前回までのあらすじ
フォルサム食品訴訟が始まります。集団訴訟なので全米各地で裁判が行われますが、資金不足のピアソン・ハードマン法律事務所は、全てをカバーする財力がありません。
ハーヴィーは、鍵となるベーカーフィールドの訴訟案件に全ての資源を集中させようとします。
苦しい状況の中、スコッティが所属するイギリスの法律事務所の代表エドワード・ダービー(コンリース・ヒル)が現れます。
資金提供を申し出たダービーに対し、ピアソン・ハードマン法律事務所代表ジェシカは、事務所合併を申し出ます。
フォルサム食品訴訟は資金を得たハーヴィーが作戦を変更して、目立たないパークヴィルの訴訟に力を注力します。マイクの活躍もあり、パークヴィルの訴訟はハーヴィーの勝利に終わります。
事務所合併のため事務所の帳簿をジェシカはダービーに渡します。帳簿を見たダービーは、ハードマンの横領に気が付きます。ダービーはそのことをフォルサム食品に伝えると言います。
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スーツ(SUITS) シーズン2第16話のあらすじ
ピアソン・ハードマン法律事務所とダービー法律事務所の合併に反対であるハーヴィーは、ダービーに宣戦布告します。マイクに調べさせてダービーの顧客の中に、株価を不正操作している会社があると切り出します。その会社を訴えるとハーヴィーはダービーに告げます。
ダービーはそのような事実は無いと言い、裁判でハーヴィーを打ちのめすだけだと豪語します。それを聞いたハーヴ―は、もし裁判に自分が勝利した場合、合併を白紙にするように迫ります。
この話を聞いたジェシカは、裁判にハーヴィーが負けた場合、無条件で合併に従うように命じます。
一方、ルイスもダービー事務所から送り込まれた男と遭遇します。
事務所の合理化を担当する無いジェルでした。ピアソン・ハードマン法律事務所で合理化を担当するルイスは、ナイジェルをライバル視します。
そのルイスのせいでハーバードに不合格したと思い込んだレイチェルは、マイクに不満をぶちまけます。マイクはルイスに話に行きますが、レイチェルは実力で不合格であったことを伝えられます。
その頃、ハーヴィーはスコッティに会いに行き、ダービーの顧客を訴えたことを伝えます。
合併反対のハーヴィーに対し、皆で協力して合併をした際にハーヴィーも共同代表に任命してもらう方が現実的だとスコッティは言います。しかしハーヴィーはその話に耳を貸しませんでした。
ダービーが反撃に出ます。ハーヴィーの顧客の資金凍結を申し立てました。泥沼化する状況の中、ハーヴィーはルールを無視して合併に関する内部情報を盗み出せとマイクに指示を出します。
躊躇するマイクでしたが、スコッティのもとへ行き、ダービー側の内部情報を得ます。ハーヴィーは内部情報の出所がスコッティであることから、その情報を信用しません。
しかしドナから、ハーヴィーのスコッティに対する気持ちは本物だと聞いていたスコッティは、クビ覚悟で本当の内部情報をマイクに渡していたのでした。
このやり取りを耳にしたジェシカは、マイクを呼びつけます。スコッティから貰った内部情報を渡さなければ、偽弁護士であることを告発するとマイクを脅します。
ジェシカに従うしかなかったマイクは、ハーヴィーから裏切り者と罵られクビを宣告されます。
マイクは資料室で落ち込んでいましたが、そこにレイチェルが現れます。
マイクは自分の偽経歴のことをレイチェルに告白してしまいます。怒り出すレイチェルでしたが、盛り上がった2人はその場で愛し始めます。
同じころ、内部資料をマイクに渡したスコッティも、ダービーからクビを言い渡されます。
スーツ(SUITS) シーズン2第16見た感想
今回のエピソードの最大の見どころは、なんと言ってもハーヴィーにクビを宣告されたマイクが、自分の偽経歴をレイチェルに暴露してしまうシーンだと思います。
この秘密をレイチェルに言えないばかりに、2人は別れた過去があります。
どうしても守らなければいけない秘密を、遂にマイクはレイチェルに言ってしまいます。しかもレイチェルはハーバードから不合格通知を貰ったばかりの状況です。
レイチェルがマイクの不正を許せるとは到底思えません。
愛し合う2人ですが、これからレイチェルがどのような行動を起こすのか、シーズン3が待ち遠しくなります。
一方で、ハーヴィーを信じて内部資料をマイクに託したスコッティでしたが、何回もハーヴィーを出し抜こうとした過去があり、ハーヴィーに信じて貰えませんでした。
ハーヴィーを支え、ハーヴィーにとって非常に大事なマイクとスコッティを一度に失うことになるハーヴィーが、この難局をどう乗り切るかシーズン3が楽しみになる内容です。
読み終わったら