前回までのあらすじ
エリザベス・バーク(ティファニー・ティーセン)は顧客スタンズラーの秘書ブルックから相談を受けますが、その相談内容はスタンズラーが意図的に停電を引き起こし、自身が保有している電力を高値でニューヨーク市に売っているという内部告発でした。
ピーター・バーク(ティム・ディケイ)が詳細を聞く予定でしたが遅刻をしたため、ニール・キャフリー (マット・ボマー)がピーターに扮して、証言を渋るブルックから話を聞きます。
スタンズラーは盗みが出来るに人間を探しているという情報をブルックから入手したピーターは、ニールに扮してスタンズラーに接近します。
スタンズラーからの依頼で、ランツという人物からフラッシュメモリーを盗んだピーターは次の依頼をスタンズラーから受けますが、それは罠でスタンズラーはピーターとランツを一緒に始末しようと考えていましたが、ニールが間一髪でピーターを助け出します。
一方、フラクテルのアンテナの謎を追っていたモジー(ウィリー・ガーソン)は、鍵を握るのはアレックス・ハンター(グロリア・ヴォトシス)であることを知ります。
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ホワイトカラー シーズン2第16話のあらすじ
サラ・エリス(ヒラリー・バートン)達の調査で、アドラーの狙いは第二次世界大戦で沈没したUボートであることが分かります。
Uボートは財宝を積んでニューヨーク沖で沈没したという記録があり、アドラーはこれを引き揚げて財宝を手に入れようとしていたのでした。
フラクテルのアンテナで電波を発すると、Uボートが近くにいた場合、電波に反応する仕組みになっているのでした。
Uボートを追っていたアレックスが音信不通になり、ニールはアレックスを探せばアドラーに辿り着くと考えます。
アレックスの情報を持っていた人間を探し出したニールとピーターはその場に向かいますが、アドラーに囚われてしまいます。
睡眠薬を飲まされた2人はアドラーのアジトに連れていかれ、そこでアレックスと対面します。
アドラーは既にUボートを引き揚げており、アジトにある倉庫にUボートが鎮座していました。
アドラーはアレックスを人質に取り、Uボートの中にある財宝を取り出すようにニールとピーターに命令します。
Uボートには盗難を避けるために様々なトラップが仕掛けられていましたが、アレックスがドイツ軍通信士だった祖父から聞いていた暗号を伝え、ニール達は無事財宝と対面することに成功します。
その財宝を見たアドラーはニール達を始末するように手下に命じ、ニール達は船のドックへ連れて行かれます。
ニールがUボートに搭載されていたフラクテルのアンテナに反応する装置を持ち出していたので、その電波をキャッチしたモジー(ウィリー・ガーソン)がニール達を救出します。
難を逃れたニール達はアドラーのアジトを割り出そうとします。
港の近くの倉庫を調べていたニールはアドラーと出くわし、アドラーはニールを殺害しようと銃口を向けます。
その時財宝が隠されていた倉庫が爆発します。
その爆発で吹っ飛ばされたアドラーは最後の力を振り絞ってニールに銃を向けますが、背後からピーターがアドラーを射殺します。
一件落着に思えたその時、燃えた絵画の切れ端をピーターは見付けます。
その絵はニールが自宅で描いていた絵と同じもので、ピーターはこの爆発はニールが計画したものだと確信します。
ニールに財宝を盗んだのかと問い質しますが、ニールは惚けます。
自宅に戻ったニールはテーブルの上に鍵と住所が書かれたメモを見付けます。
その住所へ向かったニールは財宝で一杯になった倉庫の中に入り、会心の笑みを浮かべます。
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ホワイトカラー シーズン2第16話を見た感想
今回はシーズン最終話ということもあり、見どころが満載の内容でした。
アドラーの狙いがUボートに積まれていた財宝というのは予想の範疇でしたが、最後の場面でニールが財宝を盗むことに成功したことには非常に驚きます。
ニールとピーターは信頼関係が出来上がっており、ニールがピーターを裏切るとは到底思えませんでした。
更にサラとの関係を深め、落ち着いた生活も悪くないと思うニールの気持ちがシーンの端々で見ることが出来たので、今回のニールの行動は予想外以外の何物でもありませんでした。
しかし最後の場面で財宝に囲まれたニールが見せる不敵な笑みは、身震いをするほど悪人の顔でした。
ニールが根っからの詐欺師であることを再確認した場面でした。
しかしニールに裏切られたピーターがこのまま黙っているとは思えません。
次にシーズン3でピーターがどのようにニールに対峙していくのか、シーズン3の最初から見逃せない場面が続くと思います。
シーズン2は今後の展開が非常に気になるストーリー展開で終わりを迎え、シーズン3がどのような内容になるのか非常に楽しみです。
読み終わったら