前回までのあらすじ
証券取引委員会のケイヒルは、捜査令状を片手にピアソン・スペクター法律事務所を訪れます。
ハーヴィーとジェシカに対し、ギリス産業の買収合戦に関する書類を押収すると伝えます。
しかしその令状が担当裁判官のものでない点に気が付いたハーヴィーは、令状の無効を主張し認められます。
しかしケイヒルはローガンを脅し、ギリス産業の買収合戦に関わる全ての通信記録を提出するようにピアソン・スペクター法律事務所に申し立てをします。
隠すことは何もないハーヴィーは、全ての書類をケイヒルに差し出すことにします。逆にケイヒルが何も見付けられない場合、悪意追訴を証明出来ると考えたのでした。
それを聞いて追い詰められた人間が居ました。ルイスはフォースマンとの違法契約書を、ピアソン・スペクター法律事務所の書類保管庫に隠していたのでした。
ケイヒルにその書類が見つかれば刑務所送りになるルイスは、ジェシカに事情を告白します。
スポンサーリンク
スーツ(SUITS) シーズン4第9話のあらすじ
ルイスはフォースマンとの違法契約について、ハーヴィーとジェシカに経緯を説明します。
ハーヴィーは怒り狂いますが、ジェシカは事態を冷静に受け止めます。
ルイスが退室した後、ジェシカはこの件が片付いた後、ルイスをクビにすることを決めます。
そしてハーヴィーに事態を収拾するように命じます。
フォースマンを訪ねたハーヴィーは、ルイスとの契約を無効にするようにフォースマンに迫りますが、フォースマンは全く相手にしません。
事務所に戻ったハーヴィーでしたが、打開策は見つかりません。
そこへマイクが現れ、ケイヒルが書類を押収する前に、悪意追訴を訴えてケイヒルの証言録取をすれば良いと提案します。
証言録取が始まり、ハーヴィーは黒幕であるウッドオールも呼びつけます。
事前にウッドオールの過去の悪事をマローンから聞いていたハーヴィーは、優位に証言録取を進めます。
証言録取の後、悪意追訴についての裁判が始まります。
証言録取で得たウッドオールの悪事を裁判官に示し、今回も同じようにピアソン・スペクター法律事務所を陥れようとしていると、ハーヴィーは主張します。
しかしケイヒルはピアソン・スペクター法律事務所も同じようなことをしており、ジェシカはマローンと恋人同士で、それを利用して情報を入手したと反論します。
それを聞いた裁判官は、悪意追訴を認めませんでした。
今度はケイヒルがハーヴィー達を証言録取する番です。
ケイヒルはレイチェルを証言に呼びます。
これを聞いたハーヴィーは、マイクにレイチェルと練習をしろと命じます。
自宅に戻ったマイクは、レイチェルに尋問の練習を行います。
ローガンとの関係を責めるマイクに対し、レイチェルは目に涙をためます。
ジェシカが自分をクビにしようとしていることを知ったルイスは、フォースマンとの違法取引を自白しに証券取引委員会へ出向きます。
ケイヒルが不在であり、代わりにウッドオールが対応します。
ルイスがフォースマンの名前を出すと、ウッドオールはルイスのような小物には興味が無いと言い、ルイスを返してしまいます。
このやり取りを聞いたマイクは、ウッドオールがフォースマンと結託している可能性を考えます。
ハーヴィー、マイク、ルイスはケイヒルを訪れ、ウッドオールがフォースマンから金を貰って便宜を図っていると主張します。
ケイヒルは信じませんでしたが、ウッドオールに口座を開示して無罪を証明することを勧めます。
しかしウッドオールはそれを拒否して、自分がボスだとケイヒルに伝えます。
ケイヒルはウッドオールに疑念を持ちます。
事務所に戻ったルイスをジェシカが呼びます。
それを制してハーヴィーが、ルイスのクビを撤回するように懇願します
しかしジェシカは頑としてルイスのクビを譲りません。
それを聞いたハーヴィーは、自分がルイスにクビを宣告すると言います。
しかしハーヴィーがルイスの部屋に行くと、既にルイスの姿はありませんでした。
机の上には辞表が置かれていて、如何にピアソン・スペクター法律事務所とハーヴィー達を愛していたかが、その辞表には書かれていました。
スーツ(SUITS) シーズン4第9話を見た感想
今回のエピソードのみどころは、最後の場面です。
クビを言い渡される前に、ルイスは自分から辞表を置いて、ピアソン・スペクター法律事務所を去ります。
その辞表にはハーヴィー達に向けた自分の思いが書かれており、内容は感動的なものでした。
意地が悪く、汚い行為も平気で行うルイスでしたが、居なくなると思うと寂しい限りです。
如何に自分が事務所を愛していたかを語る内容には感動しました。
しかしルイスが居ないスーツ(SUITS)は成立しないと思うほど、ルイスの存在感は際立っていましたので、復活することを強く期待します。
一方で、修復不可能と思われたマイクとレイチェルでしたが、少しずつですが関係が元に戻りそうな状況です。
レイチェルの一途な思いが、マイクの心を動かしていくのが良くわかります。
マイクがレイチェルを許すのか、それとももう一波乱あるのか、今後の2人にも目が離せません。
読み終わったら