冒頭文
フラーハウス
フラーハウスは、約20年前で日本の教育テレビでも放映され大人気だった「フルハウス」のその後のストーリーです。
「フルハウス」では、妻を亡くし残された娘３人を育てることになったダニーと、義理の弟ジェシー、親友のジョーイを中心に家の中で繰り広げられるストーリーでしたが、フラーハウスは娘たちが中心に展開します。
ダニーの娘DJは夫を亡くし、男の子３人を一人で育てあげなくてはいけなくなりました。
これまでは同居している父ダニーの助けを借りていましたが、ダニーが仕事の都合で家を出ることに。
そこでイギリスで生活していたステファニーは、特に何も予定がないので姉のためにと戻ります。
そしてほぼ離婚確定となった親友のキミーとその娘ラモーナも、DJを手伝うと一緒に住むことになるのでした。
これまでダニー、ジェシー、ジョーイからたくさんの愛情をもらって育ってきたDJとステファニー。
今度は、子どもたちにたくさん愛情を与える番になりました！
それでは、フラーハウスに登場する主な人物を紹介します。
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フラーハウスの登場人物紹介
DJ
フラー家の家主で、後述のダニーの長女。
獣医として働きつつ、ジャクソン、マックス、トミーの3人の息子を育てます。
明るくて頭がよくて、だんだん父のダニーに似てキレイ好き・計画好きになってきています。
感謝祭では綿密なスケジュールを立てたものの、みんなが好き勝手に行動するので癇癪を起こしたことも。
ステファニー
DJの妹。
サンフランシスコでDJのヘルプをする前は、イギリスで自由きままにDJとして生活していました。
サンフランシスコでは特に働くこともなく、子どもたちの面倒を見てすごしていましたが、そのうち自分の子どもが欲しくなり、ジミーと子どもを作る決意をします。
キミー
DJの昔からの大親友。
今は「ギブラーパーティースタイル」というパーティー企画会社を運営しています。
かなり独自の価値観を持っており、服装もいつも奇抜で、小さいころはDJと一緒によくステファニーを仲間外れにしていました。
ステファニーからもそのことを指摘されたこともありますが、でも今はとっても大事だと言い切っており、いわゆる「不思議ちゃん」ですがとても優しいです。
不妊に悩むステファニーの代理母にすすんで立候補し、シーズン3最後で妊娠に成功しました。
フェルナンド
キミーの夫で、強いスペイン語なまりを持つ。
初めの頃は色んな女性にちょっかいを出すフェルナンドでしたが、フラー家によく顔を出すようになってからはそんなこともなく、よく子どもたちの面倒も見てくれるようになります。
法的には離婚していますが、キミーとフェルナンドは自分たちのことを「好きだからといって結婚して幸せになるカップルばかりではない」と言って、割り切って仲良く離婚生活を送っています。
ラモーナ
キミーとフェルナンドの一人娘で、ふたりにとても愛されて育っています。
ダンスが大好きで、高校ではなくダンススクールに行くつもりでしたが、普通のハイスクールライフにも憧れ、ジャクソンと一緒の高校で、ダンス部に入りました。
スペイン語もしゃべれるので、パパのフェルナンドと、キミーに聞かれたくない話をするときはスペイン語のようです。
ジャクソン
DJの長男で、賢いタイプではないけれど、愛嬌があって心の優しい男の子。
すごく怖がりで、マックスが乗りたがっていたローラーコースターに乗れないのだけれど、マックスがとても楽しみにしているので、自分の恐怖心を押し殺してマックスに付き合います。
また、友だちのロッキーに「ママっ子」とバカにされ、一瞬悪い方向への道へ行きそうになりますが、ママの手伝いをするいつもの自分を通します。
マックス
DJの次男で、頭のいい子。
口癖は「ぶっとび」。
勉強が大好きで、DJからは常にいい子と思われていたいので、うっかり家の置物を壊してしまったときはパニックに陥ります。
また、頭がいいので兄ジャクソンの勉強を教えていることもあるようです。
トミー
DJの三男。
よくフェルナンドに面倒を見てもらっています。
幼稚園の面接では、言葉の遅れを指摘されています。
スティーブ
DJが高校生の時に付き合っていた彼氏。今もサンフランシスコで足の治療士をしています。
その後結婚したようですが、離婚し、DJが再び前の家に住むようになってから、顔を出すようになりました。
シーズン3後半からはいよいよDJとのデート解禁となりました。
ジミー
キミーの弟。
小さいころにあったきりだったようで、大人になった姿ではキミーの弟だと全くわからず、ステファニーは心惹かれます。
サンフランシスコに定住する前は、フォトグラファーとして世界中を旅していたようです。
不妊で子どもができないかも、と不安がるステファニーに子猫を渡し、親になる方法はいろいろあると言ってステファニーの不安を取り除く、優しい男性です。
ダニエル・タナー（通称ダニー）
家主であり、DJやステファニーの父親。
相当のキレイ好きで、ハグが大好き。
ジェシーの妻であるベッキーと一緒に「おはようサンフランシスコ」のホストとして長年勤めていましたが、ロサンゼルスで展開される「おはようUSA」に出演が決まったので、サンフランシスコの家はDJたちに譲ることに。
しかし、シーズン3の最後、ロサンゼルスでの職を失い、サンフランシスコに戻ってDJたちと同居することになりました。
ジェシー・カツォポリス
エルビス・プレスリーと髪の手入れが大好きなイケメンおじさん。
妻のベッキーが大好きで、ベッキーがフラー家にいる時に大量のバラを送ったこともあります。
DJやステファニーに加えて自分の子どもたちの子育てもひと段落したけれど、妻ベッキーの熱い要望で、養女のパメラを迎えました。
子どもは好きだけれど、癇癪を起こすこともあり、トミーと自分の養女パメラの子守りをしていた時は、うまくいかなくて家じゅうメチャクチャになっていたことも。
ジョゼフ・グラッドストーン（通称ジョーイ）
ダニーの高校時代からの親友で、今はラスベガスに住んでショーに出るコメディアン。
たまにフラー家の子守りにやってきます。
初めて子守りにやってきた日は、子どもたちが電子機器ばかり見ているのを嘆き、スマホを取り上げ家の中で戦いごっこを繰り広げさせ、子どもたちがお互い打ち解けるいいきっかけを作ってくれました。
マジシャンの妻ジンジャーと、グラッドストーン4と言われるいたずら大好きな4人の子どもたちがいます。
お人好しで子どもたちを楽しませてはくれるのですが、自分の子どもたちに関しては相当甘く、グラッドストーン一家がやってくるたびに子どもたちは騒動に巻き込まれます。
レベッカ（通称ベッキー）
ジェシーの妻で、ダニーと一緒にテレビ番組のホストをつとめています。
自分の子育ても終わってしまい、赤ちゃんが恋しいベッキーはジェシーにもう１人育てたいと訴え、最終的には養女のパメラを迎えます。
赤ちゃんのことには熱心で、不妊のステファニーにも色々アドバイスし、強引にセカンド・オピニオンを求めて評判の病院へ連れていきます。
CJ
スティーブがDJを好きすぎるけれどDJの返事が待てずに付き合いだした彼女。
すべてにおいてDJとそっくりで、ここぞという時に呼び間違えられてしまいます。
ローズ
スティーブが結婚寸前までいった彼女CJの娘、ローズ。
マックスと両想いですが、DJのせいでCJとスティーブが別れたこともあり、最後の方はなかなか登場しなくなってしまいました。
ロッキー
ジャクソンの女友だちで、ステファニーの親友ジアの娘。
髪の毛が青くて化粧も濃く、ジャクソンに少なからず色々な影響を与えています。
すぐジャクソンを殴る怖い面もありますが、一方では優しくトミーをあやすこともあります。
マット
DJが働いていたペットクリニックの院長の息子。
一緒に働いているうちにお互い気になる存在となり、しばらくDJと付き合いますが、日本の旅行中にプロポーズするも、失敗。
しばらくボラボラ島でひとりゆっくり過ごしますが、もうDJとは働けないといって、かつてのクリニックの目と鼻の先にひとりで開業しなおすことを決意します。
ポプコ
ジャクソンのジュニアハイスクール時代の仲間。
ジャクソンに悪いことばかり教えるといってDJは憤慨していました。
その後ラモーナと付き合うも、ラモーナが日本に旅行へ行くとき、ひとりだと寂しいから他の女の子と遊ぶと公言し、あっさりふられます。
ローラ
ラモーナのジュニアハイスクール時代の親友であり、ジャクソンの初めてのガールフレンド。
初めての彼女で浮かれまくったジャクソンからの押しが強すぎて、ローラから友だちに戻ろうと言います。
まとめ
フラーハウスは、どんな人物もやさしく包み込んでくれる包容力があります。
これはフルハウス時代もそうでしたが、これのおかげでどんどん登場人物がやさしくなっていくのです。
個人的にはフェルナンドの変わりようが好きですね。
シーズン１では女性にだらしないダメ男のような感じでしたが、フラー家に来るたびにファミリーの温かさにふれ、だんだんキミーの近くによく居るようになります。
そしてシーズン２では、大家に追い出されたということでフラー家に転がり込みます。
DJやステファニーにはあからさまに嫌な顔をされますが、それでもトミーの面倒を一番みていたのはフェルナンドかステファニー。
日本に旅行していた間も、マックスとローズの面倒を見て、そして一番はじけていました。
そのはじけっぷりも、転がり込んで迷惑をかける様も、すべてを受け入れるのがフラー家。
自分もここに行ったらこうやって受け入れてもらえるのかな、と思わず考えちゃいますね！
読み終わったら