LOST シーズン2第14話 前回までのあらすじ
ロックは銃を一元管理するためにハッチ内の保管室に銃を集めて、暗証番号付きの鍵を掛けますが、ジャックは自分にも暗証番号を教えるように迫ります。
その頃、畑仕事をしていたサンファは何者かに背後から襲われてしまい、サンファの悲鳴を聞いて駆け付けたケイトとソーヤーに救出されます。
ジャックはアザーズに襲われたと確信しますが、ロックはアザーズとは休戦協定を結んでいるので決めつけない方が良いと言います。
ジンスーは妻サンファを守るため銃をジャックに要求しますが、それを見ていたソーヤーがロックの元へ駆けつけて銃を他の場所に隠すように促します。
ジャックは銃を渡せとロックに迫りますが、そこへ銃を片手にソーヤーが現れ、ロックが隠した銃は全て自分が押さえたので自由に銃を使わせないと宣言します。
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LOST シーズン2第14話のあらすじ
(サイードのフラッシュバック)湾岸戦争でアメリカ軍に攻め込まれたイラク軍は混乱に陥ります。
基地で機密書類を燃やしていたサイードはアメリカ軍に捕まりますが、英語が話せるサイードはイラク兵への尋問の通訳を命じられます。
上官への尋問で通訳を務めるサイードでしたが、上官は口を割りません。
それを見たアメリカ軍は、サイードに上官を拷問してでも情報を得るように命じます。
(現在)森の中でアナルシアは不審者を見付け、サイードにそのことを報告すると、サイードはその不審者を追います。
不審者の姿を捉えたサイードはこの件は自分に任せろと言い、アナルシアにキャンプへ変えるように告げます。
不審者はダニエルで「何をしている」というサイードの問いに対し、サイードを探していたと答えます。
ダニエルは自分が仕掛けた罠にアザーズの1人が掛かったことを説明して、罠の場所へサイードを連れて行きます。
罠にはヘンリーと名乗る男が囚われており、本人はアザーズとは関係ないと言いますが、ダニエルはその男は嘘つきだと叫びます。
サイードは罠を解くとヘンリーは逃げ出したので、ダニエルは持っていた弓矢でヘンリーの肩を撃ち抜きます。
ダニエルは尋問のプロであるサイードにヘンリーの取り調べを依頼します。
サイードがヘンリーをハッチに連れて行き、ジャックとロックに事情を話した後、ジャックがヘンリーの肩から矢を抜いて応急処置をします。
その後、サイードが尋問を開始すると、ヘンリーは4か月前に気球が故障してこの島に不時着したことを話し始めます。
さらに同行していた妻が数週間前に亡くなった話をしますが、サイードはヘンリーの話に嘘を感じます。
(サイードのフラッシュバック)上官の尋問を命じられたサイードに対し、上官は命令口調で指示をします。
尋問の前に上官が無実の市民を虐殺していたことを知ったサイードは、上官を拷問にかけてアメリカ軍が必要とする情報を入手しました。
サイードはアメリカ軍が撤退する際に開放されますが、拷問が生まれ持った特技であることを自覚します。
(現在)ヘンリーを疑ったサイードはヘンリーを殴り始めますが、ジャックはそれに激しく反対します。
鍵のかかる保管室で尋問を行っているサイードを止めるため、ロックに保管室の鍵を開けるように迫るジャックでしたが、ロックはそれに応じません。
その時、アラームが鳴り、パソコンに数字を打ちこまなくてはいけないロックは、そちらを優先させるために保管室の鍵を開けます。
ジャックはヘンリーを殴っているサイードを止めますが、ヘンリーはアザーズの仲間だとサイードは吐き捨てます。
海辺のキャンプに戻ったサイードは、チャーリーに拷問の話をします。
ヘンリーを殴っている時に罪悪感を感じなかったことから、ヘンリーは悪者で間違いないと説明します。
LOST シーズン2第14話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、謎の男ヘンリーの登場するシーンです。
一見知的な優男に見えるヘンリーですが、その言動に大きな影を感じます。
ジャックはヘンリーを疑うのは間違っていると主張しますが、嗅覚の優れているダニエルやサイードは、ヘンリーがアザーズの仲間で間違いないと断定します。
現時点ではヘンリーが何者か分かりませんが、サイードたちが主張するようにヘンリーは少なくとも敵であるように思えます。
ヘンリーを演じているマイケル・エマーソンは遅咲きの俳優ですが、エミー賞の助演男優賞を受賞した実力派俳優です。
エマーソンの演技がヘンリーの怪しさを際立てており、エマーソンの演技は見応え十分です。
サイードたちが今後どのようにヘンリーを尋問してヘンリーの本性を暴いていくのか、ヘンリーの登場でストーリーが盛り上がりそうです。
読み終わったら