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スーツ(SUITS)シーズン2第6話<オール・イン>のあらすじと感想

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前回までのあらすじ

コスタル・モーター社(CM社)訴訟で、証拠隠滅でハーヴィーとピアソン・ハードマン法律事務所は訴えられます。ハードマンは、外部の弁護士アリソンを代理人に起用します。

車に欠陥があることはCM社の内部資料に記載され、その資料はハーヴィーに送られていたと原告は主張しますが、ハーヴィーは本当にその資料を知りませんでした。

しかしドナはその資料を4年前に受領していました。その事実に気が付いたドナはハーヴィーに報告しないばかりか、アリソンに尋問されパニックになり、その資料を廃棄してしまいます。

事実をマイクから聞いたハーヴィーは、ドナに激怒します。事実をアリソンに報告すると、至急和解を勧められます。原告側は和解に同意する代わりに、ハーヴィーをクビにして、弁護士協会に告発することを要求します。

和解案に賛成するハードマンでしたが、ジェシカはアリソンを解任し、裁判で戦うことを選びます。
そしてジェシカはドナにクビを宣告します。

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スーツ(SUITS) シーズン2第6話のあらすじ

マイクが部屋でテレビを見ていると、ドアが激しくノックされます。ドアを開けるとどこにはタキシード姿のハーヴィーが立っていました。

部屋の中に入ったハーヴィーは、マイクにタキシードに着替えるように命じます。

タキシードを持っていないマイクに呆れながら、タキシードを貸して2人はアトランティックシティへ向かいます。

カジノに着いたマイクは、表情を曇らせます。このカジノでカウンティングをして出入り禁止になった過去がマイクにはありました。

ハーヴィーはお構いなしにカジノに入り、顧客のキースが何処にいるか受付に聞きます。

キースがポーカールームにいることを知ったハーヴィーは、表情を曇らせます。
キースは会社を経営していましたが、ギャンブルとアルコール依存症の過去がありました。

ポーカールームに到着するとキースは泥酔しながら、大金を賭けたポーカーをしていました。

その勝負に負けたキースは、自分の会社を賭けてポーカーをしていたことを告白します。
ナプキンに会社を担保にする旨が書かれていて、トミーという人物が持っていました。
 
ハーヴィーはトミーに近寄り、このような契約は無効だと言います。脇に居たトミーの弁護士は、契約成立する要件は全て網羅していると主張します。

ハーヴィーは50万ドル払うので、この勝負は無かったことにしようと提案しますが、キースの会社の資産価値が3000万ドルもあることを知っているトミーは、即座に却下します。ハーヴィーは裁判で争うことにします。

その頃、ルイスはオペラ会場に居ました。
そこで偶然レイチェルと出くわします。

挨拶をする2人の近くで初老の男が騒ぎ始めます。

その男はバレエ劇団の監督セルゲイでした。

セルゲイは劇場の設備不良で、劇団のダンサーが怪我をしたと怒っていました。セルゲイの大ファンのルイスは、訴訟を起こして自分が代理人になると申し出ます。

ルイスはバレエ好きのレイチェルをアシスタントに任命します。
レイチェルは劇場使用契約書を調べ、設備の管理責任は劇場にあること判明します。

劇場の責任者に詰め寄るルイスでしたが、劇団が劇場使用料を払っていないことを指摘されます。

劇団の帳簿を調査したルイスは、セルゲイが金を横領していることを発見します。ルイスはセルゲイを呼び出し、劇団の恥だと怒ります。

そして劇団から追い出してやると息巻きます。

一方、ハーヴィー達は裁判で劣勢に立たされます。ハーヴィーが諦めかけた時、マイクが一か八かの勝負に出ようと言います。

暫定的な経営権を握ったトミーに対し、会社に周辺住民から苦情が来ていると言います。
その苦情は正当であることをキースが証明すると脅します。

会社をトミーに渡すぐらいならば、会社を崩壊させるとハーヴィーは言います。

和解するしかないトミーに対し、ハーヴィーはポーカーで勝負しようと言います。
ハーヴィーが勝てば、トミーは何も得ずに立ち去り、トミーが勝てば会社を渡すと言います。

ハーヴィーは圧勝して、トミーは手ぶらで事務所を後にします。

トラヴィスがピアソン・ハードマン法律事務所とハーヴィーを訴えた証拠隠滅の裁判は継続されていました。
判事はジェシカの大学時代の同級生エラで、ジェシカに怨みを持っている人間でした。

エラが選挙に出馬することを聞いたジェシカは、多額の献金をエラにします。

これでピアソン・ハードマン法律事務所と利害関係が生じたエラは、証拠隠滅の裁判に関与出来なくなりました。

スーツ(SUITS) シーズン2第6話を見た感想

今回のエピソードの見どころは、ドナが居なくなり、少し自暴自棄になっているハーヴィーの行動です。

至る所でハーヴィーらしくない言動が見られます。ドナを失った影響が非常に大きいことを物語っていると思います。

一番ハーヴィーらしくなかったのが、裁判で劣勢に立たされた、“相手の弁護士の方が良いカードを持っている。

今回の裁判は負けだ、諦めた。”とマイクに言います。

普段のハーヴィーならば絶対に言わないセリフだと思います。それを聞いたマイクから、“いつも銃を頭に突き付けられても、146通りの対処の仕方があると、自分で言っているではないか”と窘められます。

最後のシーンでも和解を勝ち取ったにも関わらず、ポーカー勝負をトミーに挑みます。負ければ全てを失うにも拘わらず、勝負に挑みます。

今後、ハーヴィーがもとに戻るのか、ドナが事務所に復帰できるのか、非常に気になる展開です。
 

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