニールとモジーが財宝を諦めてまでエリザベスを救い出そうとする場面だと思います。

ニールは財宝を盗んだことを自白すると長期の刑務所行が確定するにも関わらず、自分の罪を認めようとします。

これはエリザベスを危険な目にさらした反省と、ケラーを自分の証言で有罪にして2度とピーターに迷惑を掛けないという強い意志の表れだと思います。

ニールはピーター達を大切に考えていることが、至るシーンで見られます。
 

それ以上に驚いたのはモジーがエリザベスを大切に思い、自らFBIに出頭したことです。

ピーターになぜ財宝を諦めて自分に協力するつもりになったかを聞かれるシーンがありますが、モジーの答えが恰好良くて見応えのある場面となります。
 

そして最後に自白しようとしたニールを許し、ニールの罪が問われないようにケラーに自白させたピーターは流石だと思います。

疑心暗鬼になっていたピーターとニールが友情関係を取り戻り、絆がより一層深まった心温まる良いエピソードでした。
 

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