前回までのあらすじ
・「ジェイミー・ラニスター」はティリオンの右腕だった「ブロン」と一緒にドーンに潜入に成功した。
・「サーセイ・バラシオン」は総司祭に据えた「ハイ・スパロー」の力を借り＜タイレル家＞の排除に着手した。
・「サンサ・スターク」は故郷ウインターフェル城に戻って来て、「ベイリッシュ」にうまく立ち回れとアドバイスを受ける。
・ミーリーンの町で＜穢れなき軍団＞が＜ハーピーの息子たち＞に襲われ、指揮官の「グレイワーム」と助けに入った王女の盾「バリスタン・セルミー」が重傷を負った。
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ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5第5話のあらすじ
デナーリス、家長たちをドラゴンで脅す
＜ハーピーの息子たち＞に襲われた「グレイワーム」は何とか生き残ったが、「バリスタン」は命を落とした。
＜次子＞の指揮官「ダーリオ・ナハーリス」は「デナーリス」に１度ピラミッド付近まで撤兵し守りを固めるよう提案し、その後改めて町を一掃しようと話した。
「デナーリス」は、名家の家長全員を捕らえろと指示し、謁見に来ていた家長の「ビズタール・ゾ・ロラク」も捕らえた。
「デナーリス」は地下墓地に家長たちを連れて行き、１人の家長を『ドラゴン』に食わし、全員無実かもしれないし全員有罪かもしれないと言い、あるいは『ドラゴン』に決めさせるべきかもと脅した。
「ヒズダール」は “ヴァラー モルズリス” (皆、死なねばならぬ) と言うと「デナーリス」は、過食は良くないと話し、残りは明日にすると言った。
スノウ、野人たちと手を組む決意をする
メイスター「エイモン」の所に総帥「ジョン・スノウ」がやって来て具合を尋ね、意見を求めた。
「エイモン」は、やらなければいけない事を行えば、ナイツウォッチの兄弟は分裂すると話し、命じれば彼らの半数に「スノウ」は憎まれると言う。
すでに兄弟の半数は憎んでいると「エイモン」は言い、内容はどうあれ実行するよう言った。
そして総帥職をやり抜く強さを身に付けろと「スノウ」を励まし、子供の心を殺して大人の心を生まれさせなさいと話した。
「スノウ」は野人の戦頭「トアマンド」に、共に戦って欲しいと手鎖を外して頼み、『ホワイトウォーカー』はまず自由の民を襲うだろうから、指導者になって彼らを南へ連れて来いと「スノウ」は話した。
納得した「トアマンド」が、大半の野人たちはハードホーム（堅牢な家）にいると話し、総帥の「スノウ」が一緒に来て、民たちを説得するよう言った。
「スノウ」はナイツウォッチの兄弟たちに、この件について話しをすると、ほとんどの者が反対した。
「エド」は一緒に行くと言ったが、「グレン」や「ピップ」そして50人の兄弟たちが野人たちに殺されたことは忘れないし、許さないと話した。
「スノウ」は彼らを見捨てたら “最初の人々の拳” で見た、死の軍団に加わると言い、たとえ野人でも死人よりマシだと言った。
両親を野人に殺された「オリー」が何か言いたそうにお茶を持って来て、手を結ぶ振りをして罠にかける作戦かと「スノウ」に聞いた。
「スノウ」は、気持ちは分かるが “冬来たる” だと言い、我々だけでは戦えないと「オリー」に話した。
サンサに伝言を頼む
ティリオンの従者だった「ポドリック・ペイン」はキャトリンの従士だった「ブライエニー」に「サンサ」は＜ラニスター＞から離れたウインターフェルに居るから安全だと言うと、「ブライエニー」は母親と兄の敵の＜ボルトン家＞の奴らと一緒で「サンサ」は危険に気づいていないと話した。
「ブライエニー」は旅籠の男に「ネッド・スターク」を知っているかと聞き、城に誰か知っている者はいるかと言い「サンサ」に伝言を頼みたいと話した。
男に何者か尋ねられた「ブライエニー」は、死んだ「キャトリン・スターク」に誓いを立て、今も仕えていると話し、「サンサ」を守る者だと答えた。
ウインターフェル城での出来事
「サンサ」の部屋に待女が来て、北部にはまだ＜スターク＞を支持する者がいるから、困った時には壊れた塔の１番高い窓にロウソクの火を置いてと言われた。
「サンサ」がその塔を見に行くと、ラムジーの愛人「ミランダ」が「サンサ」に話しかけてきて、懐かしいものを見せてあげると言った。
猟犬がいる犬舎に「サンサ」は案内され、変わり果てた「シオン・グレイジョイ」がそこにいた。
すると「シオン」は、ここに居てはダメだと「サンサ」に言う。
「ラムジー・ボルトン」（ルースの落とし子）が食事の席に「シオン」を呼び、彼はもう別人で「シオン・グレイジョイ」ではなく「リーク」だと言う。
すると突然「ルース・ボルトン」は子種ができたと皆に報告した。
食事が終り「ラムジー」は子供の件を「ルース」に尋ねると、相応しい者が現れるまで「ラムジー」の立場は明確だと答えた。
そして、お前は私の息子だと言い、黒の城に＜スタニス軍＞が兵を置いていて、「スタニス」は北部を獲る気だから、力を貸して欲しいと「ラムジー」に頼んだ。
スタニス、ウインターフェルへ進軍する
「サム・ターリー」がいる図書室に「スタニス」が来て、『ホワイトウォーカー』をどうやって倒したか聞くと「サム」は＜ドラゴングラス（黒曜石）＞の短剣で倒したと答えた。
なぜ殺せた？と聞かれた「サム」は古書に答えを求めているが分からないと答え、死の軍団を見たと「スタニス」に話した。
戦い方を知らねばならないから、読書を続けろと「スタニス」は「サム」に言った。
「タヴォス・シーワース」は「スタニス」に “時が来た” と言われ「スノウ」を待てば、兵士が数千人増えると話した。
「スタニス」は「スノウ」を待ってはいられないと言い、ここにも危ない奴がいるから王妃（セリース・バラシオン）と娘（シリーン・バラシオン）も連れて行くと話す。
そして「スタニス」たちは、黒の城からウインターフェルへ進軍を始めた。
デナーリス、婚姻することを決める
「グレイワーム」が目覚め「バリスタン」の生死を、デナーリスの待女「ミッサンデイ」に確認した。
「ミッサンデイ」の顔を見て「グレイワーム」は「バリスタン」や部下たちを死なせてしまったと言い、「デナーリス」を失望させたと嘆いた。
「デナーリス」は「ミッサンデイ」に、この先のことを相談すると「デナーリス」は皆の話しに耳を貸して物事を決めていたが、時には独断で決断して良い結果をもたらした事もあると話した。
「ミッサンデイ」の意見を聞いた「デナーリス」が「ヒズダール・ゾ・ロラク」の所に行くと、やはり死にたくないと言った。
「デナーリス」は恐れを認めるのは難しいが間違えを認めるのも難しいと話し、自分は間違っていて「ヒズダール」は正しかったと非を認めた。
そして闘技場を再開するが、自由民のみで奴隷制は復活しないと「ヒズダール」に話し、
ミーリーンの人々との絆を強めるために名家の家長と結婚すると言った。
感染してしまったモーモント
気絶していた「ティリオン・ラニスター」が目覚め、先ほどの発言を謝り、ヴァリリアの廃墟を通るのかと「ジョラー・モーモント」に聞いた。
「モーモント」は、そうだと答えヴァリリアの廃虚を小舟で通っていると、『ドラゴン』（行方不明のドロゴン）が空を飛んでいた。
「ティリオン」はビックリして『ドラゴン』を見ていると、大きな水の音がして突然、グレイスケール（灰鱗病）にかかり狂暴になった＜石化人＞の集団が襲ってきた。
「モーモント」に触られると感染すると言われた「ティリオン」は＜石化人＞が襲いかかってきて川に落ちてしまった。
溺れる寸前で「モーモント」に助けられ、目を覚ました「ティリオン」はお礼を言い＜石化人＞に２人とも触られていないことを確認した。
「モーモント」は運が良ければ漁村が見つかると言い、今のうちに休めと「ティリオン」に言った。
「ティリオン」から離れた「モーモント」は腕をまくると＜石化人＞に触られていて、グレイスケール（灰鱗病）に感染していた。
ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5第５話を見た感想
・第５話。話しが進みましたね。
＜ターガリエン家＞の「デナーリス」は「バリスタン」を失ってしまいました。
怒りに任せて『ドラゴン』に人を食べさせたりして、彼女にしては珍しい行動でしたね
そしてまさかの婚姻を決めて、とてもビックリしました。
＜スターク家＞の「スノウ」は野人たちと手を組むことを決断しましたね。
やはり「トアマンド」のことは少しの間でも一緒にいたので、信用しているというか何らかの敬意は持っているのでしょうね。
とうとう「サンサ」は「シオン」に会ってしまいましたね。
「サンサ」が嫌悪感を抱いているのを分かっているのに「ラムジー」は…嫌なヤツですね。
＜バラシオン家＞の「スタニス」は進軍を始めますね。
なぜ妻と娘を連れて行くのかはまだ不明ですが、「メリサンドル」が絡んでいそうで嫌な予感がします。
＜ラニスター家＞の「ティリオン」は誰とでもそれなりに上手くやっていける所が凄いと思いますね。
「モーモント」は感染してしまいました。
彼はそれを隠してまでも「デナーリス」の元に戻りたいと思っているようで、何だか切なくなりますね。
さて次回は第6話です。皆がどうなっていくのかハラハラしますね。