冒頭文
LOSTの主要人物で一番いやな女性はと聞かれた場合、ケイトと答えるLOSTファンは多いのではないでしょうか?
自分勝手、独りよがり、ビッチ等々、ケイトを表現する言葉は直ぐに思い浮かぶほど、ケイトのドラマでの自由奔放ぶりは目につきます。
ケイトがなぜこれほどまでに嫌われるのか、考えてみたいと思います。
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LOSTのケイトが視聴者から嫌われている理由は?
LOSTの中で重要な役割を演じているケイトですが、世間では評判が悪いみたいですね。
男性視点から見ると賛否が分かれるキャラだと思いますが、女性からはかなりの悪評の様です。
自由奔放な行動や欲望に忠実な姿は、自分勝手で周りの人々の迷惑を顧みない様子が好きになれない気持ちは理解出来ます。
実際に自分の周りには居て欲しくない人物だと思います。
好きになった男性にもストレートな態度を取り、時にはビッチな側面も見せるケイトが同性に好かれることはないでしょう。
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LOSTのケイトがうざいと思う瞬間
LOSTの主要人物にも関わらず、余り評判が良くないケイトですが、その理由を考えると、ジャック同様うざい点が挙げられます。
何でも一生懸命なケイトですが、時には熱すぎてうざいと思う場面があります。
島で偽ロックに洗脳されたクレアを島から脱出させようとしている姿は一瞬感動的に思えますが、その迫力や強引さは見ているものが少し引く内容でした。
冷静に考えると、クレアから子供を奪った罪滅ぼしをしようとしているようにも思え、自己中にも捉えられます。
自分の感情を素直に行動に出すケイトは、やはり日本人にはあまり共感を得られないですね。
LOSTのケイトを演じていた女優はチャーリーと交際していた?
ケイトを演じていたのはカナダ人女優エヴァンジェリン・リリーです。
CAをしていたこともあるという変わった経歴の持ち主であるリリーは、私生活ではケイトと同じように恋多き女性のようです。
アイスホッケーの選手と結婚していたリリーでしたが、その後離婚してLOSTで共演していたチャーリー(ドミニク・モナハン)と交際します。
2人は結婚かと思ったのも束の間、LOSTの制作関係者と結婚したリリーは、2011年に男児を授かります。
女優としてのキャリアも順調で、主に映画に活躍の場を移したリリーは、リアル・スチールやアントマンなどのヒット作にも出演しています。
数々の罪を犯してきたケイトは、いくつの容疑が掛かっているのか?
ドラマの冒頭から犯罪者として登場したケイトですが、ドラマが進むにつれ過去に幾つもの犯罪を犯してきたことが明らかになります。
一番の犯罪は、義理の父を自宅ごと爆発させて殺害した容疑ですが、それ以外にも自分の犯した犯罪で身近な人々を失くしていきます。
義父を殺害したのも実の母を解放したいと考えたからですが、母親には感謝されるどころか、警察に通報されてしまいます。
更に逃亡中に余命宣告された母親に会いたいがために、高校時代のボーイフレンドを犯罪に巻き込み、ボーイフレンドは死んでしまいます。
これらの一連の行為がケイトを嫌う一因になっていると思いますが、それ以上にケイトの行動が独りよがりに見えるから嫌われるのではないでしょうか?
結局、ケイトはソーヤーに振られたということですよね?
ドラマの冒頭ではジャックと良い雰囲気になっていたケイトですが、次第にソーヤーに惹かれて行きます。
最初は“ソバカス”とソーヤーから呼ばれて怒っていたケイトですが、次第にワイルドで純粋なソーヤーに心が移っていきます。
傍から見るとケイトとソーヤーは自分に素直で似た者同士のナイスカップルで、上手く行くと思っていましたが、やがてジュリエットの登場でその関係は終わります。
そう思えば、ケイトはジュリエットと別の理由で殴り合いの喧嘩をしたシーンがありますが、やはりソーヤーのことが頭にあったのでしょう。
ケイト自身もジャックとソーヤーの間を行ったり来たりしていたので、致し方のない結果だったのかもしれません。
LOSTのケイトの役割は?
LOSTにおけるケイトの存在は、主人公たちの行動に大きな影響を与える行動をするヒロイン的なものです。
ヒロインというとカヨワイ女性をイメージしますが、ケイトは非常に強い女性です。
ジェイコブの後継者候補から早々と脱落したケイトでしたが、ジャックやソーヤーの行動に多大なる影響を与えます。
最後の場面でジャックを皆が待つ教会へ導くという大役を務めたのもケイトでした。
まとめ
このドラマで存在感を如何なく発揮したケイトは、印象に強く残るキャラクターでした。
犯罪者として護送される役でドラマに登場したケイトは、そのストレートな性格でジャックを始めとする登場人物たちに大きな影響を与えます。
ケイトが居ることによりこのドラマが盛り上がったことは間違い無く、LOSTを語るには絶対に必要な人物です。
読み終わったら