LOST シーズン4第1話＜選択＞のあらすじと感想

LOST シーズン4第1話　前回までのあらすじ

ジャックたちは衛星電話で救助を呼ぶために電波塔を目指しますが、到着直前にベンと遭遇します。

ナオミたちはジャックを救助するために来たのではなく、島の住人を全滅させるために送り込まれたとベンは言い、ナオミの仲間に救助を求めることを中止するように求めます。

これに従わないジャックに対し人質にしているサイードを殺害するとベンは脅しますが、ハーリーの活躍でサイードたちは救出されます。

その頃、ルッキング・グラスに居たチャーリーは、デズモンドの協力を得てバクーニンたちを倒して、妨害電波を停止させることに成功します。

しかしバクーニンに手榴弾を投げ込まれてチャーリーは溺死してしまいますが、“ナオミたちはペニーが呼んだ救助隊ではない”とデズモンドに言い残します。

LOST　シーズン4第1話のあらすじ

（未来）ジャックがテレビをつけると、一台の車がパトカーから逃走しているライブ映像が映し出されます。

間もなく逃走していた車は建物に突っ込んで停止すると、追跡していた警察官たちに包囲されます。

運転手は車から引きずり出されて警察官に逮捕されますが、“俺はオーシャニック6の1人だ”と叫びます。

テレビに映し出されたのは、ハーリーでした。
 

警察署に連行されたハーリーは取り調べを受けますが、自供しないため犯行時の映像を見せられます。

そこにはコンビニで何かに驚いて店外に飛び出して行くハーリーの姿が映し出されていて、その後ハーリーは車で暴走して逮捕されました。

刑事はハーリーに何を見て驚いたのかを聞きますが、ハーリーが答えないでいると、刑事はオーシャニック815便には、以前の相棒であったアナルシアが搭乗していたことを告げます。

アナルシアのことは知らないと言うハーリーを残して刑事は部屋を後にすると、ハーリーは部屋に海水が流れ込んでくる幻想を見て大騒ぎをします。

ハーリーは精神病院へ入院させられてしまいます。
 

（現在）ジャックが手にしていた衛星電話から救助隊の声が聞こえてきて、ジャックが居る場所を確認したいのでナオミと話をしたいと告げます。

ジャックは咄嗟に“ナオミは薪を拾いに行った”と嘘を付きますが、その時、負傷して倒れていたナオミの姿が無いことにジャックは気が付きます。
 

ナオミを追うためにジャックはダニエルと拘束しているベンジャミン・ライナス“ベン“（マイケル・エマーソン）を連れて森へ入ろうとしますが、その時ケイトが現れます。

ケイトも一緒にナオミを探すと言いますが、ジャックは皆を連れて海辺のキャンプへ向かうように指示を出し、2人はハグをして別れます。
 

ナオミの血の跡を追って追跡をしたジャックでしたが、血の痕跡が直ぐに無くなったことから、この痕跡はナオミが偽装したものだとベンは主張します。

ぐうの音も出ないジャックは、その時に衛星電話が無くなっていることにも気が付きますが、ケイトがハグをした時に盗んだとベンが呆れ顔で伝えます。
 

一方、ケイトはナオミの後を追っていましたが、突然、救助隊から衛星電話に連絡が入ります。

ケイトが歩を止めると、木の上に潜んでいたナオミがケイトに飛びかかり、衛星電話を奪うと救助隊の依頼通りに衛星電話を操作して位置を救助隊へ伝えます。

救助隊がナオミたちの位置を確認すると、ナオミは倒れて息を引き取ります。
 

その頃、海辺のキャンプに居たハーリーとソーヤーは、ルッキング・グラスから戻ったデズモンドと再会し、チャーリーの最後と伝言を聞かされます。

ハーリーたちは救助隊が危険であることをジャック達に伝えるために、電波塔を目指します。
 

電波塔へ向かう途中、ハーリーは皆から逸れてしまい、道に迷っていると一軒の山小屋を見つけます（ジェイコブの山小屋）。

割れたガラスの間から山小屋の中を覗いたハーリーは、得体のしれない目が自分を見ていることに気が付いて一目散に逃げますが、また山小屋の前に戻って来てしまいます。

ハーリーは目をつぶり“山小屋はない”と念仏を唱えると、山小屋は消えていました。

ハーリーが後ずさりをして転倒しますが、その時ロックが現れます。
 

（未来）精神病院へ入れられたハーリーは、オーシャニック航空のマシューという男の訪問を受けます。

もっと良い病院へハーリーを移したいと言うマシューでしたが、ハーリーはマシューが邪悪であると感じて騒ぎだします。

病院の職員に取り押さえられたハーリーですが、既にそこにはマシューはいませんでした。
 

その後、病院の中庭で佇んでいたハーリーですが、死んだはずのチャーリーが姿を現して、“やるべきことをやれ。皆が待っている”と言い残します。

ハーリーは以前、コンビニでもチャーリーを見て逃げ出したのでした。
 

（現在）ロックはハーリーを連れて道を進むと、途中でソーヤーと出会い、更に皆とも再会します。

皆が再会を喜ぶ中、ジャックはロックがナオミを刺したことに対し怒って殴りかかり、銃でロックを撃とうとしますが弾が入っていませんでした。
 

救助隊が自分たちを救ってくれると言うジャックに対し、ロックは救助隊は危険なので我々は身を隠す必要があると主張し対立しますが、チャーリーが命がけで残してくれた伝言を信じるとハーリーは言い、ロックと行動を共にすることを宣言します。

これを見た多くの者はロックについていくことを決め、ジャックについて行く人間は少数派でした。

ジャックが森の中を進んでいると、上空でヘリコプターの音が聞こえてきて、パラシュートで何人かが島へ降り立とうとしている姿を見付けます。

LOST　シーズン4第1話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、島から無事帰還したと思われるハーリーの将来が描かれていることです。

シーズン1から3では、遭難者たちの過去がフラッシュバックという形でドラマ内に侵入されていましたが、シーズン4からは未来がフラシュフォワードという形で見られるようです。
 

どのような形でハーリーとチャーリーが帰還出来たのかはわかりませんが、ハーリーが“オーシャニック6の1人だ”と叫んでいたところを見ると、帰還出来たのは全部で6人のようです。

ハーリーとジャック以外の4人が誰であるか？　そしてどのような形で帰還したのか？　残りの人々はどうしたのか？　など気になる点が満載です。

ストーリーに幅が出て来た内容の第一話で、これでシーズン4が楽しみになりました。