前回までのあらすじ
・「ジョン・スノウ」と「マンス・レイダー」が交渉をしていると、その野営地に「スタニス・バラシオン」と彼の軍隊が現れ、「マンス」に降伏を求めた。
「マンス」は拒否し「スタニス」に捕らわれ、連行された。
・「デナーリス・ターガリエン」は “ドロゴン”(消息不明のドラゴン)が傷つけたであろう陳情者たちの話しを聞いて、このまま『ドラゴン』を放し飼いにすることが出来なくなり、残り2頭を地下墓地に連れて行き、鎖に繋げた。
・「ブラン・スターク」は、夢で見たウィアウッド(心の木)を見つけ、 “森の子” の導きで、とうとう “三つ目の鴉” と出会う。
・「アリア・スターク」は、キャトリンの従士だった「ブライエニー」に負け重症を負った「ハウンド」(サンダー・クレゲイン)を置き去りにし、自由都市ブレーヴォスへ向かう船に乗った。
・「ティリオン・ラニスター」は父「タイウィン・ラニスター」の部屋にいた、サンサの待女で愛人だった「シェイ」を絞殺し、その後「タイウィン」を部屋にあった石矢で殺害した。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5 第1話<新たな戦いの幕開け>のあらすじ
サーセイの過去と現在
子供の頃「サーセイ・バラシオン」は友達と未来を知るために森の中を歩き、魔女に会いに行った。
魔女と呼ばれる女(蛙のマギー)は「サーセイ」の血を自分に少量渡せば、質問に3つ答えると話し、「サーセイ」は腕を差し出した。
「サーセイ」は「蛙のマギー」に自分は婚約者の王子(レイガー・ターガリエン)といつ結婚するかと質問すると、「蛙のマギー」は「サーセイ」は、王子ではなく王と結婚し “クイーン” になると答えた。
続けて、王との子供は無いが3人子供産むと話し、その子供は3人とも金の王冠を戴くが、葬儀で黄金の布に覆われ、もっと若い “クイーン” が現れ、「サーセイ」は大事な者を全て奪われると予言した。
「サーセイ」は「タイウィン」が奉られている大聖堂にやって来て、「ジェイミー」が「ティリオン」を逃がしたせいで、父(タイウィン)が死んだと彼を責めたてた。
ティリオン、王都からの脱出に成功
「ティリオン」は「タイウィン」殺害後、「ヴァリス」の助けを借り箱の中に入り、王都から脱出していた。
箱の中から外の様子を見ていると「ヴァリス」が箱を開けて「ティリオン」を外に出しだ。
「ティリオン」は「ヴァリス」に、ここはペントスかと尋ねると友人(イリリオ・モパティス)の故郷だと答えた。
「ヴァリス」はウェスタロスを破滅から救わねばと話し「ティリオン」を閣下と呼んだ。
「ティリオン」は父親を殺しても貴族か?と尋ねると「ヴァリス」は王土の未来の話しだと答え「ティリオン」は未来などクソだと言った。
スノウ、マンスの説得を指示される
「ジョン・スノウ」は両親を野人に殺された少年(オリー)に剣の訓練をしていると、女祭司「メリサンドル」が呼びに来た。
『壁』の上に上がると「スタニス」がいて、ウインターフェルの城主になった「ルース・ボルトン」に復讐したいだろうと「スノウ」に聞いた。
「スノウ」は、望みは山のようにあるが、自分はナイツウォッチだと答える。
「スタニス」は「ボルトン」を殺し、北部を取り戻すためには兵士が必要だと言うと「スノウ」は、ナイツウォッチは中立だと話す。
「スタニス」は借りたいのは野人の兵士だと言い、従う者に恩赦を与え北部奪還後に王土の民を名乗らせ土地も与えると話した。
そして「マンス」が忠誠を誓えば命の保証と自由を与えると言い、彼を説得するよう「スノウ」に話した。
「スタニス」は、日暮れまでに答えが出ないと「マンス」を火あぶりにすると言う。
策略の始まり
「ピーター・ベイリッシュ」の策略により、高巣城から谷間の諸侯「ロイス」の所に行かされた「ロビン・アリン」の様子を見に「サンサ・スターク」と「ベイリッシュ」が「ロイス」の元を訪れていた。
すると「ベイリッシュ」に手紙が届き席を外したあと「ロイス」に自分の故郷へ向かうと嘘をつき「サンサ」と共に「ロイス」の元を去った。
ティリオンの従者だった「ポドリック・ペイン」は「ブライエニー」に<スターク>の娘たちは?と尋ねると、「アリア」に保護を断れたと落胆した。
すると「サンサ」たちの乗った馬車が「ブライエニー」たちの近くを通ったが、「ブライエニー」たちは気づかなかった。
「サンサ」は「ベイリッシュ」に、馬車はどこへ向かっているか尋ねると「サーセイ」にも手が及ばない、遥か遠くの場所に行くと答えた。
雀という集団に入ったランセル
「サーセイ」の所に叔父「ケヴァン・ラニスター」と以前「サーセイ」と不倫関係にあった「ランセル・ラニスター」がお悔やみを言いに来た。
「ケヴァン」は「サーセイ」に失礼な態度をとった息子「ランセル」が “雀” という集団に入ったと息子の変わりようを謝り、その場を去った。
すると「ランセル」がまた「サーセイ」の所へやって来て、過去の不適切な行為の行いについて許しを乞いたいと話すが「サーセイ」は知らないふりをした。
サーセイとの結婚は白紙
「ロラス・タイレル」は男娼の「オリヴァー」と娼館で楽しんでいると、ジョフリーの妻だった「マージェリー」が来て、王(トメン・バラシオン)を持たせていると「オリヴァー」を帰した。
そして兄「ロラス」に行動を慎めと言い、許嫁(サーセイ)が待っていると話すと「ロラス」は「タイウィン」が死んだから「サーセイ」との結婚は白紙だと言った。
デナーリスを選んだティリオン
「ティリオン」は「ヴァリス」に、なぜ自分を逃がしたと尋ねると「ティリオン」のためではなく『七王国』のためだと答え、来たる戦で役割を果たす者を信じると言った。
「ティリオン」は、自分は必要とされていないから他の兵士を見つけろと言うと「ヴァリス」は「ティリオン」は多才だから政治に向いていると話し「タイウィン」の才能を継いでいて思いやりもあると言う。
そして「イリリオ」の館で死ぬまで飲むか、ミーリーンにいる「デナーリス」会いに行くか選べと話すと「ティリオン」はミーリーンへの道中、死ぬまで飲みたいと言った。
制御できないドラゴンたち
1人の<穢れなき軍団>の兵士(白い鼠)が娼館で殺され、「デナーリス」は<ハーピーの息子たち>という集団の兵士に殺されたと報告を受けた。
王女の盾「バリスタン・セルミー」は、征服者は反乱に合うと言うと「デナーリス」は反乱者を見つけ出し、連行するよう指示した。
ユンカイへ使いに出した「ヒズダール・ゾ・ロラク」がミーリーンに戻り、ワイズマスター(賢明なる親方)たちが元老院に権力を割譲する代わりに闘技場の復活を頼んだと話した。
しかし「デナーリス」は闘技場の再開は認めないと言う。
デナーリスと楽しんでいた「ダーリオ・ナハーリス」は自分が腕を磨いた闘技場を再開するよう「デナーリス」に再考を促し、<ドラゴン>の母だから力をすぐに見せるべきだと言った。
「デナーリス」は、民を傷つけないようにするため<ドラゴン>を繋いだ地下墓地に来た。
「ドロゴン」(ドラゴンの呼び名)は未だに行方不明…。
そして「デナーリス」は「ヴィセーリオンとレイガル」(ドラゴン呼び名)の2頭を呼んだが「デナーリス」に敵意を抱いているように、炎を吹き暴れた。
マンスの最期は…
「スノウ」は「マンス」説得のため捕らわれている部屋へやって来て、「スタニス」の望みについて話しをしたが、「マンス」は「スタニス」に従うつもりはないと言う。
「スノウ」は自尊心より、まとめた部族を救出すべきだと言うと「マンス」が処刑方法を聞いた。
「スノウ」は火あぶりだと答えると「マンス」は死にたくないが信念を裏切るよりマシだと話し、説得は無駄だと言った。
日が暮れて「スタニス」の提案を断った「マンス」の処刑が始まる。
「スタニス」はひざまずけば慈悲を与えると言い従えば殺さないと話したが、「マンス」は、これから来たる戦での幸運を祈ると拒否した。
すると「スタニス」は火あぶりの処刑を実行し、苦しんで死んでいく「マンス」を「スノウ」は見ていられなくなり、その場を離れて「マンス」に向けて矢を放った。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5 第1話を見た感想
・第1話。シーズン5が始まりました。
<バラシオン家>の「サーセイ」は自分が少女の頃に予言された通りに事が進んで、怖くなっているようですね。
<ラニスター家>の「ティリオン」は王都から無事に脱出して、とうとう「デナーリス」に会いに行くことを決めました。
「ヴァリス」に導かれたようですが、この後「ティリオン」はどうなっていくのか、興味深いですね。
「ランセル」は久しぶりに登場しましたが、かなり印象が変わりましたね。
<ターガリエン家>の「デナーリス」は子供のように思っていた<ドラゴン>に敵意を持たれてしまった様です。
そして新しい反乱勢力が現れました。
「デナーリス」がどのように解決するか楽しみです。
<スターク家>の「サンサ」は「ベイリッシュ」の策略に気づいているのでしょうか?
そして「スノウ」は「マンス」の説得に失敗して悔やんでいたのか、それとも優しさなのか分かりませんが「マンス」を楽に死なせてあげましね。
これから「スノウ」が、どう進むのか楽しみです。
さて次回は第2話です。シーズン追うごとに各主人公たちが色々絡んできました。
早く続きを見たいと思います。