LOST シーズン4第8話 前回までのあらすじ
船の一室に監禁されたサイードとデズモンドは、船長と話がしたいとフランクに申し出ると、一旦は断られますが、やがて船長ゴルドと会い事が許されます。
甲板に連れて行かれた2人は目の前で乗組員が自殺するのを目の当たりにしますが、ゴルドは島の影響で自殺する乗組員が何人もいると説明します。
更に船長室へ連れて行かれた2人は、海底に沈む偽オーシャニック815便の映像を見せられ、この偽装をしたのはデズモンドの元恋人ペニーの父親ウィドモアであることを知らされます。
この船もウィドモアの指令で島に向かったが、船内に裏切り者が居てエンジンを壊されたことを説明します。
ゴルドとの話が終わって部屋に通された2人は、そこで皆を裏切って帰還したマイケルが偽名を使ってこの船に乗っていることを知ります。
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LOST シーズン4第8話のあらすじ
ロックは皆を自分の部屋に集め、隠し事なく状況を皆に説明すると言います。
マイルズ達が島に来た目的は、自分たちを救出するためではなく、ベンジャミン・ライナス“ベン“(マイケル・エマーソン)を捕まえる事であることを暴露します。
ベンをウィドモアに引き渡せば、島に居る人間は皆殺しにあうとベンが横から口を挟み、対策として船にスパイを乗せていると説明します。
ロックはマイケルがスパイだと言うと、皆は驚きの表情を見せます。
ロックの説明が終わると、ベンはアレックスとダニエルを呼び止め、ここに居ればやがてウィドモアの手下に殺されると言い、島の中にあるテンプルへ行けと指示を出します。
地図を渡されたダニエルは、アレックスとカールを連れてテンプルを目指すことを決心します。
その頃、船の中は脱走者が出て混乱していました。
この混乱に乗じて、サイードはマイケルを捕まえて、なぜこの船に乗っているのかを問い質します。
マイケルは死ぬためにこの船に乗ったと言います。
(マイケルのフラッシュバック)車内に居たマイケルはメモに何かを走り書きすると、思いっきりアクセルを踏み込みます。
車はコンテナに激突して大破しますが、病院に運び込まれたマイケルは一命を取り留めます。
怪我は軽いもので退院したマイケルは、実家に居る息子ウォルトを訪ねに行きますが、自分の母親からウォルトに会うなと追い返されます。
密かに島から帰還したマイケルは職もなく、ジンスーから貰った時計を質屋に入れると確実に自殺出来るように拳銃を買います。
路地裏で銃を頭に当てて引き金を弾こうとしたマイケルでしたが、そこへベンの部下トムが現れて、“島はお前が死ぬのは許さない”と言います。
裏切りの罪を償いたければ、ウィドモアが用意した船に忍び込み、島の住民を虐殺するウィドモアを止めろとトムはマイケルを嗾けます。
自宅に戻ったマイケルは改めて拳銃を頭に当てて引き金を弾きますが、銃弾は出て来ませんでした。
翌日、マイケルは船に乗り込むために埠頭へ行くと、そこにはマイルズやナオミが居ました。
船に乗り込んだマイケルの元にベンから電話が掛かってきて、島を救うために船の乗組員名簿を作成して連絡するように指示されます。
更に事前に渡されていた鞄の中に時限爆弾を見付けたマイケルに対し、連絡が終わった後で爆弾を使ってエンジンを破壊するようにベンは命令します。
(現在)マイケルの話を聞き終えたサイードは、マイケルを取り押さえて船長室へ向かいます。
サイードはマイケルが偽名を使って船に乗り込んで、破壊工作をしていたことを船長ゴルドに伝えます。
そしてマイケルがベンと通じていることをゴルドに語ります。
島ではテンプルを目指していたダニエルたちでしたが、森の中で休憩をしていました。
アレックスとカールが楽しそうに話をしていると、不穏な音が聞こえてきてカールが持っていた水筒に穴が開きます。
次の瞬間、矢がカールの体に刺さり、カールは死んでしまいます。
驚いたダニエルはアレックスを連れて逃げようとしますが、ダニエルも矢の餌食になり死亡していまします。
アレックスは泣き叫びながら、自分はベンの娘なので撃たないでくれと大声を出します。
LOST シーズン4第8話を見た感想
今回のエピソードの見どころは、ダニエルが死んでしまうシーンです。
シーズン1から要所要所で登場していた謎の女ダニエルでしたが、時にはジャック達遭難者の味方、時には敵になり、良い味を出していただけにもう見れないのは残念です。
アレックスを通してベンの言うことを信じてしまったのが運の尽きで、最後は何者かに矢で殺害されてしまいますが、ベンに近づいた人間は皆、不幸になってしまうように思えます。
今回はアレックスの育ての親ベンが、アレックスを意図的に危険に晒したとは思えませんが、結果的にはベンが災いをもたらしました。
アレックスは現時点では殺されていませんが、この後、アレックスに待ち受ける運命はどうなるのか気になる終わり方でした。
読み終わったら